Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2008年02月09日

盛り上がり方が理解できない

[だめだこりゃ]
先日グランドプリンスホテル新高輪の話題について、さまざまな状況を想定して遊ぶのも面白いかなと思い、叩かれるのもわかるけど他の理由もあるかもよというエントリを書いて複数のブログにTBしてみました。その中でコメントなどが一番盛り上がっている感じなのが二流ホテルの証明というところ。結構アクセスが増えてるなーと思ったら、ここからイラッシャーイしてる方が多い模様です。

ただ、その盛り上がり方が俺にはいまひとつよくわかりません。今回のグランドプリンスホテル新高輪と日教組の件について、俺が知りたいのは事実(というか、事にいたった事情)です。それも出来れば思惑などをあまり含まないドキュメント番組風に見て読んで楽しく仕上っていれば最高です。ですが、二流ホテルの証明のなかだけでは事実関係が把握出来ません。事実関係を紐解く告発的なコメントも斜め読みの俺には見つけられませんでした。

自分の体験から言わせてもらえれば、新聞やTVの報道は当事者からみれば意外に事実と違うことが多いです。どちらか一方を作為的に悪か善に仕上げて作意的にコントラストを強調することが多く、そのコントラストを弱める情報は作意的に伝えられないこともよくあります。その作意的で偏った少ない情報ソースでの井戸端会議も結構楽しいのも事実です。ただ、さまざまな場面を想定しての四方山話であればまだいいかもしれませんが、一方的な思い込みや決めつけによる理論の展開には違和感を感じざるを得ません。思い込みや決めつけで丸いと思っていた物体が、実際は四角だったらどうするんでしょう。意図的に作られたかもしれないイメージとソースで、井戸端会議のレベルを越えた「我こそは正義」という決め打ち話はいかがなものなのかなと思ってしまうわけです。

つか、日教組とかプリンスホテルとか裁判所とかタイトルがついちゃってるから面白い話になって聞こえますが、所詮予約を破棄したホテルと破棄されたお客って話じゃないですか。双方の都合を想像するのは楽しいですが、あんまり難しくする話じゃないと思いますよ。面白いから群がるにも書きましたが、相手を言い負かす事だけが目的になっている人も散見されるような気がするのですけど、どうですかね?これが進むと「私刑」と言われる類のものになるんじゃないかなぁ。


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posted by oyajiman at 2008年02月09日 00:55:20



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