EURO2008も決勝トーナメントに突入し、ますます盛り上がっている御様子。地区予選ではイギリスが敗退し、予選リーグでもフランス・チェコが敗退など予想外の結果が出てたりして面白いのですが、優勝候補の呼び声が高かったポルトガルがドイツに敗れてしまいましたね。
この結果は驚きをもって伝えられていますが、ワールドカップ以降のドイツも強いから意外ということでもないように思います。特に俺がいつでも感心するのは、そんなにずば抜けた身体能力やテクニックがあるわけでもないのに非常に得点能力が高いクローゼ。彼が脚光を浴びたのは日韓ワールドカップで、本大会で5点を入れロナウドに次ぐ得点数でした。ですがあのときは「フロックだろ」と思っていましたよ、ええ。しかし2006年のドイツ大会でも5点を入れ得点王になっています。2大会で10点はロナウドの11点に次ぐ成績であり、この得点能力の高さは認めざるを得ません。
そのクローゼをトップに周囲にも得点能力がある選手をところどころに配置したドイツは、伝統の組織力にその破壊力が加わり、なんだか知らないがいつのまにか勝っているチームへと進化しています。今年のEURO2008はオランダの爆発力が強い印象を残していますが、ドイツも相当のものです。つか、決勝トーナメントはどれも面白そう。
なんて思っていたらサッカーの神様はポルトガルの敗退だけでは物足りなかったらしく、トルコは奇跡を起こしまくり圧倒的な破壊力を誇ったオランダもヒディングマジックの前に沈黙、そしてワールドカップ覇者のイタリアもPKで負けてしまいました。
簡単に言ってしまえば、俺の準々決勝の予想は全てハズレ!!みごとにハズレ!!ぜーんぶんハズレ!!ここまで完璧にはずれるのも珍しいというか、逆に全部外すのは難しいよね・・・
それでもやっぱりこれからの試合は面白そう。決勝トーナメントの試合ぶりからみると、ロシアが面白い試合をしてくれそうで楽しみですね。ああ、だけどやっぱり眠いね。