Linuxからアホ話まで、何でもありでござる
2010年06月26日
それを「厳しい」とは言わない
[つれづれなるままに]
先日、とある部署に用をすませに行くと、なんだか様子がおかしい。空気は重く、みんなの表情もさえない。どうやら会議でこっぴどくやられたらしい。その会議に出席する上位職者は相手を叩きまくるので有名だ。そういう仕事の進め方もあるのだろうが、なんだかなーである。
叩けば出来るようになるのだろうか。俺にはそうは思えない。ドリブルもおぼつかない奴に、明日までにリフティング100回出来るようになっておけ、と言っているように聞こえるのだ。その能力を見極めずに騒ぎ立てるのは、その人が今までよっぽど出来る人の中で仕事をしてきたか、実務経験が乏しいか、単なる口だけ野郎かのいずれかでしかない。そのどれであってもたいした人間ではないだろう。
部下に多少のストレスをかけるのは上位職者の大切な仕事のひとつだ。しかし、叩かれても出来る奴はその能力をもっていたからで、叩かれたから出来るようになったのではない。そんなのすこし考えれば分かりそうなものだが、早く結果を出したいのかとにかく騒ぐらしい。これを言っちゃおしまいなのだが、出来ない奴にやらせようとする方が馬鹿なのだ。それもやる気も出させず、とにかく厳しいことばかりを言うのは阿呆としか言いようがない。考えようによっては、自分の権力と優秀さアピールしたいだけに見えなくもない。というか、肩書がなくなったときに、だれも話を聞いてくれなくなるようではオシマイなような気がする。
ある意味、とても悲しい人間なんだろう。そんな人に叩かれる方も不幸だよなと心の友がつぶやいた。
posted by oyajiman at 2010年06月26日 23:00:00
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