あんまりにも仕事したくないんで、チョッとサボり…
オイラがOS-9に手を出したのは、今からさかのぼること20年くらい前のこと。
もともとマイコンはFM-7が最初で、その前はカシオのポケコンを使ってた。
FM-7は本体+CRT+テープでスタートしたが、まったく満足できず、プリンタとFDDを購入、漢字ROMも追加、音声合成カードも買っちゃったもんだから、拡張スロットが足りなくなるというおろかな状態になった。
そこでそのころのOh!FMにのってた「フラットケーブルを改造して拡張スロット数を増やす」事にしたのであった。改造といってもめちゃくちゃ簡単で、フラットケーブルにコネクタをつけるだけなんだけどさ。
で、機能はいいが、外見は???となってしまった。だって、拡張ボードの基盤が丸見えなんだもの。
その後、やっぱり400ラインじゃなくちゃいやいやいや(今のディスプレイのVGAって640X480でしょ?FM-7は640X200だったのだ。ここに漢字表示させたことを想像してみな?漢字のフォントは16X16で、その他は8x8なんだよ?
こんな感じになっちゃうのだよ)となって、FM-77L4を買いましたとさ。
FM-77L4は、メモリも128KBもつんでいて、とても気分がよかった。しか~し、オイラはそこで運命の「OS-9」と出会ってしまう…
OS-9使ってみると、どうも7系ではイマイチしっくりこない感じがして不満ダラダラ(たらたらのもっと上)となっていったのは、至極当然のことといえよう > いえないよ、普通
そこで躍起になってFM-11を探した。もうそのころ11は販売中止になっていて中古しかない状態だったので、パソコン通信(300bpsだよ、信じられるかい?)からNiftyを駆使して、中古品を探しまくったところ、運良く1台見つかった。なんとまあ、それが本当の初期のFM-11で・・・
その後も探しまくったところ、今度はBSってタイプの奴が出てきた。
オイラはこの2台を分解し、一台にまとめ上げたのであった。筐体は初期11メイン基盤はBSのものを使い、メモリも初期11からはずしてつけた。面白そうだから、BSについていた8088カードはそのまま残した(でも、これはCP/Mを持っていなかったので、タダの飾となったのは言うまでもない)。
そして初期11から電源と2DFDDドライブをはずし、外付けドライブとして流用した。
FM-77L4と11をRS232Cで繋ぎ、ログインして遊んだりしてたなぁ。
いや、ホント面白いシステムになってました。
今みたいにソフトなんてそう売ってなかったから、必要なものはアセンブラとBasic09でぜ~んぶ作るわけだ。このBasic09、出来がよくて、今でこそエディタ、コンパイラ、デバッガなんて当り前だろうけど、そのモードが最初からあって、ソースを書いてコンパイルして使うわけだね。コンパイルといっても、現在のCのように完全なコンパイラではなくて、Iコードとか言う中間コードを作成するもんなんだけどね。
いまLinuxをあまり苦もなく使えるのは、全てOS-9のおかげです。