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2010年10月14日

ザック監督に期待は膨らむ一方だ

[決めてくれ~~]
ご承知のとおり、12日の日韓戦はお互い一歩も譲らずスコアレスドローで終了した。点数は入らなかったが、緊迫した素晴らしい試合だった。そりゃそうだ。ワールドカップのベスト16に入った国の戦いだもの、そんなおかしな試合になる訳がない。すごいよな。アジアのお隣り同士がベスト16なんて、数年前には想像も出来なかったことだ。(日韓ワールドカップは別物)

そんな感慨に浸りながら、ザック監督が代表をどのように進化させてくれるのか楽しみで仕方が無くなった。オシムも戦術には長けていた監督で、そのエッセンスを注入された代表は見るものの期待を大きく膨らませてくれていたが、ザック監督はオシム以上に戦術オタクだと聞く。明確な指示、筋道が通った効果的な決め事、そして高度な戦術。いずれもオシムとトルシエ以外では見ることが出来なかったことだ。比較的技術に優れ敏捷性に富みよく走る我らが代表に、一番不足していたのが「戦術」や「ゲームプラン」だったのかもしれない。その知恵を少し授かっただけで、我らが代表は今までと全く違うチームになってしまった。今やっているサッカーは世界の強豪国のサッカーそのものだ。全体が調和して動き、そして無駄なボール運びは極端に少なくなった。そしてチャンスと見るや猛然と相手に襲い掛かる。すごい。すごすぎる。たった2試合でここまで変わるものなのだろうか。

最初は?だった今野のセンターバックも、いつの間にか今野がカンナバロみたいに見えてくるから不思議だ。そしてなにより驚きなのが、選手交代の失敗がほとんど見られないことだ。これまでは選手交代によって(悪い意味で)チームががらりと変わってしまうことが非常に多かった。しかしザック監督は違う。交代選手は確実に機能し崩れかけている部分をしっかりと補うため、チーム力が全く落ちないのだ。これはある意味驚異である。先発メンバーも違うし交代要員も違うのに、チームには穴もなく交代による綻びもできない。真面目で器用でクレバーな日本人は日本製品の品質の高さで世界を唸らせた。サッカーでもその品質の高さで世界を唸らせる日が来るような気がする。

原さんはとんでもなく日本にマッチした監督を連れて来てくれたのかもしれんな。

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posted by oyajiman at 2010年10月14日 23:00:00



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