先日会社のPCに
MS Office2013を入れる機会があった。
このヴァージョンからだと思うが、インストール方法がメディアインストールからダウンロード・インストールに変わったようだ。まぁ時代の流れだよねってところだろう。
しかしこのインストールがよろしくない。
インストール手順の案内サイトがよくわからないのである。最初にやることは
マイ・アカウントページの作成らしいのだが、手っ取り早くインストールしたい人は真っ先に
インストールをクリックするだろう。で、このページにはその前段階についてのリンクなどがわかりにくくて路頭に迷う。今どき「こちら」にリンクを張るサイトも珍しいだろ。ここで挫けてはインストールが出来ないので、その文脈からしか判断できない小さくて目立たない同じ言葉のリンクをたどってマイ・アカウントページ作成のページに行く。
そこでも、このページは単なるマイアカウントページを作成するためのガイドなのか、それともそのままマイ・アカウントページが作成できるのかが分からず軽いめまいを覚える。相変わらず肝心なリンクは「こちら」に貼ってあって泣けた。
ここで俺は罠にハマる。何にも考えずに
「プロダクトキー」の 入力からアカウント作成とやったらプロダクトキーが記録されていないのだ。マイアカウントページを作成してインストールしようとしても「インストール」というボタンが出てこないのである。なんでやねん。あれこれやりながら、再度「プロダクトキー」の 入力を行ってみたらやっと出てきた。どこかで間違ったのかもしれんが、これがデフォだったら普通の人はかなり面食らうはずだ。サイトの作りをもう少しわかりやすくして欲しいもんだ。後戻りさせんなって。サイトの作りから言ったら最低レベルだよね。わかりにくさではトップクラスだけど。
ここまで来たならその後はサクサク進むだろう・・・と思ったのは甘い考えだった。ここからが拷問の本番だったのだ。ダウンロードがとにかく遅い。今どきダウンロードでここまでストレスを与えてくれるサイトも珍しい。早くても30分、あるPCなどはダウンロードが途中で止まり、いつの間にかスリープモードに入っていてインストールに失敗しまくる始末。ふざけんなよMS。WindowsUpdateのダウンロードも半端なく遅いが、Officeインストールもまさにあのレベルかそれ以下だ。
ついでに、違うアカウントではあるが、数ヶ月マイ・アカウントページにアクセスしていなかったらメールや電話で認証を求められた。おいおい、いつでも自分の環境を持ち歩いているわけじゃないんだよ。メールとか会社でしか見られない時なんかどうするんだっツーの。
MS社って、あるところから進歩がなくなっているよなぁ。一時期のIBMと重なって見えるよ。オンラインに軸足を移すなら、使っていてストレスが溜まらない環境をまず構築すべき。既に「MSオワタ」なのかもしれんね。