さぁ今日は寒いけど雨も降らないみたいだし、いっちょ行くか。と、さっそうと出かけたのはよかったが、峠に入ったとたん雨。てめこのこんちくそーだ。マシンが濡れちゃったじゃないか。俺はマシンは濡らさないようにしてる。マシンが傷む一番の要因が「水」だからだ。だから雨の日は乗らないし、水をかけてのマシンの洗車もしない。大掃除の時は可能な限りパーツを外してウエスで拭き取る。汚れの激しいものは水か灯油で洗う。だからマシンにザバザバ水をかけたのは最初に買ったCBX400Fだけで、それ以降はやったことが無い。今日も帰ってきてから水を念入りに拭き取った。
さて、肝心のマシンだが、ぜんぜん体に馴染まない。体に馴染むといってもポジションとかの話ではなく、その操縦性だ。
カリカリに攻めるほど若くないから上っ面だけでも味わう程度でコーナーに突入していき、軽くブレーキング。軽く握ったはずが、スピードが落ちすぎてしまいブレーキリリースして再度アクセルを開ける。もうこの時点で「電車でGo!」でいえば「場内再加速で減点」だ。ダメすぎる。バイクの倒し込みは全く力は要らない。ちょっと重心を移動してやればスパっと倒れる。NSRやRVFも倒し込みは軽かったが、それよりさらに軽い。その上さほどバンクさせなくともぐんぐん旋回していくので、体が覚えているスピードだと全くバイクが倒れていない感じだ。これは重心の位置の差かもしれん。そしてバンク角は驚くほど深く、どんなスピードで曲がれるんだ?と逆に不安になる。立ち上がりは89’NSRに似ている感じで、パワーをかけると自然にバイクが起き上がってくる。
これらはタイヤが新しいというのも要因だろう。また、タイヤの性能なのかステアリングダンパーのおかげなのかわからないが、レコード盤道路でもさほどハンドリングに影響が出ないのには驚く。また、ガソリンタンクの位置のおかげか、ガソリンの量で操縦性がほとんど変わらないのもすごい。
ブレーキは強烈だしコーナーに「え?」みたいなスピードで入っていっても余裕で曲がっていくし、とにかく感覚がついていかない。超低速コーナーはアレとしても、中・低速コーナーはRVFより3割以上スピードを上げて進入しないとトラクションさえかからない感じがしないでもない。こりゃまずい。免許も体ももたないかもしれん。感覚としてピッタリきたのはタンデムしたときのタイミングだった。ということは、CBR600RRは以前のマシンを50kgくらい軽量化した感じってことになる。うーん、こりゃ慣れるまでしばらくかかりそうだな。
多分、私もそれのせいでCBR1000RRの方が乗りやすく感じられたのかもしれません。
リアサスのセッティングをいじってみたらどうでしょうかねぇ…?