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2017年04月30日

最近年寄りにうんざりしている人の話

[つれづれなるままに]
友人曰く、「もうジジイは隠居してほしいよな」。よく聞く話である。友人はこういう話をめったにしないのだが、その友人でさえ少々イラッとしている事があるらしい。

友人は某奉仕団体に加盟しているのだが、その団体は結成50年を越える歴史ある団体らしい。友人は「さぞしっかりと運営しているのだろう」と思っていたらしいのだが、入ってしばらくして、「この団体、ガラパゴスじゃん!」と思い始めたという。会報は未だに印刷物のみ、連絡も電話かFAX、当然HPも持たない。時代の変化を取り入れるどころか、頑なに昔のしきたりを守っている。当然会員数は減少の一途である。

会員数が減少すれば、運営する組織も縮小するのがごく当たり前。しかしその団体は組織の縮小など一切行われていない。当然会員一人にかかる負担は大きくなる一方である。それだけでなく、口だけ老人にやたらめったら気を使うのである。大先輩であるし、今まで団体を支えてきた人たちであるから無碍に扱うことはよろしくないのは理解できる。しかし、今までのやり方を変えたがらないことの弊害が多すぎるのも事実だ。主たる活動メンバーが活動しやすいようにすれば、会員増強にもつながるだろうし活発な活動をしてくれているメンバーがより力を発揮してもらえる環境になるはず。それなのに、いつまでも過去のしがらみ、それも、過去の人間が決めたルールに縛られている老人が多すぎるというのである。

そもそも、老人たちは仕事の第一線を離れ、時間的余裕がある。であれば、活動も時間的余裕がある人が主体となって行うべきであろう。体力的な問題はあるかもしれないが、槍もしないで「昔はこうだった」という話をされてもしらけるだけだ。そもそも団体の会費の大部分は活動費と銘打った飲み食いに消えている。団体の会費が、暇な老人の暇つぶしと飲み食いに使われているように見えて仕方がないらしいのである。

友人はその団体に自分から入りたくて入ったわけではなく、会社の付き合いで加盟している。だから余計あらが目立つのだろう。

時間と金の使い方にムダはないのかという視点が圧倒的に欠けているのだろうね、と友人は残念そうに話した。暇な人ってそんなもんじゃね?と俺は思ったが、あえて口には出さなかった。


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posted by oyajiman at 2017年04月30日 22:00:00



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