俺はジブリ作品のほとんどが嫌いだ。面白いなと思ったのは、「火垂るの墓」と「千と千尋」くらい。あとはほとんどストーリーがメチャクチャで矛盾だらけですっと落ちてこないものばかり。あんなに行き当たりばったりの作品が世に平気で出てきて、その上ヒットまでしちゃう意味がわからない。なんでやねん。
とか思っていたらこんな記事が。
「ジブリ作品の結末は、つくった本人さえ知らない」 鈴木敏夫氏が語る、宮﨑駿の”異才” | ログミー[o_O]
おいおい、これじゃ支離滅裂になるのがあたりまえじゃないか。「結末を考えずに書き進めるから、宮崎アニメのスリルが生まれる」なんて書いてあるけど、そんな作り方をしてとりあえず世に出し、それを「すごい」と言うのはどうも納得出来ない。自分で進めるゲームとかならいざしらず、とりあえずは作品の世界に身を任せるしかない映画でそれはないんじゃないの?とマジで思う。即興で作ったものがそれなりのクオリティというのは確かにすごいかもしれんが、俺はやだねそんなの。やっぱり映画とかは「伏線」が楽しさの一つであって、途中で「ああ、アレかぁ」とか思えないんじゃク○ープのないコーヒーみたいなもんだろ。
ずーっと続けられるマンガの連載ならいざしらず、2時間程度に話をぎゅーっとまとめる映画で、その手法は反則どころか絶対にやっちゃいけないことのような気がする。創作演劇じゃないんだからさ。いや、見る度に話が違うならいいよ。そうじゃないじゃんか。解釈の方法で見方は変わることはあっても、映像はいつでも同じだ。それなのに結末を考えずに書き進めるなんてあり得んよ。書いたあとできちんと調整してんのか?してないだろ?だからあんな終わり方なんだろ?
ほんと嫌になっちゃうね。ますますジブリを見る気がなくなったよ。