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2015年03月21日

これって捕鯨を毛嫌いするのに似てね?

[つれづれなるままに]
先日、漢方の「熊の胆のう」について書かれているエントリを見た。リンクは貼らないが、簡単にいえば、熊の胆のうの採取方法が残酷だから買うのを止めるべし、という内容だ。正式には熊の胆汁じゃないのか?と思うのだが、まあいい。生きたまま麻酔もせずにカテーテルを挿入され、採取されるらしい。まぁ大変。で、中にはあまりの苦痛に、自ら命を絶つ熊もいるそうだ。

おいおいチョット待て。人間以外で自ら命を絶つ動物などいるのか?うさぎは寂しくなると死ぬとかアホなデマを信じこんでいる奴も多いので、こういう話題もカプッと食いつきやすいのかもしれんが、自殺というのは種を滅ぼす行為なので、生物にとっては基本ありえない行動だ。

確かにかわいそうといえなくはない。じゃあ、あっさり殺される鳥とか豚とか牛とかはどうなんだ?屠殺場での豚の断末魔の叫びを聞いたことがあるか?昔は家にいるニワトリを殺して食った。首を折られて殺されるニワトリの暴れ方を知っているか?殺すというのは大変なことだ。と言っても、必需品と嗜好的な意味合いが強いものとに分けられるかもしれん。だが、長年苦しめるくらいだったら熊を殺して胆のうを採取したほうがいいという理論も成り立つ。そうすれば熊は絶滅するかもしれん。

この種の話は、捕鯨はよくないというたぐいと極めて同じレベルに感じる。というか、熊の胆のうと同じ成分を科学的に合成して販売すればいいだけじゃねーのとか思う。とはいうものの、現在の方法の方がコスト的に有利なんだろうな。ただそれだけ。胆汁採集で生きている人もいるってことだよ。こういう話題は、得てしてやっている人に恨みつらみが集中してしまうことは忘れちゃならないよね。

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posted by oyajiman at 2015年03月21日 21:03:00



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