Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2007年06月05日

ブログにおける過度体裁愛好症について

[うんちくん]
みなさんは過度体裁愛好症を知っているだろうか。詳しくはユーザの過度体裁愛好症を読んでもらいたいのだけれど、要は情報の内容よりも出力帳票の体裁にこだわってしまう事をいう。この記事がアップされたのは2005年のことで、そのころはどちらかといえばビジネスの帳票についての話であった。俺もこの記事を2005年06月ころに知り、過度体裁愛好症なるエントリをアップしている。

世界のBlogの4割が集中していると言われる日本においては、この過度体裁愛好症を患っているBlogユーザが非常に多いように思う。MovableType、WordpressやNucleusなどのブログツールと比較しても、大手の無料ブログサービスは文字装飾関係に異常と思える程力を入れているようだ。それはそれなりのニーズがあるからに他ならない。

文字を大きくし目立つ色をつける。それはエントリにアクセントを付けるテクニックとしては有効であるが、多用するべきテクニックとは思えないのだがどうか。

CSS(Cascading Style Sheets)を使ってサイトを表示させる大きな理由はサイトに統一性をもたせるためなはずで、統一性を持たせるためにはフォントサイズ、フォントカラーなどの制限が必要不可欠である。それなのに嗚呼それなのにそれなのに、なぜそんなに色を使いサイズを変えたがるのか理解できない。

また、異様に感嘆符が多かったり「…」を多用して哀愁文体にしているサイトも多い。こういうサイトはなぜか異常に改行が多いという特徴も併せ持っているようである。また、こういうサイトのエントリは得てして内容も無いようだがそれにはあえて言及しない。改行が多い文章は読みにくくてしかたないのだが何故そんなに改行するのだろうか。

その上、ぐちゃぐちゃにバナーを貼りぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃにアフェリエイトを貼りぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃに「クリックしてね」ばかり書いてあるサイトは、「続きを読む」でクリックしなきゃ全てを読めないエントリがあるだけでもうんざりする俺の理解の範囲から完全に逸脱している。

いくら個人のブログが「俺様ブログ」であっても、もう少し冷静になって自分のサイトを見つめ直す事も必要なんじゃないかと思う。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2007年06月05日 08:05:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする