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2013年05月01日

海渡るぞー その4 素敵な歓迎

[Bike!Bike!Bike!]


支笏湖でUターンして札幌に向かったが、風はより冷たくなり雲行きはますます怪しくなっていった。うろ覚えの地形では、苫小牧から札幌の間に大きな峠のようなものはないはず。なのに、どんよりどよどよとした雲がかかっている。ということは、この状態が札幌まで続く可能性が高いってことだ。

雨だけは振らないでほしいなーという淡い期待は、苫小牧を抜けてすぐに裏切られた。しばらくの間は路面は濡れていなかったが、途中からは完全に雨。泣ける。北海道は歓迎してくれていないのかなぁ。

進むにつれ雨はますますひどく、風もこれでもかというくらい吹き始めた。とある交差点で停まった時など、突風で倒されそうになった。こんな気象条件でバイクに乗るのは今まででも数えるほどしか無い。フェリーなどの予約も直前まで待って、天候が崩れないかも、という日を狙って予約したのになんたるちあである。気温は低いし風も強いし雨も降っている。久々にクラッチを握る手の感覚が鈍くなって驚いた。途中でガソリンを入れたけど、グローブが取れないしはめられなくて泣けた。

それでも距離にしたら60Kmも無いので、とりあえず我慢して部屋までたどり着く。便所に言ってチ○コの縮み具合にワロタ。よっぽど寒かったんだろうな。

マシンをそのままにしておくのも気が引けたので、とりあえず汚れを落とした。びっくりしたのがその汚れ具合。本州ではまずありえないような汚れ方だ。冬のあいだに道路に撒かれる滑り止めがあちこちに飛散して悲惨な状況になっている。その砂のような状態のやつがネジ山などに入り込んで、ネジ自体が見えなくなるほどだ。たった60Kmくらいで、マシンが一気に古くなった感じ。次に本格的に走る前にはコイン洗車場に行って洗わんとヤバイね。

北海道では春先の雨の日は絶対にマシンに乗らないほうがいいね。まじめにトンデモ無いから。

とりあえず「海渡るぞー」はこれでオシマイ。次からは「北の大地の峠を探して○○里」かな? じゃあの。


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posted by oyajiman at 2013年05月01日 23:00:00



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