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2014年01月27日

人生は短く儚いと思った話

[つれづれなるままに]
あの波平さんの声優さんが死んだらしい。
声優の永井一郎さんが死去、「サザエさん」波平役
サザエさんといえば波平さんである。波平さんのあの声を知らない人はいるのだろうか。御年82歳とは言え、突然の訃報に驚くばかりだ。

俺の親父も先は長くないと言われていたが、最後にそばにいたおふくろによると、ちょっと目を離した隙にあっさりと息を引き取っていたらしい。ほんの数分の出来事で、死に目にさえ立ち会えなかったと言っていた。

俺の知人はつい先日人の死に遭遇してしまったという。その人はある会合で突然倒れ、そのまま救急車で搬送されたらしい。次の日確認したら、「亡くなりました」と言われ驚いたという。倒れた時点でほぼ即死状態だったらしい。それまで元気にしていたのに、その人はもうこの世にはいない。

波平さんも俺の親父も、知人の知り合いも、その肉声は二度と聞くことは出来ない。かくも儚く散るものとは・・・。年を重ねるごとにその儚さ、短さを痛感する。突然に失った家族の悲しみは幾許か、察するに余りある。若いころには気が付かなかった悲しみや諦めがそこにはあり、えも言われぬ思いがめぐり言葉が出ない。

残されたものは故人を偲び、存命中の笑顔を思い出し悲しむとともに、良き思い出をもらったことで自分を慰めるしかない。

俺は自分が死んだ時に、誰かにいい思い出を残してあげられるのだろうか。

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posted by oyajiman at 2014年01月27日 23:34:47



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