さて、とある事情で4000Kmも走っていないのにS20からS20EVOに履き替えることになってしまった俺。S20は4000Km弱で6分山程度だったので、最後まで使えば10000Km位は持ったかもしれん。今となっては推測でしかないけれど。
さて、そのS20EVOだが、乗った感じはS20とは結構違う。80Kmくらい走ったあたりから急激にグリップ感が出てくるのは一緒だが、そのグリップ感に大きな違いがあった。写真は200Kmくらい走ったS20EVO。
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まずフロント。フロントはS20よりかなりグリップするように感じた。単なるフィーリングかもしれんが、食いつきがかなり良くなった感じ。それでいてハンドリングが重くなるということはない。ケースの剛性が上がったというのはこんな感じなのかな?と思う。とにかくグリップしながら良く転がる感じ。
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リアは全く滑る感じがしない。どんなに倒しても恐怖感がなく、逆にヤバい感じ。リアは3LCから5LCになっているようで、サイドがよりグリップするコンパウンドになっているのかもしれん。写真のサイドの部分をみるとなんとなくわかるが、明らかに違う素材を使っている模様。S20もああいう部分はあったが、その巾が明らかに大きくなっている。
グリップ、倒しやすさは明らかにS20より向上している。ただ、グリップが上がったせいか、レイングルーブでのハンドルの取られ具合はS20より少々大きくなった。S20もかなり好みのタイヤだったのだが、S20EVOはそのかなり上をいく感じだ。この出来であれば、わざわざ冒険せずに次もこのタイヤで行こうか、と思わせてくれる。これでライフが10000km近かったら次もこれで決定だろうな。