Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2005年12月12日

またMaxtorだ

[おいらのパソコンに関わる話]
先日とある部署のPCが動かなくなりました。全く動かない状況で、電源さえ入りません。

実はこのPC、ある時期数台まとめて導入したのですが、壊れていないものは一台もないのです。ほぼ全てHDは交換となりました。ここいらへんの状況は、Maxtor恐るべし幕は死刑だに書いてあるようなとおりです。

で、今回のぶっ壊れPCですが、前にも電源が入らなくなったことがあったりしたハズレものなのです。あまりにひどいので、データ保持のためHDだけそのまま使用し、それ以外はもう使わなくなっていたPCとそっくり取り替えていました。ですから今は見た目は同じでもHD以外のハードは別物なのです。

それなのに、またまた電源が入らなくなってしまいました。

原因がわからなかった為、とりあえずHDだけでも交換しとくかと思い、別のHDを用意しデータ転送をすることしました。HD2台をケーブルをつなぎ、電源を入れると…

なんか臭い…

新品の電化製品に初めて電気を入れたときの臭いといいますか、要はビニルのようなものがこげるにおいがかすかにしたのです。

変だなーと思ったのですが、このときはHDも正常に動いていたため、もともと電源周りおかしいからなーと言う事でさほど気にとめませんでした。

HDは特に問題なく動いていたのですが、新しいドライブにデータを転送(と言うか丸々HDコピー)するために一旦電源を落としたのが運の尽き。もうこのHDは二度と立ち上がらなくなってしまったのです。

最初はモーターの焼きつきかとも思ったのですが、モーターがいかれた場合は、ヘッドのシーク音とかモーターが動こうとするとかで、電源を入れたときにHDが何らかの動きを見せるのが普通です。ですが、このHDは全くそういうそぶりを見せません。全く通電していないようなのです。

おかしいなーと思い、あちこち注意深く見てみると、驚愕の事実が。

携帯で取ったのでピンぼけ&小さくてわかりにくいのですが、赤で囲ったチップが変です。なんだか一部焼けただれたような、熱で樹脂が溶けたような感じになっているではありませんか。電源を入れて見ると、他は全く動かないのに、なぜかこのチップだけ熱を持ちます。

このチップが死亡したために、全く通電しないのでしょう。いままで何台もHDの死亡は経験していますが、使用している最中にチップが焼けたのは初めてです。極度に熱を持つCPUならいざ知らず、HDのチップがこうなるなんて…

さすがはMaxtorです。もういい経験させてもらったと感心するしかありません。

おかげでHDの中のデータは取り出せませんでした。嗚呼無情。

異常に熱を持つHDは危ないよ、ほんと。いくら性能が良くても早く死んだら意味ないですから。HD買うなら、絶対に発熱量の少ないもののほうが壊れにくいですよ。昔のうるさくて容量の少ないHDなんて、全然熱くならないからね。そのおかげかもう10年も経っても動いているもの…

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posted by oyajiman at 2005年12月12日 09:31:57



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