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2005年02月07日

ネズミ捕りに捕まった その2

[違反キップコレクター]
俺は数々の違反歴の中で、どちらかといえばネズミ捕りに捕まったという経験は少ない。その数少ない経験のひとつ。

NSR250Rを買って一週間も経っていない頃の話だ。まだ慣らし運転が終わっていなかったので、早く全開にしたい俺はその日もいそいそと慣らし運転に出かけた。

NSR250Rのようなレーサーレプリカに乗ったことのなる人ならわかっていただけるかと思うが、ああいった超前傾姿勢を強いられるバイクで法定速度を守って走るのは非常につらい。それにさすがレーサーレプリカというだけあって、100Km/h程度で走っても遅いバイクの60Km/hくらいにしか感じない。それくらい車体の剛性やサスペンション回りが違うのだ。

そのときも俺は6000rpm以下をキープして80Km/h程度で走っていた。はっきりいって寝てしまいそうなくらい退屈でたまらない速度である。ふと見ると、前方の空き地にパトカーが止まっている。その近辺にはレーダーらしきものはなかったので、特に気にすることなくパトカーの前を走り過ぎたのであるが…

しばらくするとそのパトカーが俺を追いかけてきたのだ。仕方ないので速度を落とし制限速度で走る。しばらくの間、俺はパトカーとランデブーしていたのだが、突然そのパトカーが俺を追い抜き俺を静止した。
「ん?俺?何かしたっけ?」

全く思い当たるフシのない俺は、よくわからないままパトカーの中へ入った。
「いやぁ、ずっと止まるように言ってたんですが、聞こえませんでした?」
「え?本当ですか?全然聞こえませんでした。」
「さっきあの県道で結構スピード出してましたよね。」
「え?そうですか?慣らし運転中なもので、そんなに出していませんよ。」
「いやぁ、車載レーダーにこのスピードがでたもんでね。」
「!?」

見るとそこには80Km/hと出ている。車載レーダーついているなんて全然気が付かなかった俺はあっけに取られ、しばし呆然とした。
「いやぁ、きちんとした格好で乗っていらっしゃるしあれなんですが、こちらも仕事なのでね。」

「慣らし運転で免停かよ。」俺は無性に腹が立ってきた。しかし今更嘆いても仕方がない。気を取り直して慣らし運転を続けたのであるが… 続く



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posted by oyajiman at 2005年02月07日 05:06:29



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