マシンテストのニュースを見ていて、しばらくは完走さえ無理なんじゃねーの?と思っていたマクラーレン・ホンダだが、初戦で早くも完走した模様。
Honda | オーストラリアグランプリ 決勝レポート
いろいろな情報を漁ると、このエンジンはどうも熱対策が不足しているらしい。シーズン中にエンジンは4機しか使えないため、かなりデチューンして望んでいるとのことだ。
ホンダ、信頼性のためにパワーユニットをデチューン 【 F1-Gate.com】
パワーのホンダなので、圧倒的なパワーを見せるのは時間の問題だろうとは思っているが、今回の完走を見る限りではその時期は予想より早く訪れそうな気がする。ホンダがF1から退いてから早7年。その間にマシンはどんどん進化している。足を止めればすぐに追いつかれてしまうシビアな世界で、7年のブランクはあまりにも大きい。しかし、とりあえず初戦から完走出来たのはすごいの一言だ。
運動エネルギー回生システム、熱エネルギー回生システム、そしてターボ。こういう高いハードルはホンダが最も得意とするものだと思う。ハードルが高ければ高いほど力を発揮するメーカー、それがホンダだと信じている。圧倒的なパワーをもう一度見せて欲しい。