最近「無断リンク」談義が再び静かなブームのようである。そんなのどうでもいいのが本音だが、「あー、そういえばこのあたりにこんな話題がでてたな」的な備忘録に書いておこうと思う。
以前
クリックしてねはうざったいというエントリの中にも書いたのだが、俺のスタンスは来るもの拒まずが基本だ。なぜなら
ブログやHPを持つということは、基本的に誰が来ても拒むことは出来ないと言うことを承諾していることであろう。また、書いてあることに対し読み手がどんな感想を持とうとそれは読み手の勝手だ。こちらの思っていることなんて、文章だけでは半分も伝えきれるものではない。それを少しでも補う手段としてコメントやTBを使えばよいのであって、スパムの様な迷惑千万以外の制限は出来るだけ行わないようにした方がいいように思う
からだ。昔は「俺ンところもアンタのサイトのリンク集に混ぜてくれよぉ」という奴は結構いたけど、今じゃこの相互リンクお願いもあまり聞かない。
来るのは勝手だし読むのも勝手。リンクも勝手にすればいい。コメントもTBもじゃまくさいスパム以外はOK。ここは一定のルールでスパムらしきものを自動で弾いているだけ。だってそれしか出来ないじゃんか。本を買った人が作者に感想を必ず送らなきゃならないなんて話は知らないし、本を買う前に作者に連絡しなきゃならないなんてことも聞いたこともない。その慣習に従っているだけだがね。
無断リンク禁止を主張する人は、検索エンジンが拾っていくことも当然制限していなければ片手落ちだろうと思う。人がやろうがクローラーがやろうがリンクを作成することには変わりない。もっと言えば個人のブックマーク登録も駄目だしキャッシュに残すのも駄目とまで言い切っていただきたいものだと思う。
無断リンク禁止ってのは、ミニスカート履いている女子に「見るなよクソオヤジ」と言われるようなもんだ。だけど、「じゃ、そんなの履くなバーカ
(ブスの癖に)。」と言っちゃ喧嘩になるのは当り前。多分
(ブスの癖に)って言葉がテレパシーで伝わるんだろう。くわばらくわばら。触らぬネ申とか基地の外の人とかATMがいい人とかに祟りなしかも知れん。