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2011年03月24日

脳内創作妄想劇場「やはり原子力は金になる」

[だめだこりゃ]
その日、盗電の勝玉会長は頭を抱えていた。頭痛の種はもちろん福嶌第一原子力発電所事故だ。早い段階で政治・マスコミに手を回したので、被害を少ないように見せることにはある程度成功している。アメリカ空軍のもつ無人偵察機「グローバルホーク」の情報の流出も止められた。しかし、ネットが発達してしまった今、客観的なデータの流出はどうしても止められない。データ量が増えれば、現在発電所がどのような状況下にあるのかが判明してしまう。

実際、状況は芳しくなかった。原子炉は冷却不足で内部圧力が限界値近くまで増加、ベント措置にて対応せざるを得ない状況が続いているし、炉内の温度も設計温度の302度をこえたままだ。勝玉は苛立っていた。ベント措置で対応すると各地にある放射線測定機の値がすぐに上がる。その情報は放射性物質の拡散と同じようなスピードでネットを通じて瞬く間に拡散してしまう。どうにかして情報を止めてしまいたいのだがどうにもならないのだ。

もうひとつの苛立ちは、被曝者等に対しての補償だ。避難勧告が出された住民だけでも51000人以上いる。その他にも放射性物質で出荷停止になった農家や都内の水道水から放射性物質が検出されるなど、影響を受けた人を数え上げたらキリがない。その賠償額は企業の存続に関わるほどになるのは間違いないのだ。なんで俺の時に・・・勝玉は自分の運の悪さを呪った。しかし、何がなんでも原資は確保しなければならないことだけは紛れもない事実である。

勝玉は管総理に「どうにかならないか」と迫った。管も今までの恩義があるので無碍には出来ない。管は自分のブレーンに対策を練らせた。

しばらくしてまとめられたシナリオはこうだ。「円高ならびに株安などの経済不安を安定させるという名目で、日銀から大量の資金供給を行う。その資金は保険会社等で大量に引き受ける。盗電は従業員を現地に多数送り込むことで被曝という事実を作り、保険金をタンマリせしめる。その保険金の大部分を補償に回す。不足分は『天災』だからという理由で国が肩代わりする。」

管が3月15日早朝に東京電力本店に乗り込み、「撤退などありえない。覚悟を決めて下さい」とまくし立てたのはこういうシナリオに基づいての事だ。

以上、脳内創作妄想劇場でした。

[3月25日追記] こんなの創作じゃなくて妄想だろというご意見が・・・たしかに妄想なのでタイトル変更しました。3/20に放射性物質を含んだ雨にうたれたようなのでSAN値が下がっているのでしょうwww


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posted by oyajiman at 2011年03月24日 23:00:00



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