Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2004年11月23日

有志による再建計画

[だめだこりゃ株式会社]
だめだこりゃ社の業績は一向に改善しなかった。事業所の閉鎖などで収入の落ち込みがひどく、改善はしているものの数字になっては現れてこない。

俺はある人からのアドバイスをもらい、独自に再建計画を作成し始めた。外的要因により事業所閉鎖が続くだめだこりゃ社であったが、その流れの中で座して死を待つのだけは避けたかった。大規模な事業規模縮小による収益体質を改善する。それが独自計画の柱だ。

収益体質を改善した上でなければ法的な手段(民事再生法など)は難しい。法的手段を用いると銀行との取引は停止となる。給料や仕入など大きく金が動く時、自前で金を持っていなくてはならないのだ。その金を捻出するにはとにかく金を貯めなければならない。それも金融機関にばれないように貯めなければならないのだから大変である。金を貯めるには儲けを増やして金を残すしかないのである。潰れそうな会社に金を貸す人はいないのだ。

俺が独自計画を作成し終わったのは昨年10月のことだった。俺はその資料を社長に見せ、この資料を持ってメインバンクと話し合いを持って欲しいと言った。

社長はその計画自体には難色を示さなかったが、銀行出身の取締役に相談すべきだと言い始めた。それでは本末転倒である。俺は「金融機関がダメだから独自に作成したのだ。金融機関と張り合う腹がなくては何もすすまない。ここは代表権を持つ社長の決断で決めて欲しい。」と詰め寄った。

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2004年11月23日 15:52:08



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする