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2008年01月07日

高品質メディアを在庫しない電気屋

[これでいいのか]
俺が使うDVDメディアはSTART Lab|スタート・ラボの製品。あのThat'sって書いてあるやつだ。太陽誘電株式会社といったほうがわかりやすいかもしれない。

このメーカー、雑誌のエラーチェックなどではいつもぶっちぎりの高い性能を誇るメーカーで、他の追従を許さぬとんでもない製品を送り出しているといっても過言じゃないと思う。記録面に紫外線を照射しての耐久テストとかでも他のメーカーとは一線を画しているようなのだが、なぜか大手量販店では取り扱い数量が少ない。そして、他の日本製と比べると若干高い価格設定になっている。

性能がいいので、若干値段が高くてもOKなのだが、どういうわけか在庫していない量販店があるのには驚く。これほど雑誌とかのテストで評価されているにもかかわらず、なぜ置かないのかわからない。考えられる理由としては「流通量が絶対的に少ない」か、「粗利が低い」か、「他メーカーの圧力」のいずれかであると思う。

「流通量が絶対的に少ない」と「粗利が低い」は相関関係にあるだろう。製造量がそれほど多くなく、かつ、高性能メディアゆえスタジオとか放送局とかに直接流れる量が多いとすれば、一般小売への流通量は少なくて当たり前だ。もしそうだとすれば、一般小売への卸価格も高めに設定されている可能性がある。小売せずともスタジオや放送局などで安定的な消費が見込めるので、そんなに安く卸す必要はないからである。量販店で価格が若干高めに設定してあるということは、仕入れ値もそれなりに高い可能性が大きい。売価は高いが、粗利としては大特価メディアより低い可能性さえあるのである。

このメーカー以外は、光メディア以外にもさまざまな製品を手がけているので、抱き合わせで安く卸したりして無言の圧力をかけているのかもしれない。性能だけなら及びもつかないので、卸値を含めた圧力は間違いなくあると思う。

理屈はそうだけど、性能が良くても知らないメーカーのものは買わないって理由もあるんだろうね。日本人って本当に知ってる名前には弱いから。

とまぁ、ほぼ雑誌の性能テストを鵜呑みにして考察したが、雑誌のテスト自体も本当かどうかわからないという話もあるのはご愛嬌。

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posted by oyajiman at 2008年01月07日 00:26:57



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