最近とみにエコエコやかましい。俺にはなにが「
エコロジー」なのかさっぱりわからない。環境に優しいとか良くいうが、どうなれば優しいと言うんだか全く理解できない。基準もないのによく「優しい」とか言えるもんだと感心する。
例えば、環境に優しいエネルギーとか言って「化石燃料」から「バイオエタノール」へ切替えるとか騒いでいる人達がいるようだが、「環境」に対する影響を小さくするためには「使わない」のが一番よろしい。この一番効果的な「使わない」という部分には全く触れず、今までどおりバカバカ使って利便性は確保したいけれど環境に対する影響は出来る限り小さくしたい、なんて虫のいい話が通るかバカ。
例えとしてはあまりふさわしくないかもしれないが、金が無い奴に車は買えない。車を使わない奴にはガソリンの高騰もバイオエタノールも全く関係ないのだ。本気で「エコ」を考えるのであれば、日が暮れたら活動しないとか石油燃料は販売しないとか、数世紀前の生活まで戻してしまうのが一番効果があるはず。だけどそんな状態にまで戻したくもないし戻れやない。
環境が破壊されバランスが狂う・・・見たいな話も良く聞く。これもものすごく誤解を招くいい方だ。氷河期など現在と大きく環境が違った状態でも、多分そのなかではきちんとバランスが取れていたはずである。つまり、環境が変化してもその変化に合わせてバランスを保っているだけなのだ。だからバランスが崩れているという表現はまったくもっておかしい。
二酸化炭素+温暖化だってそうだ。二酸化炭素がそこそこあって気温が上昇し、そこに水と日光と多少の養分があれば、それは植物にとって天国じゃないのか。植物が増えれば二酸化炭素は分解されて二酸化炭素は減るんじゃないのか?なんでそうならないのか、誰かわかるように説明してほしい。
この「エコ」なる言葉、いつぞやCMでさんざん耳にした「マイナスイオン」や「アルカリ食品」、「血液サラサラ」などと同じようニオイがする。この「エコ」や「環境」という言葉は、今や本来の目的を離れ宗教じみた世界的な怪しいビジネスのキーワードと化している。イラク侵略の失敗で、戦争による景気の活性化が図れなくなったアメリカの新たな経済戦略なんだろうな。