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2013年10月02日

安くてそれなりの物を食う権利はないの?

[だめだこりゃ]
TPP関連の農家の主張がまったく同意できなくて萎える: やまもといちろうBLOG(ブログ)

極貧やニートにとっては、米は高くて食えなくなっているという現実 | 大石哲之のノマド研究所

他の企業とかはそれなりに競争にさらされているのに、なぜか農業だけはやたらめったら保護されているのは本当に不思議。これは第一次産業従事者が集票マシンと化している上にJAなどの利権が絡んでいるからにほかならない。ごく一部の人たちの為に高いもの食わされているということ。

それをいうと、だいたい「安全性は?」とか「農家は死んでもいいのか?」とかの話になってしまうが、それとて既得権を取り上げられるのが嫌で騒いでいるとしか見えない。生産効率を上げるなんて話はどこ吹く風で、安全で安いものを提供するという工夫は全くない。いや、一部の農家はかなり努力していると思う。高品質でそれなりの値段のものを出そうと頑張っている。だけど実際小規模の稲作農家はほとんどが兼業だ。これはなぜかというと、他に仕事が出来るくらい暇があるからなんだと。忙しいのは田植えと稲刈りの時期だけで、あとは農薬まいておけばいいんだとさ。それと比較して野菜や酪農などは手間暇がかかるので兼業は出来ないらしい。その分身入りもそこそこなんだと。つまり、農業も楽していると儲からないらしい。そんな状態で補助金じゃぶじゃぶではどうしようもなくなって当然。

そんな状態のくせに、農産物としての米は保護するけれど半加工品としての米、例えば冷凍チャーハンとかそんな奴はかなり安く輸入できる。だけど元々の米が高いから市場に出回っている海外加工の冷凍チャーハンなんかはそんなに安くない。そこそこの値段でも競争力があるんだから安くする必要ないもんね。

というか、米の消費量が落ちているのはやっぱり高いからじゃなかろうか。米を炊くのも多少は手間だけど、コンビニのおにぎりの需要を見ても米を食わなくなったわけじゃない。主食というのはそれなりにリーズナブルな価格でないと主食って言わないんじゃないかなぁと思う。とりあえず米と味噌と醤油さえあれば・・・って昔は言われたもんだ。今じゃもっと安いのがあるから、その一つの候補でしか米は上がってこない。言い方は悪いが、片手間で作っているんだったらもっと安くなってしかるべきだろ。まぁ「手間暇を農薬などで補っているのでコストはかかっているんだ!」と言われたらそれまでだけどね。

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posted by oyajiman at 2013年10月02日 02:02:00



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