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2008年05月16日

匿名実名再燃焼

[つれづれなるままに]
なにやら某弁護士がまたまた匿名実名で話題を作り出しているようですね。議論している人たちには非常に申し訳ないですが、斜め読みする俺にはまたもや重箱の隅を突っつきあうような議論の展開になり次第に面白味が失せていくという進みかたにしか見えません。もっとしっかり読めばいいのかも知れないけど、言葉の言い回しがくどすぎてじっくり読みたくなくなるんだよね。

しかし、その一方でさすが弁護士と思わせる一文も拝見致しました。それはダビング10 メーカーの頑固さ、なぜ?(5月10日付・読売社説)に対する「アナログ放送の方が録画は便利」ではないという印象が強まりかねない社説というエントリで、読売の社説を読んだ後に感じたもやもやを的確に正確にわかりやすく表現してくれています。このような表現を見てしまうと、なぜ匿名実名談義ではくどくてよくわからないものになってしまうのか疑問です。きっと、小倉弁護士の考えているレベルと俺の考えのレベルに相当な隔たりがあるからだと善意に解釈しておきます。

また、匿名実名談義では間違いなく名前があがるであろうネットイナゴの名付け親であるあの池田信夫氏が、コメントなどに対し一時期ドクターストップがかかるほどのストレスを感じていたと知ったことは少々驚きでした。傍目には「池田氏の反応は過敏過ぎる」と思っていたのですが、さまざまなコメントにまできちんと反応していた結果なのかもしれません。自分でもさらっと流してもらえるだろうと思っていたエントリにネガコメが付いたりして、池田氏が味わったかもしれないストレスの数%は味わえたような気はします。

さらに「世間」の空気を恐れる古い脳 - 池田信夫 blogは、この匿名実名談義の結論と言っても過言では無いように感じます。人のサイトに来て反論先も明確にせずにどうしようもないことを書いていくことは、まさに人の家の塀に立小便したり壁に落書きしたりすることと同義と言ってもいいでしょう。そんな行為は本当は恥ずべきことであり、恥の文化を持つはずの日本人は後ろめたさを感じる人も多いはずなのです。しかし、出る杭を打ち人の足を引っ張ることのほうが一般的になってしまったのは、日本人が持つ元来の悲しい性なのかもしれません。


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posted by oyajiman at 2008年05月16日 22:01:35



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