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2008年09月27日

長時間労働が問題視される理由

[これでいいのか]
日本は週50時間以上働く長時間労働者の割合が高いらしい。
図録▽長時間労働者比率の国際比較
上記サイトに載っていたグラフは、同じようなものが2008年9月26日付けの朝日新聞にも掲載され、記事にもなっていた。

日本は本当に長時間労働者が多いのだろうか。

俺が知っている範囲では、俺も含め、ただ会社にいる時間が長いだけという奴が多いような気がする。特に顕著なのは飲食店で、ここではお客が来なくても店を開けておかねばならないため、単に立っているだけの人間にも賃金を払っている場合が多く見受けられる。このような、「ただ会社にいるだけ」という現象は、賃金の高い役職が上の人間にさらに顕著に表れ、ホワイトカラーに至っては生産性ほぼ0の人間が高い給料をもらっているのが当り前になっている。念のため繰り返し断っておくが、全て「俺の知っている範囲」の話だ。

会社としてはある一定の生産性をクリアしないと利益がでない。こんなのは誰でも知っている。しかし、高い賃金の者が生産性が低いため、低い賃金の者が非常に高い生産性を上げなければならなくなっている。また、社会保険だの労働保険だの年金だのなんだのかんだうのだの、本来個人が処理ししかるべき作業を会社でやってやらなければならないというのも生産性を下げるひとつの要因だ。これは自治体や関係機関などが、取りっぱぐれが無いように、さらには自分達が楽できるよう企業に押しつけている作業だ。これと同じように、全てにおいて自分が楽をするため人に押しつけて行く構造が蔓延している。これが生産性があがらない大きな理由のひとつだ。簡単に言えば、生産性が低い奴(つまり働かない奴)が多すぎるのだ。一部の特殊法人なんかは最たる例なのかもしれない。

生産性があがらない二つめの理由は、買手を優先しすぎていることだろう。お客さまは神様みたいな風潮の上に、売上獲得を最優先にするため、結果としてそれに対処する時間が莫大に増えてしまっている。生産性を上げるために売上UPを狙うが、それが逆に生産性を落としていると言い替えてもいい。そもそも買手自体の購買意欲が低いときは何をしても売れないのに、365日休み無しなどで売上を獲得しようとする。更には特売などのコストを度外視した販売戦略、となりが開けているからうちも開けるといった横ならび意識、せっかく来たのに開いていないとはどういうことだとか下らんイチャモンを付けてくるごく少数の客、利益が落ちても売上が欲しい経営者・・・。そんな事などの為に結果として生産性が著しく低下し収益が悪化、それを長時間労働で補うが改善するはずもなく、結果として給与もあがらない。そんな素敵なスパイラルに入っているのに「長時間労働は悪」みたいなことをよく言えるもんだ。

企業は収益が上がらないと存続できないので、当然売上は欲しいし人件費も含めた経費は可能なかぎり抑えたい。ただ、今の状況では企業が活性化しても賃金は上がらず、企業が持ち金を増やすだけだろうな。

大体いつでも全開120%で死ぬ程働いている奴なんて一握りで、後は適当に流しながら長い時間拘束されているだけという奴がほとんどなんじゃないのか?社会全体がそういうまったりした構造なんだから、別に他の国と比べて労働時間が長いことを引け目に感じることは無いように思うけどどうなんだろうね。仮に長い時間働くことで生産性が上がり、企業が潤い、更には賃金も上がるのであればそんなに悲観する事でもないと思う。この流れのどこかが寸断されているから問題視されるのであって、もし賃金が上がっていったら文句が出るとは思えない。要は「お前だけ儲けて狡いよね」ということだろ、これは。もっと言えばサラリーマンなんかは、長時間労働と引き換えに「安定」と「気楽さ」を得ているのだからいいじゃないかとまで言ったら言い過ぎかな?




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posted by oyajiman at 2008年09月27日 22:30:00



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