Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2007年04月23日

静的・動的生成タイプとSEO

[Nucleus]
ブログにはMovableTypeのような静的生成タイプと、このサイトで使っているNucleusや世界でもっとも使用されているといわれているWordpressのような動的生成タイプがあります。当然、ブログだけでなく、一般的な企業のHPなどにもこの2つがあります。

静的生成と動的生成のメリット・デメリットについてはいろいろなところで書かれていますので、改めてここで書く必要性はないかと思いますが、大きな違いとしては、動的生成はデータを入れた段階でサイトに反映されるということでしょう。

静的生成と動的生成の根本的な違いは、ページの生成までの手順の違いです。
静的生成(MovableTypeなど)
1、データを入力
2、DBにデータを格納
3、プログラムでDBからデータを取り出しながら、ブラウザで表示する形式に変換しファイルに出力(俗にいう再構築)

動的生成
1、データを入力
2、データをDBに格納
3、アクセスがあったときに、DBからデータを取り出しながらブラウザで表示する形式に変換
簡単にいうとこんな感じです。動的生成の場合は、サイトアクセス時にDBにアクセスしますので、当然DBに渡すパラメタが必要です。しつこいですが、その違いは生成までの手順です。

ですから、Blogn(ぶろぐん)を静的生成なブログにする方法にある
動的ページというのはファイルの後ろに、引数が付いたアドレスで表示されるページのこと。

  例) http://get.daa.jp/blog/index.php?c=2-1&page=2

ぶろぐんブログツール以外ではNucleusやジュゲムも同じ動的生成ブログです。
逆に、静的ページというのはファイルやフォルダで終わっていて引数がついていないページのこと。

  例) http://get.daa.jp/blog/c2-1page2.html

MovableTypeやライブドアブログ、シーサはこの静的生成ブログです。
という判断は、一概に出来ません。何故なら、既に.htaccessやApacheなどの設定ファイルで、さも静的生成のようなURLにしておきながら、内部でパラメタ変換しているところが結構あるからです。

また、上記サイトで
動的生成ブログはその再構築が必要ないので、動作は早くサーバーへの負担も軽くて済みます。
ただ問題なのがSEO的に若干弱い(検索エンジンに拾われ難い)という点。
なので、静的モドキなブログに改造してその弱い点を補っちゃおぅ というのがこのページの趣旨です。

これから説明する方法でぶろぐんをカスタマイズすると、
実際は動的に作動しているけれど見かけ上は静的ページっぽく偽装する事ができます。
検索ロボットには偽装しているか否かの判断はできないので、結果的に検索エンジンに拾われやすくなります。 (まぁ、本物の静的生成ブログに比べたら弱い部分はありますケド( ̄  ̄;)
とあります。ここのように、結構なところでSEO対策は静的生成が有利みたいに書かれていますが、ブログに限って言えば、現在の大手検索エンジンで静的生成と動的生成で拾われやすさが違うとは実感できません。逆に、ある友人のサイトでは静的生成と動的生成のブログツールを同居させているのですが、何故か圧倒的に動的生成のほうが拾われているのです。

アクセスされるサーバ側から見た相異点といえば、検索エンジンが拾っていく際、静的生成で作られたページは一度アクセスされたエントリに対し304(更新されていない)を返すことが多いのに対し、動的生成はいちいち律義にページを作っている(200のコードを返す)くらいのように思います。

建前を申せば、いくら検索エンジンに拾われようとも、アクセスしてもらわなければ意味がありませんから、なんだかんだ言っても重要なのは目を引くタイトル、そして最終的には内容ですよね、きっと。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2007年04月23日 08:23:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする

このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。