MotoGP14戦第14戦 アラゴンGPでは、MotoGPルーキーのマルケスが6勝目をあげた。ポイントランキングでも2位のロレンゾとの差を39ポイントと広げ、ルーキーでのワールドチャンピオンにまた一歩近づいた。残りは4戦、このペースで行くと、16戦のオーストラリアか17戦のもてぎでチャンピオンが決まるかもしれない。
驚くべき速さだ。ペドロサとの絡みで大きくタイムロスしたにもかかわらず、残り9ラップでトップを奪いそのままゴール。今回はペドロサもついに本調子に戻ったように見えたが残念な結果に終わってしまった。
レースはロレンゾがスタートダッシュで引き離すが、中盤あたりからマルケスとペドロサが追い上げるいつもの展開。大抵の場合、中盤辺りで追い付き始めるとHONDA有利、差が縮まらないとロレンゾ逃げ切りとなる。ここ数レースはマルケスとペドロサが抜きつ抜かれつというシーンが結構ありハラハラしたが、今回はついにやっちゃったという感じ。ペドロサはよく乗れているように見えたので本当に残念だ。これでペドロサはワールドチャンピオンからかなり遠ざかってしまった。ここからはリタイヤした奴が落ちていく展開になるはずで、これからも目が離せない。
それにしてもマルケスは他のライダーからも可愛がられているように見える。レース終了後に他のライダーがやけに祝福していて面白い。憎めない奴なんだろうねwww