先日、福岡市の禁酒令についてのニュースを見た。
ちょっと驚いたのが市役所周辺の飲食店へのインタビュー。売上が対前年で25%も落ちたらしい。以前もこういうことがあった。市民オンブズマンが大活躍したあたりだ。この時は最終的にはほとんど都市で公務員が公費での飲食が大きく制限されたが、この年の夜の繁華街はさんさんたるものだったのを記憶している。
日本の公務員は400万人くらいらしい。人口のたった4%である。就業者数は大体6500万人、雇用者数は5500万人くらいのようだ。これから考えると、夜の街に繰り出せるであろう人のうちで公務員の占める割合は6%~7%となる。そのたった7%程度の人間が金を使わなくなっただけで飲食店の売上が大きくダウンするとはどういうことなのか。
ホテルや小料理屋とかでの公務員の会合は非常に多いらしい。いまでこそ公費というのは少なくなったが、それでも一般企業に比べると会合の数ははるかに多いという。
裏金積立だかなんだか知らないが、とにかく金はあるようなのである。自分の金だからいいじゃないかとも思うが、もう一方では「その給料は税金だよね」と思わなくもない。当然その恩恵を授かる人もいるが、ほとんどの人は関係ない話である。
それだけでなく酒の飲み方もかなりひどいと聞く。ぜひ一度ビデオとかでとっておいて役所のHPとかで流してほしいと思う。公僕なんだからいいだろそれくらい。