Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2009年06月13日

限界を感じるとき

[つれづれなるままに]
このサイトを立ち上げて既に5年が経過した。サーバマシンも4代目である。最初はまさに6hotだったが、いつの間にかそこそこアクセスを稼げるようになった。牛歩ではあるが着実にアクセス数は伸びてきている。いろいろなツールやサービスで客観的にこのサイトがどのくらいの位置にいるのか調べてみると、国内では多分上位10%の中には入っている感じだ。いろいろなランキングでも1000番くらいにまでには入っていることが多いようだ。ここまでは順調にきた。しかし、ここから先はまさに断崖絶壁、急に難易度が上がるはずだ。

俺はアクセス数、特に一日のユニークアクセス者数をずっと気にしてきた。文章のみでどこまで通用するか試してみたかったし、その挑戦の結果を一番よく表すのがユニークアクセス者数ではないかと思ったからだ。力試しの意味でも大手無料ブログサービスは使わず自宅サーバにし、特段SEO対策もせず、TBもあまり送らずにやって来たつもりだ。

後ろを振り返ると「よくここまで来たなぁ」と思う。しかし、上を見ると果てしなく険しい道に見える。一歩一歩登ってきたがまだまだ頂上は果てしなく遠く高く、登っているのか落ちているのかさえわからなくなる。登るのも大変だが、登ったら登ったで落ちるときも速いに違いない。こういう現実を目の当たりにしたとき、人は限界を感じるのだろう。諦めと絶望と少しの希望が入り混じった感情に支配されてしまう。そして、いくらあがいても、その時点での自分の器以上の結果は最終的には出ないのである。

サイト運営は運営者の器が特に顕著に現れるのではないかと感じる。一日数万以上のアクセスを誇るサイトの運営者は素でも魅力的に違いない。その光り輝く部分がサイトの中にちりばめられ、その光が人を集めるのだろう。そんな気がしてならない。

自分のサイトは自分の器を図るにはもってこいのツールであり、限界を思い知らされる冷酷なセンサーであり、そしてその限界を越えていくための修行の場でもある。

だから俺は、後ろを振り返って「ここまできたんだ」と思うために、そして限界を感じつつもその限界を乗り越えるために今日もサイトを更新する。


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posted by oyajiman at 2009年06月13日 23:00:00



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