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2012年01月30日

保険とか年金とかに過度の期待をしても無駄だよな

[だめだこりゃ]
保険とか年金とか、もしかしたら多くの人が預かった金をきちんと貯めているなんて思っているんじゃないだろうか。保険とか年金とかにやたらめったら期待する人を見るたびそう思う。だがそれは大きな勘違いだ。

保険や年金は集めた金を運用して利ざやを稼ぐのが一般的だろうから、集めた金を寝かせておくことは大きな損失である。だから集めた金はすぐ運用してしまう。年金機構なんてその最たる例で、その金を使って多数の無駄な箱物が作られたのはご承知の通り。極論してしまえば、保険や年金なんて自転車操業に近いものなのだ。

銀行も同じで、あまりに自転車操業だと危ないから自己資本比率が云々という通達が出るのである。このあたりは退職金引当金とか賞与引当金とかに似ていて、帳簿上は載っていても実際にキャッシュがあるわけではないのと同じだ。預かった金の一部しかキャッシュがないから銀行では取り付け騒ぎとかが起こるのだ。

だから保険や年金なんて信用してはいけないと思っている。胴元がルールを変えれば掛金や支払額はすぐ変わるだろうし、実際かなりの頻度で変わっている。また、長きに渡って今の利率などが保証されるわけでもない。そもそも潰れりゃオシマイである。今無理して払って胴元を喜ばせてハイサヨナラってことも無いとは言い切れない。

現金がなくて苦労している人間に限って保険が好きなような気がする。本当に金がある人や企業では保険を一切使わない所があるという。事故が起こったりしたときは、その都度現金で対処したほうが安上がりだというのである。保険に過度の期待をする人は、今苦労しても後で楽できると思っているのだろう。だか、その金はかなりの部分がドブに捨てたようなものであることを気がついていない。嘘だと思ったら支払った金と戻ってきた金を単純に比較してみれば良い。医療保険などはその最たる例かもしれん。たまたま入院して保険金が出て喜ぶ姿は、パチンコ中毒の人間が「今日は勝ったぜ」と喜んでいる姿とダブって見える、といったら言い過ぎだろうか。

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posted by oyajiman at 2012年01月30日 23:00:00



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