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2007年04月27日

ゲームはコンテンツでは無いということか

[これでいいのか]
知はうごく:コンテンツ力(7−3)日本の戦略|エンタメ|カルチャー|Sankei WEBの一部分
ゲームは、お金だけ持っていって、子供の時間奪ってますね。その人生にプラスアルファがない。宮崎さんとか他のアニメ見て、人生変わったという人はいると思います。心ふるえるほどの感動とか、ゲームは若干難しい。ビジネスとしてはいいかもしれないが、恨みをもたれる。かつてのエコノミックアニマルのコンテンツ番みたいにね。敬意も払ってくれない
というところが、ネットで話題になっている模様。

確かにこの部分だけを取り上げれば言いたいことは出てきます。

ちょっと変えて言うなら、フレンチのフルコースはいいけどラーメン屋はダメと言っているようにも聞こえます。映画とかアニメとか漫画だって、暇つぶし以外のなにものでもないでしょう。それに価値があるか無いかは各人が決めることであって、ジャンルで色分けするのは少々乱暴と思われます。

俺はアニメは全然好みじゃないので、アニメで盛り上がる人の気が知れません。個人的にはアニメ否定派です。逆に俺はゲームは大好きで、ゲームは日本が世界に誇るべきものではないのかと思っています。だからといって、単に好みの違いで俺の主張が絶対正しいとは言いきれる物でもありません。だから、ここまで言いきってしまうことが出来ることに感心します。もしかしてゲーム脳信者なのかなとか…

それに、昔は漫画ばっかり見ていてとか、TVばかり見ていてとか、よく言われませんでしたか?漫画もTVも悪者の時代はあったのです。何かを悪者にして全てをそこに帰結させる論法はいつの時代にもあります。それは大体、単に気にくわないことを正論に見せるための手っ取り早い手法です。要は「気にくわない」だけなことなんだと思うのですが如何でしょう。

この話とは少々視点がずれるかも知れませんが、そもそも、今の日本ブランドのもてはやされかたがいつまで続くのか、はなはだ疑問です。要は流行廃りのひとつであって、それが未来永劫続くなんてとても思えません。コンテンツ自体にしても、2007年を斬る: 著作権延長論に物申すでも触れられているとおり、広く長く人に影響を与えることのできるコンテンツの方がまれな存在で、そのほかは生まれては消えていく運命です。もしかしてJASRACの味方なのですかね。

ただ、この記事が本当に浜野保樹教授が言いたかったことをきちんと表現しているのかはわかりませんから、その点だけは注意が必要ですね。



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posted by oyajiman at 2007年04月27日 08:27:00



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