Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2014年08月11日

友人が遭遇した若者

[これでいいのか]
友人が飛行機内で遭遇した話。

友人が座席に着くと、搭乗口と反対側から同列の乗車客が現れた。その飛行機はそれほど大きくないので搭乗口は前方一カ所しかない。だから後方から乗客が来ることは有り得ない。多分トイレにでも行っていたのだろうと思ったのだが、なぜかタバコ臭い。今吸ってきたばかりの臭いがしたという。その乗客は二十歳前後の男で、まさに今時のチャラ男風。まさかと思ったが、そのタバコ臭は今吸ってきたと言わんばかりだ。

それだけならまだしも、CAに注意されるまでスマホを弄る。シートベルトはまともにしない。アナウンスの前にスマホを弄り始め、着陸態勢にはいり機内アナウンスで注意呼びかけがあっても弄ったままである。そして再びCAに注意される始末。言われなければそのままだっただろう。

こういう奴を見ていると、得も言われぬ情けなさに襲われるのはどうしてなんだろう。腹立たしさも確かにあるが、それより情けなくて仕方がない。どう育てればこういう人間になるのか。若い頃は粋がって規則を破るのがステータスみたいになる時期は確かにある。多分、そんな時期の若者に偶然遭遇しただけなんだろう。それでもこういう若者を見ていると情けなさと淋しさで一杯になってしまう、と、友人は言った。

年配者のワガママは目に余るし非常に腹立たしい。それは「この御人は、死ぬまでこのままなのだろう」という諦めの気持ちが怒りを呼び起こすからだ。しかし若者は違う。彼は親と友人に恵まれなかったのだろうか。俺のマンションにも未だにエレベーターホールに空き缶を捨てるやつがいる。きっと、空き缶を捨てる奴と友人が遭遇した奴は同類なんだろう。こんな人間が増えていった世の中を想像すると、とても恐ろしくなるのは俺だけだろうか。


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posted by oyajiman at 2014年08月11日 22:45:42



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