Linuxからアホ話まで、何でもありでござる
«Prev Next»

2014年08月11日

友人が遭遇した若者

[これでいいのか]
友人が飛行機内で遭遇した話。

友人が座席に着くと、搭乗口と反対側から同列の乗車客が現れた。その飛行機はそれほど大きくないので搭乗口は前方一カ所しかない。だから後方から乗客が来ることは有り得ない。多分トイレにでも行っていたのだろうと思ったのだが、なぜかタバコ臭い。今吸ってきたばかりの臭いがしたという。その乗客は二十歳前後の男で、まさに今時のチャラ男風。まさかと思ったが、そのタバコ臭は今吸ってきたと言わんばかりだ。

それだけならまだしも、CAに注意されるまでスマホを弄る。シートベルトはまともにしない。アナウンスの前にスマホを弄り始め、着陸態勢にはいり機内アナウンスで注意呼びかけがあっても弄ったままである。そして再びCAに注意される始末。言われなければそのままだっただろう。

こういう奴を見ていると、得も言われぬ情けなさに襲われるのはどうしてなんだろう。腹立たしさも確かにあるが、それより情けなくて仕方がない。どう育てればこういう人間になるのか。若い頃は粋がって規則を破るのがステータスみたいになる時期は確かにある。多分、そんな時期の若者に偶然遭遇しただけなんだろう。それでもこういう若者を見ていると情けなさと淋しさで一杯になってしまう、と、友人は言った。

年配者のワガママは目に余るし非常に腹立たしい。それは「この御人は、死ぬまでこのままなのだろう」という諦めの気持ちが怒りを呼び起こすからだ。しかし若者は違う。彼は親と友人に恵まれなかったのだろうか。俺のマンションにも未だにエレベーターホールに空き缶を捨てるやつがいる。きっと、空き缶を捨てる奴と友人が遭遇した奴は同類なんだろう。こんな人間が増えていった世の中を想像すると、とても恐ろしくなるのは俺だけだろうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 22:45:42 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=4302

2014年08月08日

朝日を読むのはやめようかな

[これでいいのか]
朝日新聞が従軍慰安婦報道を撤回した。ここにきてどういう風の吹き回しかわからないが、なにかの力が働いたのだろうとは思う。そう思うけれども、今になって「アレはマチガイ。スマン。」とか言われても、朝日新聞が日本の評判を大きく落とすきっかけを作ったのは紛れもない事実だ。あの新聞社のおかげで、大きく国益を損ねたのは言うまでもない。





白紙撤回しただけマシなんて思っちゃいけない。朝日は世界中に「朝日の報道は全くのデマでした。」とガンガン発信しなければならない。ここまでゴミをばらまいておきながら、後はみんなで拾ってね、じゃ虫がよすぎる。

というか、朝日は購読拒否だ。こんなウソを長年ついてきた新聞社など全く信用できるわけがない。朝日新聞の購読は今すぐやめるべきじゃなかろうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 02:06:15 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=4299

2014年03月02日

単位や前提条件がわからない数字の話など意味は無い

[これでいいのか]
先日の出来事。とある人に「ガソリン車とディーゼル車だと、ディーゼルのほうが安いよね」と言われた。とりあえず「うーん、今は軽油も高いからどうなんだろうね。」と答えておいたが、実際はどう答えてよいかわからない質問である。

まず、何を持って「安い」とするのかがわからない。一般的には、一定距離を走った時に使用される燃料費の事を指すのだろうが、これだって排気量によって全然違うし、エコカーか否かでもまったく変わってくる。車体価格を含めたトータルでのコストであっても、とにかく前提条件がわからない。もっと突っ込めば、金額なのか使用する燃料の量なのかでも話は変わる。燃料費(円)=走行距離÷燃費✕燃料単価なのだから、まずはどの単位の部分を比べたいのかくらいははっきりさせないといけない。

また、ある時は暖房に関して「灯油よりガスのほうが安いよね」と言われたことがある。なんで?と聞いたら「だって単価が違うじゃん」と返され愕然とした。そもそも灯油は液体でガスは気体である。つまり計測する単位が違う。灯油はリットルなどで表し、ガスは立法メートルなどで表す。当然単価も灯油は1リットルあたり○○円、ガスは1立法メートル当たり□□円と決められる。これをどうやって比較するのか。今回の場合は、ある一定の熱量を発生させるには灯油で何リットル、ガスでは何立方メートル必要なのかをまず調べ、それに単価を掛けてみないと分からない。当然発熱させる機器によっても効率は大きく変わってくる。

かなり昔のTVで、一生懸命車を追い越して目的地に行った場合とそうでない場合にどのくらい時間的に違うのか、みたいな事をやっているのを見たことがある。結果はたったの5分であった。その番組はたった5分の為にリスクを犯すのかみたいな話でくくられていたが、これとて全行程が何Kmかがわからないと何も言えない。仮に全行程が10Kmで、追い越して行ったら5分、普通に走って10分だとすれば平均時速にすれば2倍の差である。これを100Kmの行程で試せば50分の差になる。逆に200Km走って5分しか違わないとしたら、追い越しでの時間短縮はあまり効果が無いと言っても良いかもしれない。但し、この実験は法定速度をしっかりと守った場合であろうから、現実とはかなり違うだろう。

このように、単位や前提条件を明示しない数字の話など何ら意味を持たない。お互いが共通認識を持っているのであれば勘所だけの話でも通じるが、ネットのように共通認識がない場合は特に注意が必要だ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 01:02:00 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=4140

2013年12月20日

マウスオーバー広告なんて消えてなくなればいいのに

[これでいいのか]
最近やたら目立つのが一定時間のマウスオーバーで動画が勝手に再生する広告。なんなのあれ。全然嬉しくないし、ボーっとしていたら突然画面が勝手に切り替わったりして心臓に良くない。なんであんなのがはびこっているんだろう。

まさにこれは「隙あらば再生!(てへぺろ)」という提供側の理論で、そのプレゼンに乗っかった広告主との合わせ技で一気に蔓延したに違いない。だが、あれに対する批判は思ったより少ない感じ。サクッと検索するとこれくらいか。

マウスオーバーで動画再生する広告売ってるやつ馬鹿なの?死ぬの?

マウスオーバー自動再生広告を禁止せよ!! | 世事熟視~コソダチP

マウスオーバーで再生する動画広告がウザいのでChromeのFlashを無効にした

マウスオーバーで広がる広告再び - 周回遅れの日記 - はてなダイアリー

意外にみんな気にしていないっぽい。俺にしてみれば、勝手に動くなボケェッ!って、自分でカーソルを乗せておきながらも腹が立つのである。道具のクセにご主人様の予期せぬ動きをするでない! 止めるぞこのボケェッ! (*´Д`)ハァハァ となって精神衛生上全くよろしくないのだが・・・マジやめてくんねーかなあのタイプの広告。全然嬉しくないから。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 01:18:51 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=4072

2013年12月15日

「子供に教えてやる」という愚

[これでいいのか]
ものの本とかサイトの書き込みで、たまに「子供に教えてあげたい」とかいうのを見かけることがある。父として母として、何かを(というか自分の生きてきた証を)子供に伝えたいという気持ちはよく分かる。しかし、大人のほうが経験もあって知識も豊富というような、いわゆる「上から目線」で「子供に教えたい」というのが見え隠れするものにはどうしても賛同できない。

子供は大人にいろいろなことを気づかせてくれる。こっちが教えられることのほうが多いくらいだ。だから、そもそもの話として「教えてあげる」という事自体がおこがましい。また、自分の後ろ姿を見せるのはかまわないが、それを良しと思うかどうかは子供の勝手だ。

「教えてあげる」という意識には本人が気がついていないかもしれない裏がある。それは教えた後の結果に、なにかしら勝手な期待をしていることだ。「こうあってほしい」という押し付けが出てしまいやすいのである。過度な期待や自分の好みの強要、さらには自分が出来なかったことに対する後悔が「教えてあげる」という形になっていないか、よく考えた方がいいだろう。「教えてあげる」という内容が本当に子供のためなのか、それとも自分の満足のためなのか、胸に手を当てて考えるべきだと思う。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 01:00:00 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=4067

2013年11月30日

自分の了見の狭さを理解していない人々

[これでいいのか]
俺ぐらいの歳になってくると、少しばかり経験値があるがゆえにその経験値から抜け出せなくなる事がある。それを「自分の殻から抜け出せない」とか言い表したりするが、とりあえずこれまで生きてこれたのでどうしても今までの方法に偏りがちになる。だが、これは年をとったからではなく、若い頃にもよく見受けられることだ。自分の経験や考えから抜け出せないのはよくある話なのだ。

趣味にこだわりを持つ人間もこの傾向が強い。バイク乗りなどは特に多いような気がする。自分の好みのジャンル、俺であればレーサレプリカとかSSとかが大の好みで、それ以外はあまり興味もない。また、乗るなら最新鋭かつ新車で、中古や昔のバイクは眼中にない。しかし、少しは年を重ねたので、他人が好きな事に不必要にイチャモンをつけることにあまり意味が無いことは知っている。

それでも、若い奴は○○に強いが年寄りはダメだみたいな偏った意見をみると、その了見の狭さとそれを恥ずかしげもなく世間に知らしめている厚顔無恥さ加減にとても残念な気分になる。趣味など自分が納得できればそれでいいものであって、納得している自分に対してあれこれ外野から言われる筋合いはない。また、趣味に対する考えを人に押し付けるべきものでもない。本やネットからの知識だけはわからないことはたくさんある。自分の好き嫌いは表明して構わないが、特定の集団などをステレオタイプとして表現する場合は特に注意が必要だ。

若い頃は自分だけがうまく工夫しているように思い込みがちだが、そんなことをぶっ飛ばして金に物を言わせるなどしてすんなり解決するのは年配者のほうが多い。大きな苦労もせずして結果だけは最高のものを得られる人もそれなりにいることを覚えておかないと、いずれ恥をかくことになるだろうね。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:00:00 - 2 コメント - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=4052

2013年10月12日

自分の国に帰ってもらえ

[これでいいのか]
昔の人の教えってのは結構正しかったのかなぁと思うことは結構ある。最近それを感じるのは「在日には気をつけろ」という言葉だ。最近ではとんと言われなかったのがとても不思議である。で、言われなくなった結果がこれだ。

韓国小学生86%「日本が嫌い」…嫌いな国アンケートで圧倒的
韓国閣僚が慰安婦問題で謝罪要求 日本政府が反論

まぁこんなのどうでもいいのだが、まさか日本にいる在日がこんなことを思ってはいないよなと声を大にして叫びたい。嫌だったら帰って欲しいとつくづく思う。在日特権などとっとと解消して、日本に住むなら日本人として住まわせるのが当たり前だろう。繰り返して言うが、嫌だったらとっとと帰ってもらえ。別に「お願いだから日本にいてください」なんて誰も思っていないから。

そんな特権とかも与えられ日本から散々カネを巻き上げているくせに、既に精算されている戦争問題をいまだに持ちだしてカネを取ろうとする態度が許せない。在日には帰ってもらえよ、冗談じゃなく。なんで40万人近くも住まわしてやってんだよ。あんな理不尽なことをいう国のやつはとっとと帰せ。文句言うなら自国民をできる限り引き上げてから言えって。そんな嫌いな国に住むことは推奨しませんって言えよ図々しい。

というか、反日教育している国とつきあう事自体がおかしいんだって。敵対視する教育をしている国とまともに話ができるわけ無いだろ。それを理解していないやつがあまりに多すぎだよ日本は。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:43:03 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=4011

2013年07月14日

正義の味方ヅラには吐き気がする

[これでいいのか]
今日の朝日新聞に、出向がどうのこうのという記事が出ていた。会社で必要がないと判断した従業員をとある出向先に送り云々という記事だ。

何を今更正義の味方面してこのようなことを書くのか意図が分からない。企業は社員を簡単に解雇できない。労働基準法でがっちりとガードされているのは新聞社なら知っていて当たり前だ。首切りは出来ないが、転勤や出向は比較的簡単に発令できるし、それを拒んだ者に対しては「会社の指示を拒んだ」ということで厳しく対処出来たりする。これも新聞社が知らないとは言わせない。企業は冷淡に首切りを進めているように思われがちだが、実はそんなに簡単に従業員の首など切れないのだ。簡単に首切り出来ると思っている人はテレビドラマ、それもアメリカのドラマの見過ぎだ。

日本でいわゆる整理解雇がすんなり認められるのは、事業所閉鎖等による事業縮小などの場合がほとんどで、業績不振だけではなかなか難しい。だから大規模な人員整理の時は、工場や事業所閉鎖がセットになる。そこまで決断出来ない場合は、転勤や異動で自主退社に持って行く。これが日本の法律の示す方向だからだ。その根本的な仕組みに言及せず、法に則りながら解決策を探している企業だけを断罪する朝日新聞のスタンスには反吐がでる。

表面上のわかりやすい白黒だけを論じ、根本的な問題にはいっさい触れない。正義の味方ヅラをしながら、こんな薄っぺらい報道を平気でする新聞社に存在意義などあるのだろうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:00:00 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=3928

2013年05月13日

物事を客観的に見る目

[これでいいのか]
友人の会社で、とある業務に付随した仕事をどの部署で受け持つかでもめているらしい。その仕事は、責任はA部署なのだが、業務内容的にはB部署が専門なのだという。で、A部署では「Bでやって当然だろ」みたいな雰囲気だが、Bでは「内容がこっちよりだからと言って何でもかんでもこっちによこすな」みたいになっている。同じ会社の業務なので、どっちがやっても外からは文句を言われる筋合いはない。だが、両部署とも被害者意識丸出しで泥のなすり合いみたいになっているという。

きっと自分が主体になりすぎ、感情だけで話がこじれているのだろう。そして、この両部署を仲裁するには「お互いのことをもっと思いやって・・・」みたいな話になってしまうのだろう。きっと仲裁者も感情論の中にどっぷりと浸かって火に油を注ぐか一方だけに我慢させるかで終わってしまうに違いない。とりあえずはそう取り繕っても、実際はもっと理論的に采配しなければならないはずだ。

こういう話を聞くと、物事を客観的に見れない奴はどうしようもないなーと思う。こんなの答えは簡単で、どっちが受け持てばより効率的に出来るかというだけだ。より効率的な方法で業務をこなし、利潤が最大になった所で費用の配分さえ決めてしまえばいいだけの話である。どこにもめる理由があるのかさっぱりわからない。こういうことは理系の人間が長けている場合が多いのだが、残念ながら世の中に理系の人間は数少ない。だからくだらない感情論や感覚だけで物事が進みがちになってしまう。残念なことだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:37:27 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=3877

2013年04月23日

早めに帰ろうと画策すると仕事が追っかけてくるでござるの巻

[これでいいのか]
友人のボヤキが面白かったのでほぼそのまま掲載。

頼むから18:00近くになってから急遽会議を設定するとか明日までの資料の修正を指示するとか他部門との調整をさせるとかスケジュールを組み直せだとかなんでもかんでもオマエがやれみたいな指示をするのはやめてほしい、冗談抜きで。

腹も減るし肩もこるし気持ちもちょっとだけ萎えるし、マジあんまり良い事ないよ、ふぅぅぅ。あまり言いたきゃないけどさ、俺より高い給料貰っている人にお願いしてくれないかなあ。俺だとコスパ良すぎで搾取されているように感じちゃうじゃないか。ああめんどくせ。つか、あんまり外野が口出してくんなって。口も手も金も出すなら許す。口だけだもんな。で、なーんにもなし。こっちは作業だけ増えるんだよ。そんな状況で「残業が多い」とか、どの面下げて言ってますかアンタら、と声を大にして言いたいけど言えないんだよね。泣ける。

ま、こういう指示が来るだけましかもしれんけど、単なる「便利屋」扱いなのかもと思うと、なんだかなーって思えちゃう。というかだなぁ、早く帰ろうかなーと思った時に限って仕事が追っかけてくるのはなぜなんだ?CIAの陰謀なのか?それとも「アイツ早く帰るっぽいぞ?」って伝わってるのか?なんでじゃ。

それはマーフィーの法則ってやつだよね、とか言ったら無視された。言うだけ言って俺は無視かよああそうですかそうですかよかったですね。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:45:00 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=3861

2013年04月13日

「つまらない」という価値観

[これでいいのか]
「つまらない大人」になる方法 - デマこいてんじゃねえ!

「つまらない大人とは減点方式でしか評価されない人の成れの果て」なんだそうだ。確かに言えるかもしれんね。だけど、物事ってだいたい適当なところで満足するというか、そんなもんじゃないかと。加点方式というとカッコいいけど、そもそも「このレベル(70点)で十分」みたいな仕事を100点目指してもしょうがないし、あまり喜ばれなかったりする。だけど、70点を下回ると突然文句が増える。減点主義と言うよりは、かかるコストとそれに対する評価(価値)の一番バランスの良いところを探している結果なんじゃなかろうか。

野球のピッチャーは、まず完全試合を目指して投げ始めるらしい。これがピッチャーにとっては100点だからだ。で、フォアボールを出したらノーヒットノーラン、ヒットを打たれたら無失点、失点したら勝投手・・・と、現状の中で最大の結果を目指すらしい。これってある意味では減点主義じゃなかろうか。

大企業とかで歯車となって働くのに、つまらなさとか面白さとかは全く必要ない。というか、求められていない。大体の人は、その行動が最小のコストで済むような方向に流れる。それだけ。仕事をしていて重宝されるのは、突然の困難を乗り越える瞬発力があるとかあらゆる事にそつなく対処できるとか、もしくはいつでもコンスタントに計算できる仕事をするという人が多い。これは減点主義とか加点主義とかとは全く関係ないような気がするけど、どうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:00:00 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=3853

2013年04月09日

NHKオンデマンドって思想がおかしいよね

[これでいいのか]
ここしばらく見続けていた「純と愛」が終わった。その日に不幸があって最終回は見逃していたので、しばらく前に登録していたNHKオンデマンドで見ることにした。

NHKオンデマンドの価格は105円。その他にも月額945円で・・・ってのもあるが、特に見る必要もないのでパス。たった15分のドラマで105円ってどうなのよと思ったが、一番驚いたのが視聴期限がたったの1日だってことだ。

こういうオンデマンドのコンテンツは、一般的には「試聴する権利」を購入するというのが多く、大体はいつでも見られる。コミックとかもそうで、購入すればいつでも見られる。いつも使っているHuluも月額定額でいつでも何回でも見られる。

それなのに、NHKはたったの一日でその権利が消失してしまう。これはちょっと意味がわからない。いつでも見られるようにするなら月額の見放題パックを購入しなければならない上、配信が停止したらそれでオシマイらしい。このコンセプトってどうなのよって思う。DVDとかのリアルなメディアを買えってか?こうやって日本のメディアは、ますます世界(というかネット)から取り残されて行くんだろうなぁ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:00:00 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=3850

2013年04月07日

人との距離感がわからん人にポータブルなスキルがあっても意味ないんじゃね?

[これでいいのか]
タイトルが全てなんだが、「ふーん」って記事を見たのでつらつらと。

[注意] 「学生時代は遊んでおけ」というアドバイスは真っ赤な嘘 - ihayato.書店 | ihayato.書店

納得して読める人は、これはこれでまあいいんじゃね?とか思うけど、簡単に言っちゃうと、人と遊んでない奴の戯言にしか聞こえんなーって話。教育ママ(死語)の「遊ぶ=悪いこと」って思考回路と同じだろこれ。「人生≒遊び」と思っている俺がおかしいのかもしれんけど。

会社が求める「即戦力」というのは2つの側面があって、ひとつは、いわゆるルーチンワーク的な業務を極めて少ない教育時間でこなせる人材であることだ。簡単にいえば「教えなくてもOK」ってやつ。これは人材不足とか経費削減とかで、教育・スキルアップに要するコストをかけられなくなっていることに起因する。もう一つは人脈とか営業力といった類のもので、教育だけではなかなか身につかないものだ。簡単にいえば「キミでなきゃダメ」ってやつ。このふたつが区別されずに「即戦力」と一括りで表現されていることは忘れちゃいけない。

先の記事でいう「ポータブルなスキル」というのは、あくまで前者のスキルを指しているにすぎないし、そもそも
どんな会社であっても、社内の課題を見つけて改善プランを出せる自信はあります
とか書かれても、「キミの声は相手にストレスなく届きますか?」といった話を聴かせるスキルがあるのかさえわからんので意味不明だ。

人との距離感がわからないと声が届かなかったり逆鱗に触れたりする。そんな奴の言葉は誰にも届かないし、届いても反感をもたれるだけでおしまいとなる。そんな人でも黙々と仕事をこなしてくれるならOKだが、言葉を発するたびに軋轢を生じるようでは組織としては戦力ダウンにしかならん。人との距離感が分からない人間は戦力として見ると劣っている場合が多いのだ。

ついでにいうと、
多くの学生は「どんなスキルが社会で求められているか」を肌感覚として理解していないでしょう。まずは、社会にはどんなモンスターがいて、どんな戦士や魔法使いが重宝されているのかを知る必要があります。
とか書いてあるが、それこそ人との距離感がわからん人間にそんなことを判断できるのだろうか。この能力は、対人関係を重ねることで育っていくものだからな。また、他人同士の距離が判断できても、その中での自分の立ち位置の判断、そこでの情報発信の方法を正確に判断できるとは思えない。

なんでそんなことわかるのかって?そりゃ今の就活してる奴をみてれば誰でもわかるだろ。みんな「俺が俺が」で、自分のことを声を大にしてアピールすることしか教えられていないし、それを馬鹿正直に実践しているだけだ。そもそも、どこの馬の骨かわからん奴に「僕は優秀です」ってアピールされても信ぴょう性ゼロなんだよな。つか、評価ってのは周りがするもんで、てめえでてめえのことをいくら良く評価したって意味ないって知ってる?それを客観的に見るために資格とか免許とかがあるのであって、それ以外は実際に会って話して見ないとわからんよね。人との距離感を判断する能力って、対人関係を重ねることでしか身につかないんじゃないのかなぁ。で、一番効率よく対人関係を重ねることが「遊ぶ」ってことじゃないかと思った次第。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:00:00 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=3848

2013年04月01日

都合のいい解釈

[これでいいのか]
身内に不幸があって更新が滞ってますよっと。

で、超久々に葬式なるものにずっぽりとはまったわけだが、あれこれしきたりみたいなものが多くて面倒だ。ま、仕方ないけど。そんなしきたり的なことなんて普通の人はほとんど知らない。そういう不都合なところを葬儀屋が補ってくれるわけで、そうやって葬儀屋は商売してる。それはそれで合理的な考えだよね。

その葬儀屋が話していたことでちょっと疑問があったので書いておく。

死んだ人の棺おけには三途の川を渡る渡し賃六文を渡してやるのだそうだが、それだけでは一文無しになるからすこしお金とかを入れてあの世に送り出すのだそうだ。で、あの世には両替とかがないから、あまりに大きなお金を持たせても不便だとかいう。そのくせ、あの世はとってもいいところで苦しみとか心配事とかがないとか・・・

うーん、まず、三途の川の渡し賃が六文で、持たせてやる金が現在の「円」って、思い切り矛盾してるだろ。「気持ちだろ」とかいうのであれば、別に思えばいいだけで入れる必要などない。そもそもあの世ではなーんの心配もないのであれば金なんていらねーはず。

葬儀の形とかも時代とともに変化している。古いやり方を守るのも大事かもしれないが、一番大事なのは送り出す人に踏ん切りをつけさせる儀式であるということじゃなかろうか。先祖を大事にするというのは、結局は今を大事にすることでしかない。死んだ人を大事にすることと生きている人が幸せになることにはなんら相関性はない。ましてや死後の世界など、あることさえ証明できない。確かなことは「死んだものは帰ってこない」ことだけだ。

哺乳類は一回に生む子供の数が少ないため、その子供を大切に育てるようにできている。それは種を守るために備わっている本能であるが、宗教なんてものはその本能とかをうまく使って都合のよい解釈をしているように過ぎないものと感じている。今回の葬儀屋の話を聞いて、ますますその思いが強くなった次第。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:00:00 - 3 コメント - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=3845

2013年03月04日

おくればせながらB787のバッテリーについて

[これでいいのか]
航空機関連の仕事をしていた人と話をしたとき、B787の話題が出た。俺がユアサのバッテリーについて聞くと、その人は「あれはフランスの会社がユアサのバッテリーを組み込んだユニットを作っているんだよね。」と言っていた。だから本来問題にされる会社はユアサではなく、そのユニットを設計制作した会社である。そもそもバッテリーなんて過剰な電流が流れたりしないと発火なんてそうそうするもんじゃない。だからバッテリー自体の問題というよりそれ以外に原因があるはずだ、と・・・

それだけでなく、そもそもB787はあちこちでユニットを作ってそれをアッセンブリして出来た機体で、問題が起きるとどこが悪いのかイマイチよくわからないらしい。昔は全て一貫して作っていたから問題が起きるとすぐに原因が解明できたが、あの機種はユニット自体が問題なのか、その制御系が問題なのか、はたまた他からの影響なのかなど、問題の切り分けが困難とのこと。だから今回の問題の解明と改善には暫く時間がかかるだろうと言っていた。

確かに言われてみれば、例えば買ったテレビがすぐ壊れたとした場合、テレビの液晶パネルがどのメーカーであろうとその責任はテレビを作ったメーカにある。その後でそのメーカーから部品メーカーに何らかのアレはあるだろうけど、それは表面には出てこないのが普通だ。だから今回の件もユアサのバッテリーを使ったパーツを作った方に責任があるのが当たり前で、なぜあそこまで大々的に「世界のユアサ」を叩くのか不思議である。多分叩き安かったんだろうなーと思っていたら、そんな記事を発見。

B787事故でLi電池正念場、ソニー他は事業統合へ…GSユアサはスケープゴート?(1/2) | ビジネスジャーナル

この中にこんな文面がある。
仏タレスは、GSユアサから納入されたリチウムイオン電池に独自の制御システムを組み込んでボーイングに納入している。電気系統を担当したのは仏タレスで補助動力装置は米プラット・アンド・ホイットニーが手掛けた。FAAは本来ならタレスに検査に入るべきところだが、いきなりGSユアサに疑惑の目を向けた。タレスはフランスを代表する航空宇宙・軍需関連企業だ。タレスに手を突っ込むと国際問題に発展し、フランスとの関係が悪化することを恐れた。その点、「GSユアサはスケープゴーとにしやすかった」と航空界ではみられている。
なるほどなー、である。いろいろな利害関係はあろうが、とばっちりを食らったユアサはたまったもんじゃないよな。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 23:00:00 - コメントなし - No Trackbacks - [この記事のみ表示]

このエントリのTrackBack URL
https://www.oyajiman.net/oyaji/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=3827

«Prev Next»