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2006年04月14日

ブログ炎上は思ったより伝わらない

[つれづれなるままに]
ブログ炎上の話題は今だにあちこちで聞かれる。最近では長島昭久 WeBLOG 『翔ぶが如く』とか、谷みどりの消費者情報とか、ヴィーナスblogとかがめらめらめらコノウラミハラサデオクベキカめらめらめらと浦見魔太郎よろしく炎上しちゃったわけだが、こういった情報は意外と伝わってこないものである。

今は話題にのぼっているキーワードを調べたり、人気のブログをランキングするサイトは数多くある。だが、そのほとんどはリンク数やキーワードを用いたサイト数でのランキングが多く、上記サイトのように、あるエントリのコメントで炎上しているところは引っかかりにくい。特に匿名コメントがほとんどの場合そのコメントはブログのエントリの一部にしかなりえないわけで、話題のキーワードとかにもひっかかってこないことが多い。数あるサイトのトラフィックから見れば一部のブログの炎上など取るに足らないものであるということもいえるが、アンテナにひっかかってこない以上炎上中に出くわすことは非常に少なく、当然ながら炎上終了後に焼けあとを眺めるくらいしか出来ない。

しかしながら、サイトの盛り上がり状態をリアルタイムで視覚的に表現した場合、流行の話題を取り上げられているサイトは少々濃い色になるであろうが、炎上ブログはそれこそ真っ赤っ赤の濃い点になるような気がする。その今こそ旬といった状態に遭遇できないのはさびしい。野次馬根性丸出しの俺は、その焼け跡を見るたびにGoogleも含めて今の情報アンテナが広く網を広げたサイトには強いが狭く深くのサイトには非常に弱く、また、局地的な瞬間最大風速の大きさは反映されないものだと再認識する。

これは炎上に限った話ではなく、短期間で盛り上がった話題が一部のサイト内だけで発生したとき、我々にはそれを知る手段がほとんどないことを意味する。今後は個人の情報発信が増えていくと予想されるが、痕跡だけを眺めることしか出来ないこの傾向はますます加速するのではないかと思う。

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posted by oyajiman at 2006年04月14日 00:22:00



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