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2008年11月24日

納税額を理解させない戦略

[だめだこりゃ]
前から書いてみようかなと思っていた消費税について、消費税上げ、法人減税を:勝間和代のクロストーク - 毎日jp(毎日新聞)というネタが出ていた。

年収300〜600万円くらいの普通のサラリーマンの場合、その20%程度が税金やら社会保険やらで給与天引きされる。社会保険関連に関しては会社負担もあるので、一人あたりにすれば年収の30%程度はお国などにピンはねされている勘定だ。

一方、仮りに残りの所得を全て消費した場合、その税率は5%である。その他酒税やらガソリン税やらも払う事があるだろうが、話がこじれるので受益者負担の税などはこの際考慮しない。それでも結果的に所得の25%、会社負担分も含めれば35%程度の負担率となる。

そのうち、負担している事をはっきり自覚させられるのは、たぶん「消費税」だけであろう。

もしこの年収の35%を個人で納税するようになったら、税金等に対する意識は大きく変化するに違いない。現在のサラリーマンの納税システムは、負担者にバレないようにこっそりと抜いていく素晴らしい方法なのだ。

また、出る金入る金双方に税をかけるのは非常に矛盾していると感じる。特に法人税のような「利益」、つまり操作できる金にかける税金など不可解きわまりない。俺の極論は、そんなの極力廃止して「消費税一本にしぼってしまえ」である。金が無い奴はそれなりに暮らせば税負担は自ずと減る。使いたい奴はどんどん使えばよろしい。サラリーマンの給与天引きがなくなれば、サラリーマンは消費税25%程度になったって今となんら変わらないのだ。

そういう考えだから、俺は消費税を下げるなんて大反対である。もっともっと自覚できる負担にしていく必要がある。

企業の負担もしかりで、法人税のようなものでなく、こちらも支払に対する税金的なものにするべきだ。その変わり従業員に対する会社負担などは一切取り止めてしまえばよい。そもそもフランチャイズチェーンが売上高にロイヤリティを掛ける理由は「誤魔化されないようにするため」である。ただ、世の中自体を「金を支払ったら課税」を大原則にした場合は収入に課税は矛盾してしまう。だから支出に課税に統一してしまえばよろしい。そうすれば全てに関して支出が抑えられ、消費は低迷し、世の中エコになり・・・

かなり無理が出て理論が破綻してきたのでここいらで止めておく。


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posted by oyajiman at 2008年11月24日 22:30:00



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