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2016年02月20日

マイナス金利で個人向けのカードローンがますます出回る

[つれづれなるままに]
最近個人向けのカードローンの宣伝が多くなったと思っている人はいないだろうか。個人向けと言っても今までの消費者金融じゃなく、普通の銀行が宣伝し始めている。

バブルの頃は、銀行に口座を作ると自動的に50万くらいまで借り入れできるようになったりしたけれど、そういうのは今ではとんと見ない。しかし、この低金利というか、ついに来たマイナス金利で銀行もなりふり構っていられないというところかもしれん。消費者金融がやっていた「審査不要」みたいな文字がどんどん踊り始めている。

こういうのってあると確かに便利で、いざというときにしっかり役に立つ。ただ、一回借りてしまうと心理的なしきい値が一気に下がってしまい、ちょっとしたことでも借りてしまうようになるので注意。気が付くと結構な額になっているだろう。で、金利を見るとぶったまげるから。年利12%とかだと借りてすぐ返すと本当に少ない金利で済むけれど、2年借りたら都合24%だから。3年で36%、4年で48%にもなる。例えば100万円借りたとして、これを毎月2万づつ返すとすれば返済まで30回払うはめになって、返済額は120万円弱ね。毎月20万円÷30回≒6,667円くらいが金利になる。いやぁ、銀行ボロ儲け。こりゃ強力に販売をすすめますよ、ええ。

これを元手にして・・・とかも無理だから。ここまでの利率をカバーできる商売なんてそうそうあるもんじゃない。やったとしても銀行のために稼いでいるようなもの。「転ばぬ先の杖」としての意味はあるけれど、使わないに越したことはない。

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posted by oyajiman at 2016年02月20日 22:00:00



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