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2007年12月07日

もっとヤバイのは沢山あるぞ

[つれづれなるままに]
なんだかケンタッキーが騒がしいようで。

切込隊長も触れているけど、世の中食品業界の話にとても敏感だよね。過剰反応といってもいいくらいな気がする。ちなみに、俺の田舎では過度に神経質な奴を神経たかりというんだぜ。

人間の胃酸ってのは以外に強力らしく、胃袋自体を溶かしてしまったりするくらい。だから多少の雑菌などは胃液が死滅させてしまうらしい。だからそんなに神経質になることはないと思うよ。

食品衛生に多少詳しい人は知っていると思うけど、家庭の台所ってのはかなり汚いらしい。いや、見た目じゃなくて衛生的にね。HACCP対応の食品工場なんか行ったら、家庭がいかにルーズかよくわかると思う。一度見てみることをお勧めするね。そんな危ない家庭料理がなぜ問題にならないかだけど、それは作った後にあまり時間を置かずに食べちゃうから。以前愛知万博でお弁当の持込が規制されたのも、家庭で調理されたものは危ないという理由だったよね。もちろん食堂を儲けさせたいってこともあるだろうけど、一番危ない家庭料理を持ち込まれたらたまらんってことなのさ。

そもそも解毒の基礎は希釈だから、食べ物でも大量に作る方が危険性が低くなる場合が多いわけよ。だいたい完全にきれいなものなんてないんだからな。いま飲んでいる水だって、多分ダムには糞尿が流れ込み水中には動物や人間の死体が必ずあるはずだし、その水を塩素殺菌して飲んでいるだけなんだよね。マンションやビルの貯水層などはもっとヤバイところもたくさんある。たとえば・・・

以前俺がいた職場のビルは築30年を超えていたんだけど、そのころのビルの貯水槽って、地下、それもコンクリートで作った溜池みたいなものでもよかったみたいなんだよね。で、そのビルも例に漏れず地下に貯水槽があったんだけど、その隣が空洞(遊水槽とか言うらしい)になっていたんだよね。で、その遊水槽に雑排水の配管が通っていたんだ。その配管からは汚水が漏れ出していて、遊水槽いっぱいにたまっていたんだけど、あるときあふれ出しちゃったんだ。そのときはその汚水をくみ上げて応急処置したらしいんだけど、配管は完全に治せなくて遊水槽には汚水がたまったままだったんだよね。

そのうち水道水がなんだか下水くさくなってね・・・調べたら遊水槽と貯水槽を隔てる壁にひびが入っていて、貯水槽に汚水が流れ込んでいたらしいんだよ。水質検査をしているビル管理会社の人間の顔色の変わり方が尋常じゃなかったから、かなりヤバイ状況だったんだと思う。実際俺も、上の階にある飲み屋で肉食って、とんでもない食あたりを起こした事があったんだよね。その店に行ったやつ全員なったから、多分あの肉だと思う。症状は黄色ブドウ球菌による食中毒と同じ。汚水にはトイレの水も流れ込んでいたから、多分間違いない。

まぁ、こんなビルもあるわけよ。メーカー製品は添加物などに注意しなきゃだめだけど、今そこにある危機ってのは本当に身近にあるもんなんだよね。


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posted by oyajiman at 2007年12月07日 01:17:10



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