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2009年03月25日

納税額を把握することが一番大事

[つれづれなるままに]
金融日記:サラリーマンなのに消費税アップに反対するのは脳ミソが溶けているとしか言いようがないと言う件に関して

こういう意見は、もっとたくさん出てきていいと思う。そもそも誰それは裕福だからとかあそこは貧困だからとか、そんなの地域によっても違うし職種によっても大きく違う。年齢や家族構成によっても変わってくる。裕福だの貧困だのってことは、年収ベースだけで決められるような話じゃないことぐらい誰でも判っている話じゃないのか。そして、ガソリン税のような税金は貧富の差に関わらず、使うものは有無をいわさず徴収される。税金なんてそんなもんじゃないか。ガソリン税などの場合は払うのが嫌なら使わなければいいのだ。だが、そんな選択肢さえサラリーマンにはない。

生活に苦しむ人の救済は社会保障で行うべきで、税金優遇で補填するべきではないと思う。それをやるから味噌糞一緒になって訳が判らなくなるのではないか。

つか、以前も納税額を理解させない戦略というエントリに書いたけれど、日本人のサラリーマンは 納税額に疎すぎる。優秀な官僚が取りやすい所から確実に、そして気付かれないようにかすめ取る手法を確立させたのが今の納税方法だ。納税額を意識させない、その罠にサラリーマンは見事にハマっているのだ。

納税で一番大切なのは「いくら払ったかを知る」ことだと思う。払った額を把握すれば、その金がどのような使われ方をするのかが気になる。それが政治や官に対する大きな抑制力になるのではないか。しかし、残念ながら、サラリーマンのほとんどは納税額はおろか、税金を払っている意識さえ奪われてしまっている。思考を止められた働き蟻と言ってもいい。消費税アップがそんな状況を変えられるきっかけになるのであれば、消費税アップは実施すべきではないのか。



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posted by oyajiman at 2009年03月25日 22:30:00



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