ガソリンスタンドの地面は、傾いている | エキサイトニュース
いや、これは普通常識だろと思いながらも似たような話題を一つ。
トンネルってのは同じ高さの地点をまっすぐ繋いで掘っちゃうと
中央に水が溜るようになってます。なんたって地球は丸いですからね。真直掘ると中央部が一番標高が低くなります。だから両端が同じ標高のトンネルは、トンネル中央に水が溜らないように中央を高くして傾斜をつけているんですよ、ええ。
もっと身近なところでは道路かな。道路は中央分離帯を中心に数度(確か1~2°だったと思う)傾斜がついています。微妙にハンドルを取られるので気がついている人も多いと思いますが、これも水平だと中央に水が溜ってしまうからです。
当然側溝も傾いています。つか、傾いていないと水が流れないですから、残念。銭湯だって傾いているし、プールの底に傾斜がついているのも同じような理由でしょう。
このやうに、土木建築物などは基本的には水が流れるように傾斜を付けているのが多いですね。ちなみに、道路に水が溜ってしまうもうひとつの大きな原因である轍(わだち)ですが、高速道路の場合は補修の基準があるらしく、わだちの深さが1cmを越えたら補修しなきゃダメと決まっているって聞いたことがあります。だけど収入によっては工事もままならない高速道路もあるようですよ。あんなにお金をじゃぶじゃぶ使っているように見える道路ですが、東北自動車道など交通量の少ない所はお金がないのでわだち2cm位まで補修しないとか・・・この話を聞いたのはかなり昔なんですが、本当の現場には意外にお金が回っていないのかも知れませんね。
じゃ、その金はいったいどこに消えているのか、それはお釈迦様でも気がつかないところに無くなっているんでしょうね、多分。
駅と駅の間が凹んでいるように出来ているらしいです。
出発時に加速を付けやすく、停車時に減速しやすいようにしているのだとか。