Linuxからアホ話まで、何でもありでござる
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2007年10月08日

torrentって何?

[Linux備忘録]
DOSゲームがしたくてVMwarePlayerをいじくり回していたけれど、Windowsからはダメっぽい感じ。そういえばVMwareってVersion1の頃からEMSメモリは使えなかったような気がする。ということはEMM386.EXEを使うような奴はだめってことなんだろうか・・・

それでもあきらめきれない俺は、DR-DOSなるものを試してみることにした。まずはqemuで空のディスクイメージを作り、DOS用のvmxファイルを作成。その後はDR DOS 7.0x/V非公式インストールマニュアルを参考にインストール用FDを5枚作ってインストール開始。インストールは難なく成功したんだが、いざ起動させてみるとこんな画面になってしまう。

拡大
これもEMSメモリに関するエラーのようだ。Win95の起動用FDでDR-DOSのautoexec.batとconfig.sysをいろいろ変更してみたがうまくいかない。なんでじゃ。ちなみに、かなりひさびさにautoexec.batとconfig.sysをいじったのだが、意外に忘れていないもんなんだね。

なんだかめんどくさくなってきたので、VMwareのVirtual Applianceに置いてやる奴があればうまくいくんじゃないかと思って探してみるとFreeDOSなるものがあるようだ。なんだかダウンロードする前にメールアドレスとかいろいろ入れなきゃならなくて鬱陶しいが、とりあえず落とすまでこぎ着けた。ダウンロードはあっというまに終了したのだが、展開しようとしてもできない。というか、ファイル名の後ろに[.torrent]なるわけのわからない拡張子がついている。なんだこれは。俺には「取れんと」いうのかなんて親父ギャクにめまいを感じながら調べると、Peer to Peerを用いたファイル転送用プロトコル及びその通信を行うソフトウェアのBitTorrentで用いる拡張子らしい。へー。それはわかったけどどうすりゃいいのさ。

とりあえず本家本元らしいBitTorrentGet BitTorrentに行ってみると、右の方に小さくLinux, Source Code, and Older Versionsって書いてある。そこで一番新しそうなBitTorrent-5.0.9-1-Python2.4.noarch.rpmをダウンロードして多分ダメだろうなと思いつつもすぐさまインストールする。
# rpm -Uvh BitTorrent-5.0.9-1-Python2.4.noarch.rpm
エラー: 依存性の欠如:
python(abi) = 2.4 は BitTorrent-5.0.9-1.noarch に必要とされています
python-crypto >= 2.0 は BitTorrent-5.0.9-1.noarch に必要とされています
python-psyco は BitTorrent-5.0.9-1.noarch に必要とされています
python-twisted >= 2.0 は BitTorrent-5.0.9-1.noarch に必要とされています
python-zopeinterface は BitTorrent-5.0.9-1.noarch に必要とされています
wxPython >= 2.6 は BitTorrent-5.0.9-1.noarch に必要とされています
やっぱりだ。pythonなんていれてないもの。必要なパッケージがあるか確認もふくめsynapticを起動させてみるが、ピッタシかんかんなパッケージはない。しかたがないのでpython関係を片っ端からインストールして再度BitTorrentのインストールに挑戦したのだが、結果は同じ。なけるね。

今日はもうおしまい。FPSと併せてこんなことしてたら俺死ぬよマジで。

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2007年10月07日

今さらながらVMwarePlayerを使う

[Linux備忘録]
マシンの性能がそこそこなので、Linux上でWindowsシリーズを再現してみたい気分になった。特に再現したいのはWindows95で、仮想マシンでWindwos95を走らせてAlone In The Darkがやりたいのだ。

ということで早速取り掛かる。

まずはVMwarePlayerの入手。VMwareには日本語のページもあるが、そっちから入るとDownloadがうまくいかない。本家のページから入ったほうが無難。DownloadsのページにいってVMware PlayerをDownloadする。名前とメールアドレスとかを入力して使用承諾書に合意すればDownload選択画面にいくので、落としたい奴を選んでDownload開始。VineLinux4.1の場合はrpm形式でそのままインストールできる。

Linux系などはDiskイメージが準備されているのも多いのでこのディスクイメージをそのまま使えるが、Windowsはそうはいかない。Windowsをインストールするには、まずは空のディスクイメージを作ってやる必要がある。これはqemuというソフトで作成できる。qemuはVineLinuxのPlusに準備されているので、まずaptでqemuをインストールする。
$ su -
パスワード(P):
# apt-get install qemu
次にディスクイメージの作成。これは下記コマンドでOK。
qemu-img create -f vmdk win98.vmdk 8G
赤文字のところ[win98,8G]でディスクイメージ名とディスクサイズを指定してやる。

その後はVMwarePlayerの起動用の設定ファイル[****.vmx]を作る。これはVMware Player tipsのようなサイトを参考にエディタなどで作ればOK。ポイントとなるのはguestOSの記述で、これはVMware側であらかじめ登録されているもののなかからしか選べないので注意。

あとはVMwarePlayerを起動させて、新規マシンにWindowsをインストールするのと全く同じ手順で進めれば、無事Windowsが立ち上がるようになる。だけどそのままだと画面解像度がVGAのままで使えたもんじゃない。これはVMware用のディスプレイドライバも入っているVMware-Toolsって奴をインストールすればOKなんだけど、そのツールだけではDownloadできない。調べるとフリーで落とせるVMwareServerの中に入っているらしいので、Download VMware Serverにいってtar.gz版(インストールするわけじゃないのでこっちが便利)をDownloadし展開する。その中にlib/isoimages/windows.isoというファイルがあるのだが、これがそのVMware-Toolsインストール用のCDイメージファイル。これをVMwareディスクイメージがあるディレクトリにコピーし、起動時にCDドライブに組込み起動してインストールする。

組込むには****.vmxファイルを以下のように変更して起動すればいい。
ide1:0.present = "true"
# ide1:0.fileName = "auto detect"
# ide1:0.deviceType = "atapi-cdrom"
ide1:0.fileName = "windows.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
Windows95、Windwos98もインストール完了し、お目当てのAlone In The Dark3をインストールしてみたんだけど動かない。なんでじゃ。WMwareはもともとEMM386を全く必要としていない(というか、あっても無視される)ってのがVersion1の頃からの仕様なんだけど、俺が持っているAlone In The Dark3ってほぼ完全なDOSゲーム。EMSでの仮想メモリがないとダメっぽいんだよなぁ。

ということで、また悪戦苦闘が始まったのであった。

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2007年10月01日

Vine Linux4.1でk9copyを使う まとめや使いかた

[Linux備忘録]
うなくいったのいかねーのとあれこれ書きなぐっただけでは、いざ新しいシステムをいれたときにまた使うドキュメントとしては全く使えない。ということで、Vine Linux4.1でk9copyを使ためのまとめをしようと思い立った。

あれこれ話は以下を参照。

Vine Linux4.1でk9copyを使う その1

Vine Linux4.1でk9copyを使う その2 KDEで試す

Vine Linux4.1でk9copyを使う その3 3度目の正直?

Vine Linux4.1でk9copyを使う その4 今度こそ

さて、VineLinux4.1にDVDコピーソフトのk9copyを入れる手順だが、テメーのくだらん話などどうでもいいんだよこのボケがとにかくどうでもいいから早く使えるようにせいという短気な御方は、k9copy■別のインストール方法でインストールするのが一番手っ取り早いと思う。試していないのはかんべんしてくれ。ちなみにrpm置場からmediafireの一覧にアクセスしてみると結構いろんなのが置いてあっていい感じ。

もう少し気の長い人や若干システムをいじっている人はk9copyのrebuildしてインストールがいいと思う。と、ここで、俺がまとめをしなくてもまとめてあることに気がついたので、もういいや。

実際にさっきk9copyを使ってみた。簡単に書くと
1、コピーしたいDVDを入れるとDVDの内容が表示されるので、コピーしたい部分(チャプターなど)にチェックをいれる。
2、上の方にあるCopyアイコンをクリックする。
3、どこに保存するのか聞かれるので場所と名前を指定する。
4、ちょっと気長に待つとisoファイルができあがるので、それを生DVDに焼く。
という手順でOK。

デジタル放送を録画した奴をいじりたかったので「k9copyでできたらラッキー」と思い入れてみたんだけど、デジタル放送を録画したDVDはダメみたい。残念だ。

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2007年09月24日

Vine Linux4.1でk9copyを使う その4 今度こそ

[Linux備忘録]
まずはkdevelopを入れてみる。
# apt-get install kdevelop
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
gdb htdig kdbg kdebindings kdesdk kdoc qt-designer subversion
以下のパッケージが新たにインストールされます:
gdb htdig kdbg kdebindings kdesdk kdevelop kdoc qt-designer subversion
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 9 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個
51.5MB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 148MB のディスク容量が追加消費されます。
続行しますか? [Y/n]y
うまくいったね。では早速k9copyのrebuildしてみよう。
$ rpmbuild --rebuild k9copy-1.1.3-0vlmp2.nosrc.rpm
・・・
/usr/bin/ld: cannot find -lart_lgpl_2
collect2: ld returned 1 exit status
make[3]: *** [k9copy] エラー 1
・・・
エラー: /var/tmp/rpm-tmp.55905 の不正な終了ステータス (%build)


RPM ビルドエラー:
/var/tmp/rpm-tmp.55905 の不正な終了ステータス (%build)
またなんかでたよ(泣)。調べて見るとfreetype関係っぽい。いけいけぇ。
# apt-get install freetype freetype-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
* freetype は既に最新バージョンがインストールされています。
以下のパッケージが新たにインストールされます:
freetype-devel
続いて再度9copyのrebuild。
・・・
ダメでした…
くっそー、何が足りないんだろう。lart_lgpl_2ってlibart_lgplぽいんだけどなぁ。あ、もしかしたらlibart_lgpl-develだったりして。いや、本当にそうかもしれん。早速やってみよう。
# apt-get install libart_lgpl-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
libart_lgpl-devel
よし、つぎはrebuildだ。
$ rpmbuild --rebuild k9copy-1.1.3-0vlmp2.nosrc.rpm
・・・
書き込み完了:
・・・
実行中(%clean): /bin/sh -e /var/tmp/rpm-tmp.80719
+ umask 022
・・・
+ cd k9copy-1.1.3
+ /bin/rm -rf /var/tmp/k9copy-1.1.3-0vlmp2-root
+ exit 0
実行中(--clean): /bin/sh -e /var/tmp/rpm-tmp.80719
+ umask 022
・・・
+ rm -rf k9copy-1.1.3
+ exit 0
おおおっ。やったぞ。終わったぞ。早速rpm -ivh K9copy-1.1.3-0vlmp2.i386.rpmでインストール。うまくいったよ。屈折3日、長かったなぁ。

起動させてみるとこんな感じ。

拡大する

よかったよかった。

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2007年09月22日

Flash+scim+Anthyの不具合解消[VineLinux3.2]

[Linux備忘録]
俺の仕事PCはVineLinux4.1へのアップグレードがうまく出来なくて今だ3.2で動いているんだけど、VineLinux4.0が使えなかった腹いせにに書いた通り、日本語入力システムはanthy+scimに変更している。

このanthy+scimは見た目も使用感もなかなかよくて気に入っていたのだが、ひとつだけ不満があった。それはニコニコ動画にコメント出来ないってこと。少し長い文字数で入力・変換して確定させると入力した文字が消えてしまうのだ。いろいろ試してみると、Flashが動いているとanthy+scimの入力が不安定になることが判明。調べて見ると、この不具合は既に解決策が出ているようだ。

Linux用Flash Player 9と日本語入力
Flash 再生時に日本語入力が挙動不審になる件
Vine Linux 4.0 + Firefox + Flash Player9 + scim + Anthyで日本語入力が怪しくなる件

ただ、いずれの場合もVineLinux4.xが対象で、3.xではない。実際3.xにはSCIM-Bridgeが用意されていない。調べてみるとscim + Anthyのヴァージョンとは連動していなくても良さそうな感じがするので、とりあえずVinePlus4.1にあるSRPMSをダウンロードしてrebuildしてみる事にする。

$ rpm --rebuild scim-bridge-0.4.10-0vl0.src.rpm
scim-bridge-0.4.10-0vl0.src.rpm をインストール中
エラー: ビルド依存性の欠如:
scim-devel >= 1.4 は scim-bridge-0.4.10-0vl0 に必要とされています
gtk2-devel >= 2.8.13 は scim-bridge-0.4.10-0vl0 に必要とされています
doxygen は scim-bridge-0.4.10-0vl0 に必要とされています
qt-devel >= 3.3.5-0vl4 は scim-bridge-0.4.10-0vl0 に必要とされています
キター。またこれかよ。なんだか最近こればっかり。まずは足りない奴をインストールすることにする。
# apt-get install scim-devel gtk2-devel doxygen qt-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
* gtk2-devel は既に最新バージョンがインストールされています。
以下の追加パッケージがインストールされます:
graphviz qt
以下のパッケージが新たにインストールされます:
doxygen graphviz qt qt-devel scim-devel
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 5 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個
24.0MB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 73.4MB のディスク容量が追加消費されます。
続行しますか? [Y/n]y
取得:1 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus qt 3.3.5-0vl1.2 [4972kB]
取得:2 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus graphviz 1.12-0vl1 [3165kB]
取得:3 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus doxygen 1.4.3-0vl1 [2157kB]
取得:4 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus qt-devel 3.3.5-0vl1.2 [12.1MB]取得:5 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus scim-devel 1.4.4-0vl0 [1622kB]24.0MB を 43s 秒で取得しました (555kB/s)
変更を適用しています...
準備中... ########################################### [100%]
1:qt ########################################### [ 20%]
2:graphviz ########################################### [ 40%]
3:doxygen ########################################### [ 60%]
4:qt-devel ########################################### [ 80%]
5:scim-devel ########################################### [100%]
完了
gtk2-devel は既に最新バージョンがインストールされています。ってのがひじょーに気にかかるが、もう一度rebuildしてみる。
$ rpm --rebuild scim-bridge-0.4.10-0vl0.src.rpm
scim-bridge-0.4.10-0vl0.src.rpm をインストール中
エラー: ビルド依存性の欠如:
gtk2-devel >= 2.8.13 は scim-bridge-0.4.10-0vl0 に必要とされています
qt-devel >= 3.3.5-0vl4 は scim-bridge-0.4.10-0vl0 に必要とされています
ああ、やっぱりヴァージョンが違うから蹴られちゃう。

めんどくせーから4.1のバイナリパッケージをそのままぶちこんでみる。
# rpm -Uvh scim-bridge-0.4.10-0vl0.i386.rpm
準備中... ########################################### [100%]
1:scim-bridge ########################################### [100%]
あれ?今あっさり行っちゃったね(by川淵)。ということで、あとはFirefoxの設定をする。/usr/bin/firefox(シェルスクリプト)の頭の方にexport GTK_IM_MODULE=scim-bridgeを入れればいい模様。

では早速Firefoxを再起動し試してみよう。他のタブでYoutubeを開きながら入力しているが、全く問題は起こらない。OKOK。うまくいったようだ。

[9/25追記]
うまくいっていたような気がしていたのは俺の勘違いで、やはり一部不具合がでた。どうやら/usr/bin/firefox(シェルスクリプト)の頭の方にexport GTK_IM_MODULE=scim-bridgeを入れる方法は3.2ではあまりよろしくない模様だ。FireFoxに的をしぼったこの方法ではなく、ime自体からscim-bridgeを使う方法がよさそう。具体的には
Flash 再生時に日本語入力が挙動不審になる件
にある
/usr/share/vine/imelib の496 〜497 行目を書き換えます。(あちらのページでは /usr/share/vine/vinelib と記されていますが、/usr/share/vine/imelib の typo と思われます)

GTK_IM_MODULE=scim
QT_IM_MODULE=scim
  ↓↓↓
GTK_IM_MODULE=scim-bridge
QT_IM_MODULE=scim-bridge
と設定してやればOKのようだ。

[9/27追記]
うまくいっているような感じがしていたのはまたまた気のせいで、上記設定でもだめだった。試行錯誤の上、現段階でうまくいっている方法は以下の通り。
1、SCIMのツールバーを右クリックして「SCIMを設定」をクリック
2、フロントエンドの全体設定で、「全てのアプリケーションで同一入力メソッドを使用」のチェックを外す。
3、OKで設定し、再度/usr/bin/firefox(シェルスクリプト)の頭の方にexport GTK_IM_MODULE=scim-bridgeと設定する。
これで今のところは問題なさそう。

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2007年09月19日

Vine Linux4.1でk9copyを使う その3 3度目の正直?

[Linux備忘録]
どうやらaRtがうんたらかんたらと出ているので、今度はartでぐぐるとmcopidl ...not found とエラーがでる。というページを発見。どうやらart-develが足りないようだ。早速これもaptでインストールする。

さぁて、rpmをrebuildするまえに、元のsourceをコンパイルしてみよう。こっちのほうがエラーがしっかり出るような気がするからね。

$ ./configure
・・・
Good - your configure finished. Start make now
よしよししめしめと喜んだのも束の間、makeしてみると今度はautoconfのヴァージョンがうんたらかんたらと文句を吐いて止まる。VineLinux4.1のautoconfは2.59で、このソースは2.61を要求している模様。死んでくれ。しかしここであきらめるのもシャクなので、VileLinuxのサイトにいって探してみる。ヴァージョンが上なので、たぶんVineSeedのSRPMあたりにあるだろうと目星をつけたら俺正解。ダウンロードしてrebuildして、できた奴を早速インストールする。

$ rpmbuild --rebuild autoconf-2.61-0vl1.src.rpm
$ su -
パスワード(P):
# rpm -Uvh autoconf-2.61-0vl1.noarch.rpm autoconf-mode-2.61-0vl1.noarch.rpm
ふう、やっと終わりが見えてきたような気がする。早速makeしてみる。
libtool: link: cannot find the library `/usr/lib/libfam.la'
make[3]: *** [k9copy] エラー 1
だ、だめだ。

泣きたい気持ちを気持ちをぐっと堪え、とりあえずrpmのrebuildも試してみよう。
$ rpmbuild --rebuild k9copy-1.1.3-0vlmp2.nosrc.rpm
・・・
libk9devices.la -lkmdi -lkdeui
libtool: link: cannot find the library `/usr/lib/libfam.la'
・・・
エラー: /var/tmp/rpm-tmp.44365 の不正な終了ステータス (%build)


RPM ビルドエラー:
/var/tmp/rpm-tmp.44365 の不正な終了ステータス (%build)
・・・当り前だよな。同じソースだもん。ここまできたらもう意地だ。libfam.laがないんだったらいれてやるまで。名前から見てもfam関係だろうと思い検索すると、やっぱりfam-develに含まれているようだ。これをいれてやって再度チャレンジ。
$ rpmbuild --rebuild k9copy-1.1.3-0vlmp2.nosrc.rpm
・・・
libk9devices.la -lkmdi -lkdeui
g++: /usr/lib/libidn.so: No such file or directory
・・・
エラー: /var/tmp/rpm-tmp.36770 の不正な終了ステータス (%build)


RPM ビルドエラー:
/var/tmp/rpm-tmp.36770 の不正な終了ステータス (%build)
なんだかもうね、どうしよう。これも調べてみると、 KDevelop でぷろぐらむぅ!なるページを発見。これによるとlibidn.soはlibidn.so.11みたい。
# ln -s /usr/lib/libidn.so.11 /usr/lib/libidn.so
とシンボリックリンクを張ればよさげ。リンクを張って再チャレンジしてみる。するってーとこんどはart_lgpl_2だかなんだかが足りんだとさ。くっそー。これたぶんlibart_lgpl_2.so.2.3.16。上記ページのとおりちゃんとやっておけばよかった。

しかし、やってみたけど見事失敗。よくよく考えてみたらこのk9copyはKDE用のソフトなので、KDE用のkdevelopって奴も必要なのかもしれない。いれてみようとしたらなんだかVineLinuxのapt死んでます。
# apt-get update
エラー http://updates.vinelinux.org 4.1/i386 release
404 Not Found
以下の取得に失敗しました: http://updates.vinelinux.org/apt/4.1/i386/base/release 404 Not Found
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
W: いくつかのリポジトリのリリースファイルが取得できませんでした。取得できなかっ たリポジトリは無視されます。
W: この問題を解決するためには 'apt-get update' を実行する必要があるかもしれませ ん。
E: いくつかのインデックスファイルのダウンロードに失敗、無視、あるいは古いものが 使用されました。
ということで、今日はおしまい。

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2007年09月18日

Vine Linux4.1でk9copyを使う その2 KDEで試す

[Linux備忘録]
KDEデスクトップに変更すればうまくいくかも知れないとおもった俺は、すぐさまチャレンジ。ぐぐるとVine LinuxでKDEを使うにはというページが見付かる。
# apt-get install task-kde
# exit
$ setwm kde
でOKなようだ。情報としてはVineLinux2.6のものだが、VineLinuxのFTPサイトを見るとtask-kdeというのは4.1でも存在しているのでたぶん大丈夫だろう。ということで早速実行。

Gnomeのデスクトップ

拡大(でかすぎ)

KDEのデスクトップ

拡大(こちらもでかい)
変更はおちゃのこさいさいであった。さて、これでどうだとk9copyをconfigureしてみたが、やっぱりダメ。泣きたい。

もう一度気をとりなおして調べてみると、いや、k9copyとかK9Copy for Vine Linuxとか、そのものずばりがあるじゃございませんか。ほんと何見てるんだかわかったもんじゃありませんね。

気合いをいれて再度挑戦。まずはvampsのソースをダウンロードしてrpm/SOURCEに保存。k9copy-1.1.3-0vlmp2.nosrc.rpmはrpm/SRPMに保存して
$ rpm --rebuild k9copy-1.1.3-0vlmp2.nosrc.rpm
k9copy-1.1.3-0vlmp2.nosrc.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
XOrg-devel は k9copy-1.1.3-0vlmp2.i386 に必要とされています
XOrg-gl-devel は k9copy-1.1.3-0vlmp2.i386 に必要とされています
libpng-devel は k9copy-1.1.3-0vlmp2.i386 に必要とされています
うっ、もしかしてうまくいかない原因はこいつらだったのかも。早速apt-getでインストールする。
# apt-get install XOrg-devel XOrg-gl-devel
# apt-get install libpng-devel
OKOK。さて、k9copy-1.1.3-0vlmp2.nosrc.rpmのrebuildに取り掛かろう。
$ rpm --rebuild k9copy-1.1.3-0vlmp2.nosrc.rpm
・・・
checking for mcopidl... not found
configure: error: The important program mcopidl was not found!
Please check whether you installed aRts correctly or use
--without-arts to compile without aRts support (this will remove functionality).
エラー: /var/tmp/rpm-tmp.19987 の不正な終了ステータス (%build)


RPM ビルドエラー:
/var/tmp/rpm-tmp.19987 の不正な終了ステータス (%build)
ぐはぁっ。血反吐吹いてぶったおれた気分。まいったなぁどうしよう。

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2007年09月17日

Vine Linux4.1でk9copyを使う その1

[Linux備忘録]
DVDのコピーツールにk9copyというのがあるらしい。面白そうなのでインストールに挑戦。

まず、k9copyの入手。k9copyのサイトにいき、左側の方にあるDownloadをクリックするとDownload先が出てくる。俺の場合はFedora Coreの1.1.1-3 for FC7 (Gustavo Vieira)を選択し、念のためsourceファイルのk9copy-1.1.3-1.src.rpmを選択した。このファイルを rpm/SRPMディレクトリに保存する。

保存後
$ cd rpm/SRPMS/
$ rpm --rebuild k9copy-1.1.3-1.src.rpm
とrebuildしようとしたら、
エラー: ビルド依存性の失敗:
hal-devel は k9copy-1.1.3-1.i386 に必要とされています
kdelibs-devel は k9copy-1.1.3-1.i386 に必要とされています
libjpeg-devel は k9copy-1.1.3-1.i386 に必要とされています
libdvdread-devel は k9copy-1.1.3-1.i386 に必要とされています
と文句を垂れられた。よってapt-getで必要なものをインストールしようとチャレンジ。VineLinuxに用意されているかわからないのでうまくいく保証はない。

まずは最初にでているhal-develをインストールしてみる。rootになって
# apt-get update <-まずデータベース更新して
# apt-get install hal-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
dbus-devel glib2-devel
以下のパッケージが新たにインストールされます:
dbus-devel glib2-devel hal-devel
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 3 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個
1751kB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 9293kB のディスク容量が追加消費されます。
続行しますか? [Y/n]
おお、まずはあった。当然Yで進む。

次はkdelibs-devel。
# apt-get install kdelibs-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
pcre-devel qt-devel
以下のパッケージが新たにインストールされます:
kdelibs-devel pcre-devel qt-devel
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 3 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個
51.4MB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 342MB のディスク容量が追加消費されます。
続行しますか? [Y/n]
ひゃほ。当然Y。

次あたりからちょっと怪しいが、libjpeg-develに挑戦。
# apt-get install libjpeg-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
libjpeg-devel
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 1 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個
176kB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 479kB のディスク容量が追加消費されます。
取得:1 http://updates.vinelinux.org 4.1/i386/main libjpeg-devel 6b-34vl4 [176kB]176kB を 0s 秒で取得しました (504kB/s)
変更を適用しています...
準備中... ########################################### [100%]
1:libjpeg-devel ########################################### [100%]
完了
あれ?心配する暇もなく終了。

次、libdvdread-develね。
# apt-get install libdvdread-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
E: パッケージ libdvdread-devel が見付かりません
かー、やっぱり来たよ。さて、どうしよう。

まずはlibdvdreadの情報をgoogleで探してみるか。探してみたらLinux ムービー・動画環境: DVD ビデオ作成というページの中にRPM resource libdvdreadというところがあったので、ここでlibdvdread-0.9.7-2.fc7 Source RPMをダウンロードする。ダウンロードしたファイルを
$ rpm --rebuild libdvdread-0.9.7-2.fc7.src.rpm
でrebuildしてrootになってインストールする。
$ su
パスワード(P):
# cd ../RPMS/i386/
# rpm -ivh libdvdread-0.9.7-2.i386.rpm libdvdread-devel-0.9.7-2.i386.rpm
順調だ。さて、本題のk9copyをrebuildしてみよう。
$ rpm --rebuild k9copy-1.1.3-1.src.rpm
・・・
エラー: /var/tmp/rpm-tmp.41013 の不正な終了ステータス (%build)


RPM ビルドエラー:
InstallSourcePackage: ヘッダ V3 DSA 署名: NOKEY, key ID 48b926c3
ユーザ gdvieira は存在しません - root を使用します
グループ gdvieira は存在しません - root を使用します
ユーザ gdvieira は存在しません - root を使用します
グループ gdvieira は存在しません - root を使用します
/var/tmp/rpm-tmp.41013 の不正な終了ステータス (%build)
な、なんたるちあ。ここまできてダメかよ!つーことで一気に頭ぶちきれたのでソースからインストールしてやることに決定。

まずはversion 1.1.3のsourceを入手。そしておもむろにおまじない開始。
$ tar xzvf k9copy-1.1.3.tar.gz
$ cd k9copy-1.1.3
$ ./configure
・・・
checking for X... configure: error: Can't find X includes. Please check your installation and add the correct paths!
げっ、エラーだ。rpmのrebuildでも同じようなエラーだったから、KDE用の何かが足りないのかもしれん。ということで、今日はここでおしまい。

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2007年07月06日

サーバ証明書の期限切れを直す

[Linux備忘録]
ひさびさのLinuxノウハウネタ。

友人宅サーバではSSLでアクセス出来るようにもしているんだけど、最近になって期限切れのダイアログが出るようになっていた。この証明書、VineLinuxをインストールしたとき勝手に出来ている奴で、証明書のサンプルみたいなもんだ。こんなの別にどうでもいいやと思っていたのだが、この表示を毎回見るのも気分が悪いのも確か。

ということで、SSLの証明書作成にチャレンジしてみた。といっても、Apache を SSL 対応にSSLの証明書を作成するをその通りにやってみただけなんだけども。使っていたから期限切れになったということで、SSLが使えるかどうかの判定などは割愛ね。

1、認証局 (CA)の作成
VineLinuxの場合、CAはCA.shではなくてCAと言う名前で入っている模様。場所は/usr/share/ssl/misc/CAだ。
取り合えず作業用のディレクトリを作ってそこにこのCAをコピーする。
[Vine]# mkdir /usr/local/ssl
[Vine]# cd /usr/local/ssl
[Vine]# cp /usr/share/ssl/misc/CA ./
準備が出来たら、このCAスクリプトを実行する。
[Vine]# ./CA -newca
CA certificate filename (or enter to create) そのままenterでOK

Making CA certificate ...
Generating a 1024 bit RSA private key
..................++++++
...............++++++
writing new private key to './demoCA/private/./cakey.pem'
Enter PEM pass phrase: 秘密鍵パスフレーズを入力
Verifying - Enter PEM pass phrase: 秘密鍵パスフレーズを再入力
-----
You are about to be asked to enter information that will be incorporated
into your certificate request.
What you are about to enter is what is called a Distinguished Name or a DN.
There are quite a few fields but you can leave some blank
For some fields there will be a default value,
If you enter '.', the field will be left blank.
-----
Country Name (2 letter code) [AU]:JP 日本ならJPだな
State or Province Name (full name) [Some-State]:Miyagi 都道府県
Locality Name (eg, city) []:Sendai 市区町村(任意?)
Organization Name (eg, company) [Internet Widgits Pty Ltd]:oyajiman 組織名
Organizational Unit Name (eg, section) []: 部署名(任意?)
Common Name (eg, YOUR name) []:oyajiman.net サーバのホスト名(FQDN)
Email Address []: 連絡先E-Mailアドレス
これで/usr/local/ssl/demoCA/以下に認証局の証明書と認証局の秘密鍵などが出来ている。

2、公開鍵の作成
[Vine]# /usr/bin/openssl genrsa -rand 何か適当なファイル -des3 -out serverkey.pem 1024
と入力すると公開鍵の作成が始まる。何か適当なファイルは乱数生成の鍵なのである程度のサイズがあれば何でもいいみたい。
9969 semi-random bytes loaded
Generating RSA private key, 1024 bit long modulus
......++++++
....................................................++++++
e is 65537 (0x10001)
Enter pass phrase for serverkey.pem: 公開鍵のパスフレーズを入力
Verifying - Enter pass phrase for serverkey.pem: 公開鍵のパスフレーズを再入力
これで公開鍵が出来た。ただ、このまま使うとApacheの起動のたびに公開鍵パスフレーズを問い合わせられて面倒らしい。よって利便性を重視しパスフレーズを解除しておく。
[Vine]# /usr/bin/openssl rsa -in serverkey.pem -out serverkey.pem
Enter pass phrase for serverkey.pem: 公開鍵のパスフレーズを入力
writing RSA key

3、認証局への申請書 (CSR)の作成
[Vine]# /usr/bin/openssl req -new -days 1000 -key serverkey.pem -out csr.pem
You are about to be asked to enter information that will be incorporated
into your certificate request.
What you are about to enter is what is called a Distinguished Name or a DN.
There are quite a few fields but you can leave some blank
For some fields there will be a default value,
If you enter '.', the field will be left blank.
-----
Country Name (2 letter code) [AU]:JP 日本ならJPだな
State or Province Name (full name) [Some-State]:Miyagi 都道府県
Locality Name (eg, city) []:Sendai 市区町村(任意?)
Organization Name (eg, company) [Internet Widgits Pty Ltd]:oyajiman 組織名
Organizational Unit Name (eg, section) []: 部署名(任意?)
Common Name (eg, YOUR name) []:oyajiman.net サーバのホスト名(FQDN)
Email Address []: 連絡先E-Mailアドレス

Please enter the following 'extra' attributes
to be sent with your certificate request
A challenge password []: 不要
An optional company name []: 不要
上記の入力は秘密鍵と同じにしないとマズイらしい。

4、証明書の作成
[Vine]# /usr/bin/openssl ca -in csr.pem -keyfile demoCA/private/cakey.pem -cert demoCA/cacert.pem -out cert.pm
Using configuration from /usr/share/ssl/openssl.cnf
32698:error:0E06D06C:configuration file routines:NCONF_get_string:no value:conf_lib.c:329:group=CA_default name=unique_subject
Enter pass phrase for demoCA/private/cakey.pem:秘密鍵パスフレーズを入力
Check that the request matches the signature
Signature ok
Certificate Details:
Serial Number: 1 (0x1)
Validity
Not Before: Jul 5 11:53:24 2007 GMT
Not After : Jul 4 11:53:24 2008 GMT
Subject:
countryName = JP
stateOrProvinceName = Miyagi
organizationName = oyajiman
commonName = oyajiman.net
emailAddress = 連絡先E-Mailアドレス
X509v3 extensions:
X509v3 Basic Constraints:
CA:FALSE
Netscape Comment:
OpenSSL Generated Certificate
X509v3 Subject Key Identifier:
56:D4:3E:58:E7:5B:59:48:50:16:86:EE:3A:D9:33:8C:63:E8:FA:B4
X509v3 Authority Key Identifier:
keyid:4D:86:CF:76:EC:72:55:56:2E:FD:59:29:4D:46:5E:62:C3:18:64:F3
DirName:/C=JP/ST=Miyagi/L=Sendai/O=oyajiman/CN=oyajiman.net/emailAddress=連絡先E-Mailアドレス
serial:00

Certificate is to be certified until Jul 4 11:53:24 2008 GMT (365 days)
Sign the certificate? [y/n]:y


1 out of 1 certificate requests certified, commit? [y/n]y
Write out database with 1 new entries
Data Base Updated

5、Apacheの設定
作成した証明書などをApacheで使うためには2つの方法がある。ひとつ目はApacheの設定ファイルを書き換える方法、もうひとつは現在ある証明書・公開鍵を作成したものに置き換えてしまう方法だ。後者の方がトラブルが出にくそうなので、この方法で試してみる。
証明書のコピー
[Vine]# cp /etc/httpd/conf/ssl.crt/server.crt /etc/httpd/conf/ssl.crt/server.crt.bak バックアップして
[Vine]# cp /usr/local/ssl/cert.pm /etc/httpd/conf/ssl.crt/server.crt 上書き

公開鍵のコピー
[Vine]# cp /etc/httpd/conf/ssl.key/server.key /etc/httpd/conf/ssl.key/server.key.bak バックアップして
[Vine]# cp /usr/local/ssl/serverkey.pem /etc/httpd/conf/ssl.key/server.key 上書き

最後にApacheを再起動しておしまい。

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2007年02月22日

Vine Linux 4.1リリース

[Linux備忘録]
VineLinux4.0が出たばっかりのような気がしていましたが、4.0リリースから3ヶ月経っているんですね。で、Vine Linux Home PageでVineLinux4.1がリリースされています。

リリースノート


セキュリティフィックスおよびバグフィックスを施したマイナーアップデートバージョンのようです。これを入れたらVMware動くかも。ちょっと期待してます。

今、会社のPCはVineLinux3.2なんですが、Anthy+scimの動きがちょっとおかしかったり、FlashPlayer9とxmmsの相性がいまいちだったり、Gnomeのファイルマネージャ(nautilusだったかな?)が大量のファイルをコピーや移動させようとすると落ちたりしちゃうんで、出来るなら4.xに移行したいんですよねぇ。4.0ではファイルマネージャの不具合がなかったので他も改善されているだろうと期待してるんだよね。

時間を見つけてやってみますか。

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2007年02月12日

VineLinux4.0が使えなかった腹いせに

[Linux備忘録]
先日会社のPCにVineLinux4.0を入れてみたけど肝心のVMWareが動かず、VineLinx3.2に戻して我慢しようとしましたが、やはり一度触ったシステムには未練が残ります。よって3.2でも4.0に近いスタイルにまで3.2を持って行くことにしました。

4.0と3.2で見た目上大きく違うのは、なんといってもVLゴシックフォントファミリを標準フォントとして採用したことだと思います。なんつったってこんなに違う。
3.2標準sazanamiフォント
sazanami
4.0標準VLフォント
VLfont
やはり見ためだけもきれいなのがいいです。VineSeed にはこれを含んだ rpm パッケージが含まれているということで、VineSeedにあるTrueType-sazanami-2.2-0vl1.noarch.rpmを取って来てインストール。これでVLフォントが使えるようになりました。

次は日本語入力システムです。Cannaは変換効率は悪いし見た目もあまりよろしくないので、これもSCIM + Anthyに変更することに決定。ただ、やりかたが少しわからなかったので、anthy+scimで日本語入力 (Vinelinux)を参考に(ってほぼそのまま)インストール。こちらもめでたく変更できました。よかったよかった。

で、一段落したかなーと思っていると、なんだか音がでないことに気がつきました。そういえばこのPC、以前も2.6のときは音が出たんだけど、3.1をクリーンインストールしたら音が出なくなったことを思い出しました。かといって2.6からインストールなんてアホくさいので、ここはサウンドシステムをalsaに変更することに決定。通常であればaptかsynapticあたりでalsaをインストール出来るはずなんですが、3.2はどういうわけかaptではインストールできません。ということで
alsa-driver-1.0.5a-0vl2.src.rpm
alsa-lib-1.0.5-0vl1.src.rpm
alsa-utils-1.0.5-0vl1.src.rpm
alsaconf-0.4.3b-0vl6.src.rpm

のSRPMファイルを持ってきてリビルドすることに決定。リビルドの順番は、alsa-driver-1.0.5a-0vl2.src.rpm->インストール、alsa-lib-1.0.5-0vl1.src.rpm->インストール、alsa-utils-1.0.5-0vl1.src.rpm->インストール、alsaconf-0.4.3b-0vl6.src.rpmだったかな。途中でなんだか足りないってでるので、こちらはaptでインストールして無事終了。後はalsaconfとやればOK。

そのあと/etc/modules.confのいままでのサウンドモジュールのオプションをコメントアウトか削除しておしまい。再起動すると、おお、ちゃんと音が出た。

あと、もうひとつ問題があって、フレームバッファが使えなくなっちゃったんだな。このPCはi810fbでフレームバッファが動くはずなんだけど、なんだか動かない。前はちゃんと動いたのに3.2をクリーンインストールしたら動かないとはこれいかに。ま、Xに入るまでの話なんでそんなにこだわることもないんだけど、以前できていま駄目ってのは気分悪いし…。ということで、kernel-sourceとmkkpkgを入れて、i810fbを組み込んだカーネルに再構築してみました。カーネルの再構築なんてひさびさ。なつかしいな。終わるまで2時間以上かかっちゃいました。

これは入れてみて駄間だったでは済まされないヤバさがあるので、いまだインストールしてませんけどね。


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2006年09月17日

SSH不正ログインアタックを蹴散らせ

[Linux備忘録]
以前も不正アクセスのブロック対策をしていたのだけれど、あそこまでやっても大して意味もなさそうなので、今度は非常に簡単にピンポンダッシュやポートスキャンをしてくるところを遮断してしまう方法に切替えました。

手のうちを明かせば仕掛けは非常に簡単です。ピンポンダッシュはそのままsecureログに残ります。ポートスキャンはsnortを動かしていればこれもsecureログに残ります。ということでアクセスログを定期的にチェックして、ピンポンダッシュやポートスキャンしてくるアドレスをアクセス拒否しちゃうだけです。

#!/bin/sh
#secureログの場所
sshlog=/var/log/secure
#弾かれたくないIPアドレスがあったら記入
myip=aaa.bbb.ccc.ddd
while true
do
#sshの設定によってはInvalid/{print $10}の所が変わります
badip=`gawk '/Invalid/{print $10}' $sshlog | tail -1`
portscanip=`gawk '/PORTSCAN/{print $10}' $sshlog | tail -1`

/sbin/iptables -F

if [ $badip ];then
badipcount=`tail -n 50 $sshlog|gawk '/Invalid/{print $10}'-f|grep $badip|wc -l`
fi

if [ $portscanip != $myip ];then
/sbin/iptables -I INPUT 1 -s $portscanip -p all -j DROP
fi

#ピンポンダッシュの回数の上限 取り合えず5回にしてます
if [ $badipcount -gt 4 ]; then
/sbin/iptables -I INPUT 1 -s $badip -p all -j DROP
fi

#待機時間(秒) ここでは5分間にしてます。
sleep 300
done

これをバックグラウンドで走らせていれば、取り合えず直近のピンポンダッシュやポートスキャンはアクセス出来なくなります。解除は他のピンポンダッシュが来たりログがロテートされたときに行われます。

別にループさせないでクローンで動かしてもいいんですが、少しでも動作を早くしようかなということで無限ループで処理させてます。こんな簡単なスクリプトでもかなりの効果があります。

このスクリプトだと、数ヶ所から一気に悪戯されたら結構な時間悪戯されまくるなどの課題もありますが、そこまで気にする人は適当に自分で作れるよね。

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2006年08月19日

バカチョンサーバ入れ換え方法

[Linux備忘録]
このたびめでたく?サーバを新しいマシンに移し替える事が出来たわけですが、そのバカチョン方法を書いておきましょう。あくまで俺の覚書でサーバOSはVineLinux3.2+Nucleus限定情報なので、それ以外の方は参考程度によろしく。

1、新しいサーバの設定を旧サーバと同じにしておく
起動させるサービス、設定などは同じにしておきます。sshで新サーバから旧サーバにログインしてterminalを新サーバ旧サーバの2つ開き、比べながらやるのも手かも。必須設定としてはhttpd、php、MySQL(特にアカウント)があります。

2、旧サーバからコピーするデータをtarでアーカイブする
これはエディタなどで予めアーカイブ作成用のスクリプトを書いておくといいね。俺の場合、WebサーバのコンテンツとMySQLのブログ用データベースをコピーしておけば取り合えずOKなので、こんな感じで作っておきました。
#!/bin/sh
tar czvf /root/test.gz /home/httpd/html /var/lib/mysql

そして、このスクリプトを実行してアーカイブを作成します。

3、作成したアーカイブを新サーバにコピーし展開する
scpで旧サーバに作成したアーカイブを新サーバに転送します。転送した後、アーカイブをルートディレクトリに移動させ展開します。おおっと、その前にhttpdやMySQLなどのサービスは止めておきましょうね。

4、ルータの設定を変更し、新サーバを公開


こんなところです。1の設定さえ間違っていなければ、ものの数分で移管できますよ。


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2006年05月24日

サーバの移管覚書 その3

[Linux備忘録]
5,Nucleusの設定を移す
サイトのフォルダをまるまま旧サーバから新サーバへ移し変えてもいいのだけれど、ゴミのようなものとかも一緒に移行されるのは美しくない。それに変な設定とかでおかしくなっている部分もあるかもしれないので、次のような手順を踏んで移管してみることにする。
1、Nucleus本体を新サーバにインストール。
2、使っているプラグインを新サーバに組み込む。
3、旧サーバから自分で作ったスキン・テンプレートを書き出す。
4、旧サーバからNucleus用のデータベースを書き出す。
5、新サーバにバックアップしたスキンを読み込ませる。
6、新サーバにバックアップしたデータベースを読み込ませる。

この手順で無駄なものは省かれてすっきりした形になると思うのだ。

とりあえずはこの手順でチャレンジしてみよう。

プラグイン等のバージョン違いなどによりDBとの整合性が図れなくなることが想定されるため、旧サーバと新サーバのプラグインのバージョンをそろえておかないとやばそう。

それから、当然ながらサイト名などのNucleus上の設定を旧サーバのものと同じにしておかないとDBからデータを読み込めないことになるので、これも注意だな。

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2006年05月22日

サーバの移管覚書 その2

[Linux備忘録]
3、アップデートと必要なソフトをインストールする。
Vine Linuxのインストール終了後、忘れずにアップデートしておく。
[vine]$ su -
psssword: *******
[vine]# apt-get update
[vine]# apt-get upgrade

その他必要なサービスとしてはPHPとMySQLがあるので、aptで追加インストール。
[vine]# apt-get install php php-mysql php-apache
[vine]# apt-get install MySQL-server MySQL-client MySQL-shared


4、Apache,PHPの設定
の前に、旧サーバでssh-keygenを使ってsshログイン用の公開キーを作り旧サーバにぶちこむ。旧サーバの設定を変えて簡単にログインできるようにしてもいいのだけれど、とりあえず外部につながっているサーバだから安全にいくこととしたわけ。
PHPやApacheの設定はサーバ構築時と運用開始後はよくいじるのだが、安定運用状態になってからはあまりいじることはない。つまりどう設定したかなんて覚えていないのだよ、普通。と言うことでコンソールを二つ開き、左は新サーバ、右には旧サーバとなるようにして旧サーバの設定を見ながら新サーバを設定する。

ここまでは順調だな。

問題は、いつブログのデータベースを新サーバに移すのか、なんだよ。

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