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2016年12月27日

ついに「3.1+5.9=9.0は間違い?」についての見解が示される

[つれづれなるままに]
先日の「林先生が驚く 初耳学」で、数学のノーベル賞ともいわれるフィールズ賞を受賞した京大特別教授 森先生から、3.1+5.9についての見解が示された。
その見解は
問題文に「より簡潔な記述で」などの記載があれば9が正しいが、そうでなければ9も9.0もどちらも正しい。(うろ覚え)
というものだった。更には、例えば縦3cm横8cm高さ5cmの直方体の体積を求めるのも、3x8x5でも8x3x5でもなんでもOKだと・・・そりゃそうだ。当たり前だのクラッカーだ。直方体の縦横高さなんて置き方次第で変わるんだから。というか、無重力状態の宇宙空間であれば、何を基準に縦横高さというのか。縦x横x高さに拘る人は、まずその見解を示して欲しい。やっと溜飲が下がったな。個人的には有効桁数とかの見地から、3.1+5.9=9.0が正解で、9は減点だけどな。世界的な数学者から、この問題に対する見解が述べられたことで、判断基準が明確になったといっていいだろう。

こういう権威のある人から見解がなければウヤムヤのままというのが日本らしいなぁと思う。

低学年の算数だからいいじゃないか、とか言ってはいけない。それを基礎として数学が学ばれるのであるから、その基礎が腐っていると知識の構造物が傾いたり倒れたりする。とんちクイズやひっかけ問題レベルのことを学校の先生が推奨しちゃだめだろ。

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posted by oyajiman at 2016年12月27日 02:00:00



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