Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2005年04月27日

PL/BSも読めない馬鹿

[こんな仕事やってらんね]
P/L・B/Sは会社の業績を語る上でなくてはならない物だ。だが、あれはきちんと読める人とそうでない人では全く見方が変わってくる。

当り前の話で恐縮だが、P/LはProfit and Loss(損益計算書)のことで、ある一定期間の業績を示すものだ。また、B/SはBalance Sheet(貸借対照表)ことで、ある時点の資本の状態を輪切りにしたものと考えていい。

結局いずれもある時点、ある期間の会社の内容を数字で示したものなので、数字の推移を見なければ意味が無いものなのだ。単月のP/L・B/Sで一喜一憂していたって全く意味が無い。そのことをわかっている奴は少ないのではないのか。

どこかの経営者を見ていると、そのことを痛感させられる。単月での数字だけで一喜一憂している様を見ると、情けなくなってくる。そんな数字を読めない奴にP/L・B/Sを見せたって意味が無い。どちらかと言えば銀行もその傾向がある。出っ張った数字、それも単月の業績だけで大騒ぎする。

経営は重点だ。かけるところに金をかけ、必要の無いものは絞る。そうやって費用対効果を高くしていくのだ。まんべんなく出っ張りの無い数字で、将来が開けるわけが無いではないか。丸まった数字を求めれば縮小均衡になっていくのは当り前の話なのだ。

そんなこともわからず丸まった数字だけを求める経営者は、結局今何が会社の最重要命題であるかがわかっていないと言うことなのだ。それも数字の推移を見ず、単月の数字だけで一喜一憂するのは経営者として最も恥ずべき行為である事を自覚するべきである。


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posted by oyajiman at 2005年04月27日 09:16:00



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