先日会社のPCにVineLinux4.0を入れてみたけど肝心のVMWareが動かず、VineLinx3.2に戻して我慢しようとしましたが、やはり一度触ったシステムには未練が残ります。よって3.2でも4.0に近いスタイルにまで3.2を持って行くことにしました。
4.0と3.2で見た目上大きく違うのは、なんといってもVLゴシックフォントファミリを標準フォントとして採用したことだと思います。なんつったってこんなに違う。
3.2標準sazanamiフォント
4.0標準VLフォント
やはり見ためだけもきれいなのがいいです。VineSeed にはこれを含んだ rpm パッケージが含まれているということで、VineSeedにあるTrueType-sazanami-2.2-0vl1.noarch.rpmを取って来てインストール。これでVLフォントが使えるようになりました。
次は日本語入力システムです。Cannaは変換効率は悪いし見た目もあまりよろしくないので、これもSCIM + Anthyに変更することに決定。ただ、やりかたが少しわからなかったので、
anthy+scimで日本語入力 (Vinelinux)を参考に(ってほぼそのまま)インストール。こちらもめでたく変更できました。よかったよかった。
で、一段落したかなーと思っていると、なんだか音がでないことに気がつきました。そういえばこのPC、以前も2.6のときは音が出たんだけど、3.1をクリーンインストールしたら音が出なくなったことを思い出しました。かといって2.6からインストールなんてアホくさいので、ここはサウンドシステムをalsaに変更することに決定。通常であればaptかsynapticあたりでalsaをインストール出来るはずなんですが、3.2はどういうわけかaptではインストールできません。ということで
alsa-driver-1.0.5a-0vl2.src.rpm
alsa-lib-1.0.5-0vl1.src.rpm
alsa-utils-1.0.5-0vl1.src.rpm
alsaconf-0.4.3b-0vl6.src.rpm
のSRPMファイルを持ってきてリビルドすることに決定。リビルドの順番は、alsa-driver-1.0.5a-0vl2.src.rpm->インストール、alsa-lib-1.0.5-0vl1.src.rpm->インストール、alsa-utils-1.0.5-0vl1.src.rpm->インストール、alsaconf-0.4.3b-0vl6.src.rpmだったかな。途中でなんだか足りないってでるので、こちらはaptでインストールして無事終了。後はalsaconfとやればOK。
そのあと/etc/modules.confのいままでのサウンドモジュールのオプションをコメントアウトか削除しておしまい。再起動すると、おお、ちゃんと音が出た。
あと、もうひとつ問題があって、フレームバッファが使えなくなっちゃったんだな。このPCはi810fbでフレームバッファが動くはずなんだけど、なんだか動かない。前はちゃんと動いたのに3.2をクリーンインストールしたら動かないとはこれいかに。ま、Xに入るまでの話なんでそんなにこだわることもないんだけど、以前できていま駄目ってのは気分悪いし…。ということで、kernel-sourceとmkkpkgを入れて、i810fbを組み込んだカーネルに再構築してみました。カーネルの再構築なんてひさびさ。なつかしいな。終わるまで2時間以上かかっちゃいました。
これは入れてみて駄間だったでは済まされないヤバさがあるので、いまだインストールしてませんけどね。