Linuxからアホ話まで、何でもありでござる
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2009年02月05日

メディアサーバに挑戦 ベースOSなど

[Linux備忘録]
余ったパーツでメディアサーバを作ろうと思い立ったまではよかったが、そもそもなんだかメディアサーバの機能自体がよくわかっていない俺。さささっと調べるとVLCとかが引っかかったけれど、使ってみると単なるメディアプレイヤーみたいな感じだ。ついでに実験しようとしたVMware ESXiはインストール段階で思いっきり蹴飛ばされた。仕方がないので、仮想化はVMware Serverを使うことに急遽方針変更する。

なぜ仮想化なのかというと、CPRMをもにょもにょしたり市販DVDをほげほげしたりする場合、Windowsの方がやりやすい場合が多いからだ。それを別マシンでやっても構わないのだが、そうするともう1台PCを作るかゲームを我慢するしかない。それも馬鹿らしいし、サーバ機能だけでCPUパワーを使いきるほどの負荷がかかるとは到底思えない。であれば仮想化で対応するのが手っ取り早い。使い慣れたVineLinux4.2にVMware Serverはそのままでは入らなかった記憶がある。原因はよくわからないがVMware Playerの2.5もVineではダメなので、まぁ、こんなところでつまづいていても時間のムダというもの。よってLinux系では多分一番お気楽極楽なubuntuでサーバを立ち上げることにした。

ubuntuのサイトに行って最新版をDownloadする。サーバ版にしようかとも思ったが、純粋にサーバとして使う訳でもないのでデスクトップ版にしておく。

実はここで64Bit版にしようか思い切り迷った。映像処理などの作業も入ってきた場合、4GBのメモリでは少々心許ない。64Bit版を導入しておけばその心配はかなりの部分解消される。しかし、利便性では今だ32Bit版の方が高いのではないかと思うのだ。ubuntuは本当にさまざまなソフトを手軽に使える。何から何まですぐ揃ってしまう。その環境が64Bit版でもあるのかどうかが心配だったのだ。迷いに迷ったが、取り敢えずは実験ということで32Bit版を導入した。

続く

[関連エントリ]
メディアサーバに挑戦 きっかけ
メディアサーバに挑戦 急遽方針変更
メディアサーバに挑戦 Tversityもいいらしい
メディアサーバに挑戦 MediaTombはこんな感じ

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2009年01月20日

メディアサーバに挑戦 きっかけ

[Linux備忘録]
HDレコーダの録画を整理していたら、いつの間にかDVDを300枚も焼いていた俺。このことは録画したら見終った気分になるという罠というエントリにも書いている。このことは「まんどくせー」と思いつつ、仕方が無いものだと思考が停止していたのだが、そのエントリについたayuさんのコメントで「もしかして、俺って無駄な労力使っているのかも・・・」と思い始めた。
なくすし、探せなくなるし、なにより二度と見ないですよね。非常によくわかります。

なので、僕はPCで録画してHDDに保存してます。メディアに焼くのはもうやめました。PCだとHDDの増設も楽だし安価ですよね。

もっと言うとPCに保存した動画達はDLNAサーバ経由でPS3で再生が最強です。

というわけで、ファイルを消すこともなく、どんどん増設です(笑

増設しても嫁にバレませんし!
うをー、そうだよそうだよ。なんで不便なHDレコーダ+DVDで管理しなきゃならんのだ。これがもしPC+HDDで管理ならすごくいい感じじゃないか。DVD-RとHDDの1GBあたりの単価は10円程度でさほど差が無い。しかしDVD-Rには1枚4.7GBというどうしようもない上限があり、そしてDVD-R DLは信じられないくらい高い。HDDなら無くならない、タイトルが管理しやすい、メディア単価もいい感じ・・・いい事尽くめじゃないか。

ということで、余っているパーツでメディアサーバを作ることに決定。スペックはこんな感じ。
CPU AMD Athlon64x2 5600+
チップセット AMD770
メモリ 4GB
HDD 160GB+320GB+500GB
ビデオカード GeForce7900GS
サーバソフトはなにが良いのかわからんけどVLCというのがあるらしい。マルチプラットフォームだし、オープンソースだし比較的メジャーっぽいので今のところの候補1番だ。

ただ、残念なことにこのVLC、俺の使い慣れたVineLinuxでは導入が少々めんどくさそうである。さらにCPRMでプロテクトされた奴もどうせだからサーバの中にぶち込みたいのだけれど、多分そのままじゃ見れない。だからいったんCPRMを解除しないと・・・ここいらはWindows用のソフトで出来そうなんだけれど、これをいちいち別マシンでやるのもなんだかアホくさい。CPUパワーもそこそこあるので、実験的にVMWare ESXiを使って仮想マシンを立ち上げて・・・なんて面白そうと思い立った。

仮想マシンのひとつはVLCが導入しやすいと思われるubuntu、もうひとつはWindowsを立ち上げて一粒で二度おいしいマシンなんかどんなもんでっしゃろ。

まずは構想(妄想)だけだけれど、VMWare ESXiは使ったことが無いのでちょっと楽しみだね。早速VMware ESXiのページに行って登録してダウンロードしてきた。これをCDに焼いてインストールしてみよう。

続く

[関連エントリ]

メディアサーバに挑戦 ベースOSなど
メディアサーバに挑戦 急遽方針変更
メディアサーバに挑戦 Tversityもいいらしい
メディアサーバに挑戦 MediaTombはこんな感じ

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2008年11月13日

MySQLの設定をちょっとだけ見直す

[Linux備忘録]
この3代目サーバも稼働後既に2年が経過し、これから死亡の確率が日に日に高くなっていくだろう。ああ、ほんとサーバって可哀想だね。24時間365日動いていて当り前、止まれば文句を言われるのに金はかけてもらえない。俺のメインゲームマシンのように意味もなく新しいパーツを注ぎ込まれるマシンもあるのに・・・

とサーバの侘寂を感じつつ、もうちょっとだけサーバのレスポンスを上げられないかなと思い、このCMS(Nucleus)のキモであるMySQLのチューニングにチャレンジしてみた。参考にしたのはmysqlを高速化したいときのチューニング方法

このサーバの場合、しばらくなんにも設定せずに素のままMySQLを動かしていた。それじゃ芸がないのでちょっとだけいじってMySQL起動時にパラメタを渡してクエリキャッシュだけは有効になるようにしてある。これだけでもなんとなく速くなったんだけど、サーバのアクセスはどういうわけか集中するときには集中するので、負荷が高いときにより効果的なレスポンスが得られるようイジってみた。

まずはサンプル設定ファイルをコピーする。サンプル設定ファイルは、Vineの場合は/usr/share/mysql/ディレクトリに入っていて、搭載メモリの量別に4種類が用意されている。コメントによると
my-small.cnf -- 64MB以下
my-medium.cnf -- 128MB程度
my-large.cnf -- 512MB程度
my-huge.cnf -- 1〜2GB
ってのが目安のようだ。このサーバは古いマシンだけど一応512MB積んでいるのでmy-large.cnfを使うことにする。

このサンプルを/etcディレクトリにmy.cnfとしてコピーする。
# cp /usr/share/mysql/my-large.cnf /etc/my.cnf
あとはこのmy.cnfを修正してやる。本当はボトルネックを調べて修正するのが正解なんだろうが、取り敢えず該当しそうなところを修正してみる。修正箇所は以下のとおり。
table_cache = 256 -> 1024
thread_cache = 8 -> 32
query_cache_size= 16M -> 32M
innodb_buffer_pool_size = 256M -> 384M
innodb_flush_log_at_trx_commit = 1 -> 2
この設定でクエリが遅くなるリクエストが発生したらLogを取るよう、この設定ファイルの最後に
long_query_time=3
log-slow-queries=/var/log/slow.log
を追加して設定ファイルの修正は終了。あとはMySQLを再起動しておしまい。
# /etc/rc.d/init.d/mysql restart
innodb_log_file_size = 64M を 128Mに変更したらエラーでMySQLが起動しかなかったのは不思議。

効果があるのかは今後の様子を見ないと断定は出来ないけれど、一時期にアクセスが集中したときの処理スピードは上がったように感じる。気のせいかも知れないけれどね。まぁ、設定方法を少し覚えたってことだけでも良しとしよう。

といいつつ、普段いじらないサーバをいじり始める時期はどういうわけか死期が近いときと重なる場合が多いので、今回もそろそろヤバいのかも知れん。代替の準備をしておかないとなぁ。次のサーバはAtomかな?

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2008年09月24日

VineLinuxでFirefox3

[Linux備忘録]
以前導入しようとして大失敗したFirefox3(失敗1失敗2)だが、ついにVinePlusで正式にリリースされた模様。確かにVineLinuxのホームページに出ているね。


前回導入の最初の方で引っかかったgtk2関係も追加されている。つか、もともとこのライブラリが無いからFirefox3が動かなかったわけで、gtk2関係を入れてしまえばmozillaプロジェクトからリリースされているForefox3がそのまま動くだろう。試していないけど。

ということで早速導入してみた。いつものごとくrootになってaptで導入する。
# apt-get install firefox3
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
gtk210-gtk2 gtk210-gtk2-engines gtk210-librsvg2
以下のパッケージが新たにインストールされます:
firefox3 gtk210-gtk2 gtk210-gtk2-engines gtk210-librsvg2
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 4 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個
19.7MB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 55.1MB のディスク容量が追加消費されます。
続行しますか? [Y/n]y
取得:1 http://updates.vinelinux.org 4.2/i386/plus gtk210-gtk2 2.10.14-1vl4 [7097kB]
取得:2 http://updates.vinelinux.org 4.2/i386/plus gtk210-gtk2-engines 2.8.2-1vl4 [350kB]
取得:3 http://updates.vinelinux.org 4.2/i386/plus gtk210-librsvg2 2.14.4-1vl4 [152kB]
取得:4 http://updates.vinelinux.org 4.2/i386/plus firefox3 3.0.1-1vl4 [12.1MB]
19.7MB を 40s 秒で取得しました (489kB/s)
変更を適用しています...
準備中... ########################################### [100%]
1:gtk210-gtk2 ########################################### [ 25%]
2:gtk210-gtk2-engines ########################################### [ 50%]
3:gtk210-librsvg2 ########################################### [ 75%]
4:firefox3 ########################################### [100%]
完了

正式対応版なんで、当然あっさり終了。コマンドラインからfirefox3とやるとFirefox3が立ち上がる。最初なんで、アドオンの確認やらなにやらが入ってくる。まずは使用承諾。


その次はデフォルトのブラウザにするか否か。



設定などは以前のヴァージョンから自動的に引き継いでくれるので、通常では気にすることは無いだろう。インストールはこれで終わりだが、ランチャとかいちいち直すのもめんどくさいので、firefox起動コマンドをfirefox3にリンクしちゃうという荒技で対処する。
# cd /usr/bin/
->firefox起動コマンドのあるディレクトリに移動
# mv firefox firefox2
->Firefox2の起動コマンドfirefoxをfirefox2に変更
# ln -s firefox3 firefox
->いままでのfirefox起動コマンドをfirefox3起動コマンドにリンク
これだとFirefox2がアップデートされるたび再度リンクを張り直す事になるけれど、その他様々な設定をいじるより簡単だろう。

これでついにVineでもFirefox3が使えるようになった。めでたしめでたし。

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2008年07月15日

VineでFireFox3に挑戦 その2

[Linux備忘録]
始めに断っておきますが、導入は失敗です。orz

判明した不足パッケージはこんな感じ。
expat-devel は fontconfig-2.6.0-1vl4.i386 に必要とされています
fontconfig-devel は libXft-2.1.13-1vl4.i386 に必要とされています
freetype2-devel >= 2.3 は libXft-2.1.13-1vl4.i386 に必要とされています
libXau-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
libxcb-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
libXdmcp-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
libX11-devel は freetype2-2.3.7-1vl4.i386 に必要とされています
libXrender-devel は libXft-2.1.13-1vl4.i386 に必要とされています
xorg-x11-proto-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
xorg-x11-xtrans-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
ということで、expat-2.0.1-0vl2.src.rpm、libXau-1.0.3-1vl5.src.rpm、libXdmcp-1.0.2-1vl5.src.rpm、libxcb-1.1-1vl5.src.rpm、xorg-x11-proto-devel-7.3-2vl5.src.rpm、xorg-x11-xtrans-devel-1.2.1-1vl5.src.rpmを取ってきてrrebuildする。するってーとlibホゲホゲあたりは全滅で、xorgほげをインストールするにはxorg-x11-filesystemが必要とかぬかしやがる。

ここまでくれば根競べだとばかりにxorg-x11-filesystem-7.3-1vl5.src.rpmを取ってきてrebuildしてインストールする。するとxorg-x11-protoとxorg-x11-xtransのrebuildは無事終了した。よしよし。

しかし、これは思いっきり罠で、できあがったパッケージをインストールしようとすると依存の嵐だ。
# rpm -Uvh xorg-x11-xtrans-devel-1.2.1-1vl4.i386.rpm libexpat-2.0.1-0vl2.i386.rpm
エラー: 依存性の欠如:
xorg-x11-filesystem は xorg-x11-xtrans-devel-1.2.1-1vl4.i386 に必要とさ れています
libexpat.so.0 は (インストール済み)neon-0.25.5-0vl2.i386 に必要とされて います
libexpat.so.0 は (インストール済み)rpm-4.4.2-0vl16.1.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)hal-0.5.7.1-0vl3.i386 に必要とされて います
libexpat.so.0 は (インストール済み)lftp-3.5.6-0vl3.1.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)apr-util-1.2.7-0vl2.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)perl-XML-Parser-2.34-0vl4.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)avahi-0.6.13-0vl1.3.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)libmusicbrainz-2.1.4-0vl1.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)rpm-build-4.4.2-0vl16.1.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)dbus-glib-0.62-1.3vl4.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)dbus-0.62-1.3vl4.i386 に必要とされて います
libexpat.so.0 は (インストール済み)python-2.4.4-1.4vl4.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)apache2-2.2.3-0vl3.5.i386 に必要とさ れています
libexpat.so.0 は (インストール済み)openoffice.org-2.0.4-0vl0.3.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)XOrg-6.9.0-38.2vl4.i386 に必要とされ ています
libexpat.so.0 は (インストール済み)XOrg-libs-6.9.0-38.2vl4.i386 に必要とされています
libexpat.so.0 は (インストール済み)XOrg-tools-6.9.0-38.2vl4.i386 に必要 とされています
libexpat = 1.95.8-0vl5 は (インストール済み)expat-1.95.8-0vl5.i386 に必 要とされています

うーん、これはほとんどX関係とか入れ換えなきゃダメっぽい。ということは、うまくいったころにはVine4.2は名ばかりで中身はVineSeedってシステムになっている可能性大だ。つか、VineSeed入れた方が早いじゃん。

ということであえなく断念しましたとさ。OTL

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2008年07月13日

VineでFireFox3に挑戦 その1

[Linux備忘録]
始めに断っておきますが、導入は失敗です。orz

俺が使っているVine4.2はGtk+のヴァージョンが古いため、あのサクサク快適なForeFox3が動かない。ということで、Gtk+のヴァージョンアップに挑戦してみる。いつもながら超適当なので動くかどうかはやってみないとわからない。

Gtk+は、取り敢えずVineSeedから取ってくることにしよう。あれこれめんどうにならないよう、SRPMから取ってきてrebuildする。

$ rpm --rebuild gtk2-2.12.10-1vl5.src.rpm
gtk2-2.12.10-1vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
pango-devel >= 1.18.3-0vl1 は gtk2-2.12.10-1vl4.i386 に必要とされていま す
glib2-devel >= 2.14.6-0vl1 は gtk2-2.12.10-1vl4.i386 に必要とされていま す
cairo-devel >= 1.4.0-0vl1 は gtk2-2.12.10-1vl4.i386 に必要とされています gtk-doc は gtk2-2.12.10-1vl4.i386 に必要とされています
gamin-devel は gtk2-2.12.10-1vl4.i386 に必要とされています

ということで、pango、glib2、cairo、gtk-doc、gaminのSRPMも取ってきてrebuild。
$ rpm --rebuild pango-1.20.3-2vl5.src.rpm
pango-1.20.3-2vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
glib2-devel >= 2.16.3 は pango-1.20.3-2vl4.i386 に必要とされています
freetype2-devel >= 2.3.4 は pango-1.20.3-2vl4.i386 に必要とされています
fontconfig-devel は pango-1.20.3-2vl4.i386 に必要とされています
libXft-devel は pango-1.20.3-2vl4.i386 に必要とされています
cairo-devel >= 1.6.4 は pango-1.20.3-2vl4.i386 に必要とされています
$ rpm --rebuild glib2-2.16.3-2vl5.src.rpm
glib2-2.16.3-2vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
gamin-devel は glib2-2.16.3-2vl4.i386 に必要とされています
gtk-doc は glib2-2.16.3-2vl4.i386 に必要とされています
$ rpm --rebuild cairo-1.6.4-3vl5.src.rpm
cairo-1.6.4-3vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
pixman-devel は cairo-1.6.4-3vl4.i386 に必要とされています
libX11-devel は cairo-1.6.4-3vl4.i386 に必要とされています
libXrender-devel は cairo-1.6.4-3vl4.i386 に必要とされています
$ rpm --rebuild gtk-doc-1.10-1vl5.src.rpm
gtk-doc-1.10-1vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
docbook-utils は gtk-doc-1.10-1vl4.noarch に必要とされています
docbook-style-xsl は gtk-doc-1.10-1vl4.noarch に必要とされています
$ rpm --rebuild gamin-0.1.9-1vl5.src.rpm
gamin-0.1.9-1vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
python-devel は gamin-0.1.9-1vl4.i386 に必要とされています
う、なんだかめんどくさくなってきた。しかしここで諦めては男が廃る。ちょっとまとめてみると、docbook-utils、docbook-style-xsl、gtk-doc、python-develはVine4.2にありそうなのでaptでインストール。なんだか他のもいっしょにインストールされたけど気にしない。この状態で再度必要パッケージを調査する。するとgamin-0.1.9-1vl5.src.rpmはrebuildできたのでインストールする。
# rpm -Uvh gamin-0.1.9-1vl4.i386.rpm gamin-python-0.1.9-1vl4.i386.rpm gamin-devel-0.1.9-1vl4.i386.rpm
準備中... ########################################### [100%]
1:gamin ########################################### [ 33%]
2:gamin-python ########################################### [ 67%]
3:gamin-devel ########################################### [100%]
よし、次!
再度必要パッケージを調査。こんどはglib2-2.16.3-2vl5.src.rpmのrebuildが完了。早速インストール。
# rpm -Uvh glib2-2.16.3-2vl4.i386.rpm glib2-devel-2.16.3-2vl4.i386.rpm
準備中... ########################################### [100%]
1:glib2 ########################################### [ 50%]
2:glib2-devel ########################################### [100%]
よし、次!残りはpango-1.20.3-2vl5.src.rpmとcairo-1.6.4-3vl5.src.rpmだけだな。
$ rpm --rebuild pango-1.20.3-2vl5.src.rpm
pango-1.20.3-2vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
freetype2-devel >= 2.3.4 は pango-1.20.3-2vl4.i386 に必要とされています
fontconfig-devel は pango-1.20.3-2vl4.i386 に必要とされています
libXft-devel は pango-1.20.3-2vl4.i386 に必要とされています
cairo-devel >= 1.6.4 は pango-1.20.3-2vl4.i386 に必要とされています
$ rpm --rebuild cairo-1.6.4-3vl5.src.rpm
cairo-1.6.4-3vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
pixman-devel は cairo-1.6.4-3vl4.i386 に必要とされています
libX11-devel は cairo-1.6.4-3vl4.i386 に必要とされています
libXrender-devel は cairo-1.6.4-3vl4.i386 に必要とされています
じゃ、freetype2-2.3.7-1vl5.src.rpm、fontconfig-2.6.0-1vl5.src.rpm、libX11-1.1.4-1vl5.src.rpm、libXft-2.1.13-1vl5.src.rpm、libXrender-0.9.4-1vl5.src.rpm、freetype2-2.3.7-1vl5.src.rpmを取ってきてrebuildしてみる。
$ rpm --rebuild freetype2-2.3.7-1vl5.src.rpm
freetype2-2.3.7-1vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
libX11-devel は freetype2-2.3.7-1vl4.i386 に必要とされています
$ rpm --rebuild fontconfig-2.6.0-1vl5.src.rpm
fontconfig-2.6.0-1vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
expat-devel は fontconfig-2.6.0-1vl4.i386 に必要とされています
freetype2-devel >= 2.3.4 は fontconfig-2.6.0-1vl4.i386 に必要とされています
$ rpm --rebuild libX11-1.1.4-1vl5.src.rpm
libX11-1.1.4-1vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
xorg-x11-proto-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
xorg-x11-xtrans-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
libxcb-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
libXau-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
libXdmcp-devel は libX11-1.1.4-1vl4.i386 に必要とされています
$ rpm --rebuild libXft-2.1.13-1vl5.src.rpm
libXft-2.1.13-1vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
xorg-x11-proto-devel は libXft-2.1.13-1vl4.i386 に必要とされています
libX11-devel は libXft-2.1.13-1vl4.i386 に必要とされています
libXrender-devel は libXft-2.1.13-1vl4.i386 に必要とされています
freetype2-devel >= 2.3 は libXft-2.1.13-1vl4.i386 に必要とされています
fontconfig-devel は libXft-2.1.13-1vl4.i386 に必要とされています
$ rpm --rebuild libXrender-0.9.4-1vl5.src.rpm
libXrender-0.9.4-1vl5.src.rpm をインストール中です。
エラー: ビルド依存性の失敗:
xorg-x11-proto-devel は libXrender-0.9.4-1vl4.i386 に必要とされています
libX11-devel は libXrender-0.9.4-1vl4.i386 に必要とされています
OTL
少々ダメージデカいので、今回はここまで。

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2008年07月12日

Vine4.2のSCIMが起動しなくなった

[Linux備忘録]
先日、突然SCIMが起動しなくなった。文字変換で表示がおかしくなり、あとはうんともすんとも言わない。あれこれ設定を見直してみたが特段おかしいところは無い。ああなんたるちあ。

どうしようと悩んでいたが、こういう時は当然事例検索だなということでGoogleで検索してみる。

Vine4.2のSCIMが起動しなくなった場合の対処 移り気のオールナイトニッポソ/ウェブリブログ

ああ、なんだよこれ。MS Windowsでアイコンキャッシュが壊れる症状みたいじゃん。Linuxでもこんな不具合あるんだなぁと思いつつ、素直に納得できない俺。比較的堅牢なLinuxでこんなこと考え難いからね。

ということで「anthy 辞書ファイルが壊れる」でぐぐってみると、やはりバグの模様。それもなんとkernelのバグらしい。

Anthy for ZETA正式版がリリース
Linux: Data Corruption Bug Fixed

うーん、Vine4.2の場合kernelは未だ2.6.16なんで、このバグからしばらく開放されないってことなんだろうか・・・つか、VineはGTK+のヴァージョンが2.10じゃないのでFireFox3も動かないんだよね。ふう。

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2008年06月27日

VMwarePlayerの時計の狂いを直す

[Linux備忘録]
仕事で使っているVMwarePlayerがOOM Killerによって殺されてしまうことは少なくなったが、まだたまに殺されてしまう。どうしたものか・・・

この問題が解決していないのに、またまた次の問題が発生した。GuestOSの時計がどんどん進むのだ。

調べてみると、やはり同じ現象に遭遇している方が結構いるようだ。

どうやらHostがLinuxの場合、GuestOSの時計が狂う原因のひとつはcpuspeedサービスらしい。このcpuspeed、SpeedStep(Intel) とか PowerNow!やCool'n'Quiet(AMD) とかの省電力機能を有効にするためのサービスなのだが、省電力より時計が狂うデメリットの方が被害絶大なのでこのサービスは停止することに決定。ついでにBIOSでもCool'n'Quietを無効にしておいた。ここでどっちも一気にやってしまうから問題の切り分けが出来なくて後で困ったりするのだが、臭い匂いは元から絶たなきゃダメということで反省はしていない。

そして、Host Power Management Causes Problems with Guest Timekeeping on Linux Hostsにあるとおり、/etc/vmware/configに次のような設定を加えてやる。
host.cpukHz = XXXXXXX
host.noTSC = TRUE
ptsc.noTSC = TRUE
XXXXXXXにはCPUの実クロックを入れてやるのだが、これはcat /proc/cpuinfoとやればわかるハズ。ちなみに当然ながらcpuspeedサービス停止後に調べるのは言うまでもない。俺のPCはAthlon64X2 4800+なのだが実クロックは2493.893MHzだったので、host.cpukHz = 2493893としておいた。参考までにcpuspeedサービス稼働時のcat /proc/cpuinfoの結果は1000Mhzだった。

そして****.vmxでtools.syncTime = "TRUE"としておけばOKな模様。

現在は時計は全く狂っていない。さらにはサービスを止めたおかげで若干メモリに余裕が出たことや、いつでも定格クロックで動いているためか、今までよりも体感的にかなり速くなったというオチまでついているところが素敵。

もしかしたら、これで突然のクラッシュも回避されるかも・・・

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2008年06月18日

OOM Killerってなんなんだよ

[Linux備忘録]
先日から使用している会社のPCだが、SATAのケーブルを交換後再インストールしたらすこぶる調子がいい。で、俺も調子に乗ってVMware-Player上で動かしているWindows(というか、ほぼExcel)に更なる負荷をかけたり大容量のデータをぐりぐりまわしたりしていたら、前と同じようにまたもやVMwareが落っこちた。

VMwareが落っこちるときには大体ネットワークドライブの反応が鈍くなる。鈍くなってもそのままがんがん負荷をかけていると、突然落っこちるのだ。最初は何かおかしいのかなと思っていたのだが、/var/log/messageに残っているエラーメッセージから調べてみてびっくり。詳解ファイルシステムに出ているそのまんまじゃん。

ログを見る限りでは、どうやらこのOOM Killerのアホウが勝手にvmwareを落っことしてくれている模様。いや、VMware落とされるとシャレにならんのですがどういうことなのLinux君。そんな理不尽な死に方をするのはWindowsだけで十分だし、まさかKernelにそのようなものが実装されているとは思っても見なかった俺。落っこちるのはWindows(とその環境で動くソフト)が悪いからだとばっかり思ってた。ゲイツスマソ。

ということで、 OOM Killer対策DSAS開発者の部屋:DBサーバ向けLinuxチューニングを考える ~ メモリオーバーコミット編を参考に、このスバからしい機能が発動されないようにしてみた。

やり方は簡単で、/etc/sysctl.confに以下の行を追加。
vm.overcommit_memory = 2
vm.overcommit_ratio = 100

これでしばらく様子をみることにした。うまくいけばいいけど・・・

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2008年06月12日

ubuntu使ってみた その1

[Linux備忘録]
先日旧メインマシン(athlon 64X2 3800+ VineLinux4.2)で、実験的にathlon用のカーネルを再構築してインストールした。特に問題なさそうだったんだけどGoogleEarthを動かそうとしたらなんだか文句を垂れられて動かない。旧カーネルに戻したりNvidiaのドライバを入れ換えたりあれこれやったけどダメ。少々ぶちきれ+違うディストリビューションも使ってみたいという短絡的な思考により、ubuntuをインストールしてみることにした。

このマシンのVineは実験的に様々なソフトをインストールしたりしていたんだけど、めんどくさいので一切破棄することに決定。大体ソフトウエアも数年経ったら別物のように進化していたり定番と思われていたものがいつのまにか違う奴に置き換わっていたりと、後生大事に持っていてもそんなに意味がなかったりする。

まずはUbuntu Japanese Team日本語ローカライズドDesktop CDのダウンロードからubuntuのCDイメージをダウンロードしてCDに焼く。その後そのCDをセットして再起動。起動画面からインストールなんちゃらを選ぶとインストール開始だ。

セットアップは少々の質問に答えるだけでほとんど自動的に終わっちゃう。この簡単さは異常と思えるくらい。驚くのはそれだけじゃなくて、システムインストール後にubuntuを立ち上げインストール時に設定したユーザでログインしてしばらくすると、タスクバーのところにアップデートを促すバルーンヘルプが出る。ここを押すだけでシステムは最新の状態になるということだね。

うむむ、簡単過ぎてやばいぞこれ。

さて、ここまで簡単なら、ubuntuを入れてみようと思ったきっかけを作ってくれたGoogleEarthを入れねばなるまい。当然そのままいれても3Dで動くわけないので、GeForce用のドライバを入れないとダメなのは言うまでもない。早速NVIDIAのホームページに行ってドライバをダウンロードしてインストールしよう・・・って、あれ??rootになれないぞ?

調べてみると、ubuntuはrootになれないのが特徴のひとつらしい。ということはsudoでインストールする訳だね。だけど、ビデオカードのドライバ入れるんだったら、Xを完全に落とさなきゃだめだよね。だけどGUIログインって使ったことないから、どうやってコンソールに行けばいいのかわかんない俺。つか、気分的にはgdmなどでのGUIログインより、無味乾燥なコンソールログインが好きなんだよね俺は。って、これは関係ないな。

続く

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2008年06月09日

ファイルアクセスの高速化をしてみた

[Linux備忘録]
はてなブックマークを見ていたら
Linuxチューニング 第1部第1回 ファイル・アクセスを高速化:ITpro
という記事が目に付いた。

システムのボトルネックは今も昔もハードディスクであることが多い。CDやDVDのような光学ドライブやネットワークもボトルネックにはなりうるが、システム自体のスピードはハードディスクの性能に引っ張られてしまう。今ではハードディスクもかなり高速化したが、それと同じくCPUをはじめとして何から何までが高速化している。相対的にはやっぱりハードディスクが遅いのだ。

ということで、ハードディクスが速くなるのであればそれに越したことはない。上記記事によると、アクセス時刻の記録を省略するだけで速くなるようだ。簡単なのでまずは会社のPCで試してみたが、あまり効果は感じない。実際HDBench cloneで計測しても、ディスクアクセスにほとんど変化はなかった。SATAはそれなりに速いからなのかもしれない。ちょっと残念。

ついでだから自宅サーバにも変更を施すと、こちらはちょっと驚くくらい速くなった。体感的にサイトが表示される時間がものすごく短縮したのである。回線の状態がよかっただけとも考えられるのだが、数時間経ってもやっぱり速い。

と書きつつ、ITProのLinuxチューニングの記事がひどい事になっている件について-革命の日々!というエントリに遭遇。このエントリ、やっぱり気のせいだったのかな、実際に測ってみないとだめだなぁと思わせるに十分な内容である。

プラシーボだったのかも、と思っていると、今度はunix - atimeはいつ更新される? - 404 Blog Not Foundという記事にも遭遇。dankogai氏によれば速くなっているとのこと。体感で速くなっているように感じるから、俺はこっちを信じるぞ・・・といいつつ、体感なんてぜんぜん理論的じゃないので一応HDBench cloneで調べてみることにした。

これがatimeを有効にしている場合。

拡大

こっちがatimeを無効にした場合。

拡大

ほんのちょっとであるけれど速くなったようにも見える。しかし、この結果は結構ばらつきがあって、逆の結果になるときもあった。このときにたまたま速い結果が出ただけのようだ。特にファイルサイズが小さいとぜんぜん差は見られなかった。単一ファイルでは効果はあまりないのだろう。だけど体感的には本当に速いんだってば。

実際は良く調べてみないと断言は出来ないが、WEBはファイル書き込みより読み込みの回数、それもdankogai氏が指摘しているように小さなサイズのファイルの読み出しが方が圧倒的に多いはずだ。このサーバのブログツールはNucleusなので、DBにアクセスする回数は比較的多いかもしれんから、もしかしたらatimeを無効にした効果が顕著に出たのかもしれんね。

特にこのサーバはCPUがK6-2 500MHzという数世代前のものなので、マザーボードやメモリなどの周辺機器はそんなに速くはない。しかしハードディスクだけは比較的新しいものを搭載してので、ハードディスクはそこそこ速いのである。メモリを十分に積んだ遅いマシンに速いハードディスクを入れるとまるで別物のように速くなることが多いが、今回の変更はハードディスクアクセスを高速化させることでそれと同じような効果をもたらしたのかもしれないね。

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2008年05月30日

VineLinux4.xでAMD690Gのグラフィックドライバを使う

[Linux備忘録]
先日会社のPCを新しくしたのはよかったのですが、一部つまずいたところもあったので備忘録。

そのPCはCPUはAthlon64X2 4800+、マザーボードはビデオカードまで予算が回らなかったためAMD690Gのチップセットのものを買いました。自宅でもAthlonで動かしているため、トラブル回避のためにこの構成にしたのですが、AMD690GのオンボードグラフィックでXがうまく動かなかったのをすっかり忘れていました。

このAMD690GのグラフィックはRadeonX1250とかで、要はRadeonXxxxxってタイプとほぼ同類らしいのですが、VineLinux4.2のXorgではうまく表示できなかったりするようです。特にsetupからXwindowの設定をした場合、ほとんどうまくいきません。ここでつまずくと、atiのlinux用のドライバを持ってきてもうまくいかない可能性が高いようです。自宅では仕方がないのでバカチョンのFramebufferでXを動かしていたのですが、その遅さに耐え切れずGeForceを購入しています。

さて、会社のPCはいまさらビデオカードを追加するわけにも行かず、仕方がないのであれこれ試行錯誤するはめに陥りました。あれこれいじっていると、setupのXwindowsの設定で、解像度を640x480にするととりあえずXが表示されることを発見。とりあえずXで表示できれば、その後atiのドライバを入れてOKです。

■■ まとめ ■■
rootになりsetupを起動


ドライバは自動検出される(ハズ)


Xwindowの設定で解像度を640x480に設定


atiドライバを入手
これはどの製品を選んでも同じドライバになります、たぶん。


sh でドライバをインストール後、ドライバを切り替えて終了。
>sh ati-driver-installer-8-X-x86.x86_64.run
>aticonfig --initial


ただ、これでも3D表示はうまくいきません。なので最新のGoogleEarthなどは動きません。やっぱりオンボードグラフィックはいまいちですし、linuxで使うならばGeForceのほうがいいかも・・・(泣)

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2008年05月23日

VMPlayerの設定を見直す

[Linux備忘録]
うれしいことに今まで使っていた会社のPCがイカレタので新調したのは前に書いたとおりですが、環境的にも大きく変化しました。

まずベースをVineLinux3.2からVineLinux4.2へ変更。そして仕事用のWindowsも今まではVMWareWorkstation3.2上で動かしていたのだけれど、これもついでにVMWarePlayer2.0に変更しました。VMwareの変更理由は簡単で、VineLinux4.2だとなぜかVMWareWorkstation3.2のモジュールのコンパイルが出来ないのです。逆にVineLinux3.2だとVMWarePlayerのモジュールコンパイルが出来ません。つまり、組合せとしてはVineLinux3.x+VMWareWorkstation3.xかVineLinux4.x+VMWarePlayer2.xしかダメっぽいのです。OTL=3

たぶんコンパイラとかカーネルオプションの関係とかなにかだと思うのだけれど、いろいろやるのもめんどくさいしどうせ使うなら新しい仮想PCエンジンの方がいいだろうということでVMWarePlayerを使うことにしました。

VMWarePlayerの設定は前にも調べてあったし実際に動かしていたのですんなり動きましたが、Samba経由でHostに入れてあるデータにアクセスしようとするとうまくいきません。というか、なんだか仮想PC自体が社内ネットワークに接続されていません。なんでだろ?Host側のSambaの設定がおかしいのかとしばらくいろいろいじってみましたがダメ。

試しに物理的に独立した他のPCからアクセスしてみると問題なく繋がります。オイオイということはSamba自体は問題ないじゃん。この結果を見る限りではHostのSambaの設定ミスというのはほとんど考えられません。少々困ってしまったのですが、何気なくVMWareWorkstation3.2の設定ファイルを眺めていてはたと気がつきました。

うまくいかない原因は非常に単純で、仮想PCのネットワークをNAT接続にしていたから。そりゃダメだよなー。ということで、設定ファイル(*.vmx)を
#ethernet0.connectionType = "nat"
ethernet0.connectionType = "bridged"
のように修正。このあと問題なく動いたのは言うまでもありません。

しばらく使っていると、仮想PC上で負荷をかけてもHostでのCPU使用率が50%程度にしかならないことに気がつきました。おかしいなと思って仮想PCを調べてみると、折角のDualCoreのCPUなのにVMWare上ではSingleCPUになっているようです。ぐぐってみると、こちらも設定ファイルに
numvcpus ="2"
と記述してやればDualCoreになる模様。どうやらVMWarePlayerのヴァージョンが1.xのころはDualCoreで使えなかったらしく、MultiCoreはヴァージョン2.xから利用可能になったみたいですね。

ついでにVMWarePlayerはメモリを実メモリに展開せず、勝手にスワップファイルを作ってそこに展開してしまうらしいことも発見。これは別にどうでもいいといえばどうでもいいのだけれど、確かに一定時間固まったようになったりすることもあって精神衛生上よろしくありません。実メモリも2GB積んでいることだし、このお節介機能も停止することに決定。これも設定ファイルに
mainMem.useNamedFile = "FALSE"
と記述してやればOK。

ああ、やっとスピードだけ向上させた前の環境に近くなったなぁ。めでたしめでたし。

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2007年12月26日

LinuxでQuake4をプレイする

[Linux備忘録]
先日のエントリに、LinuxでもQuakeやDOOMができるんだよってことを触れたけれど、忘れないようにインストールの方法を書き留めておこう。

用意するもの
1、Quake4のインストール用ディスク
これはWindows用のでOk。
2、Linux用インストーラ
これの入手が意外にうまくいかない。このファイルは本家id softwareのFTPサイトにあるんだけれど、ここがまた混み混みでかなりの確率で繋がらない。よしんばつながったとしても劇遅でまともにダウンロードできないという2重の困難を伴うからだ。ミラー的に置いているサイトも多いんだけれど、そこもまた劇遅だけは本家に右習えって感じでorzだ。いろいろ試行錯誤していたら、速度的にそこそこ我慢ができるところに偶然たどり着いた。
ftp://ftp.omen.net.au/games/idstuff/
ここならそんなにストレス貯めずにダウンロードできるようだ。

インストール方法

1、rootになって、ダウンロードしたファイルを実行する。
# sh quake4-linux-1.4.2.x86.run

デフォルトではインストール先は/usr/local/gamesになっているようだ。
2、Windows用のインストールDVDの中にあるq4baseフォルダ(\Setup\Data\Q4base)を/usr/local/games/quake4/の下にコピーする。
これは*.pk4だけで良いようだけど、めんどくさいから全部コピーしてみた。反省はしていない。
3、コンソールからquake4で実行する。

これで動くことは動くようになるんだけど、Quake4を起動させる解像度がXできちんと表示されることを確認しておかないと、Quake4を起動させると画面が真っ黒くろすけになってしまいびっくりすること請け合いなので注意。それから、どういうわけか俺の場合はインストール直後は「スペイン語」表示&セリフになっていた。先日書いた「ちょっと困った問題」ってのがこれなんだけど、多分これだろうとあたりをつけて試した所大成功した。修正は実行したユーザのディレクトリにある.quake4という隠しディレクトリに入っている設定ファイルで行うようだ。.quake4/q4base/Quake4Config.cfgという設定ファイルの一番最後に、
seta sys_lang "english"
と追加してやれば英語になる。同様にイタリア語などにも出来る模様。

DOOMは、どういうわけだかCDKeyの入力がうまくいかずにいまだ遊べていない。DOOMはSterm経由での入手だからなぁ。

Linux版とWindows版では、特にガラスとか鏡みたいなところの表現が若干違うようだ。それにはっきり気がついたのはあの改造後のケインが初めて鏡に映る有名なシーンで、なんとLinux版は鏡がただの壁のようになっていてかっちょいいケインが見れなかったのだ。

まぁ、プレイ自体にはそんなに影響するものでは無いけれど、ちょっと残念だね。

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2007年10月28日

DOSBoxに挑戦

[Linux備忘録]
torrentって何? のコメント欄で「DOSBoxなるものがあるでよ」という情報をいただいたのでチャレンジしてみます。えー、チャレンジしながらエントリを書くので、うまくいくかさえわかっていません。あしからず。

まずエミュレータを入手します。ググるとそのものズバリDOSBox, a x86 emulator with DOSというサイトが一番最初に出てきます。このサイトの上の方にあるDownloadsをクリックしてDownloadページに行き、Fedora Core用をクリックすると、ダウンロードファイルがずらずらっと出てきます。まずdosbox-0.72-1.rh9.rf.i386.rpmを試してみましょう。

保存してインストールしてみます。
# rpm -ivh dosbox-0.72-1.rh9.rf.i386.rpm
警告: dosbox-0.72-1.rh9.rf.i386.rpm: ヘッダ V3 DSA 署名: NOKEY, key ID 6b8d79e6
エラー: 依存性の欠如:
libSDL_net-1.2.so.0 は dosbox-0.72-1.rh9.rf.i386 に必要とされています
マタキター。SDL関係が必要みたいですね。ということで、aptでSDL_netとSDL_net-develをまずいれてみましょう。
# apt-get install SDL_net SDL_net-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
SDL_net SDL_net-devel
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 2 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個
41.8kB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 96.2kB のディスク容量が追加消費されます。
取得:1 http://updates.vinelinux.org 4.1/i386/plus SDL_net 1.2.5-0vl2 [19.7kB]
取得:2 http://updates.vinelinux.org 4.1/i386/plus SDL_net-devel 1.2.5-0vl2 [22.1kB]
41.8kB を 0s 秒で取得しました (108kB/s)
変更を適用しています...
準備中... ########################################### [100%]
1:SDL_net ########################################### [ 50%]
2:SDL_net-devel ########################################### [100%]
完了
無事終了。再度DOSBoxのインストールにチャレンジ。
# rpm -ivh dosbox-0.72-1.rh9.rf.i386.rpm
警告: dosbox-0.72-1.rh9.rf.i386.rpm: ヘッダ V3 DSA 署名: NOKEY, key ID 6b8d79e6
準備中... ########################################### [100%]
1:dosbox ########################################### [100%]
あっさり完了しました。で、コンソールからdosboxとやればあっさり起動。

拡大
だけどこのままだとCD-ROMはもとより、ハードディスクさえ使えなさそう。調べてみるとDOSBoxで古き良きメガデモを味わうにあるように、ハードディスクやCDROMなどをmountして使うようです。早速doscなるDOS用のディレクトリを作り、DOSBoxを立ち上げてマウントしてみます。

拡大
なんだかうまくいっていますね。よしよし。では調子に乗ってAlone in the Dark3をインストールしてみます。

マシンにAlone in the Dark3のCDを入れると、VineLinux4.1では/media/diskに自動的にマウントされます。よってdosboxでこのCDをEドライブとしてマウントし、その後インストールします。さてどうなるか。

拡大
きちんとマウントされていますね。じゃ、インストールしてみましょう。

拡大
おやおや、BATファイルはダメっぽいです。ということで最後の行にあるとおり直接インストールコマンドを実行してみたのですが、DOSBox自体がクラッシュしてしまいます。

なんだかダメっぽいですね。ああ、残念。さわりだけしかいじっていないのであきらめるのは早いかもしれませんが、一発目は失敗ということですな。ちぇっ。

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