Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2010年03月22日

それってどんなギャグ?

[だめだこりゃ]
3月20日は地下鉄サリン事件が起こった日ということで、TVでもオウム真理教関連のニュースが多かった。世界的にも例を見ない凶悪なテロ事件であったにも関わらず未だに裁判が続いているようだ。以前どこかで誰かが「この事件は遅くとも5年以内に国としての結論(要は刑の確定)を出さないと、日本はテロ容認国家として世界中の笑いものになる」と言うのを聞いたことがあるが、既に笑いものの域を通り越して忘れ去られているのがすごい。

最近は旧オウム真理教であるアレフに、再び松本被告を崇拝する動きが出てきているようだが、まぁ、こんなご時世だから引っかかる奴も出てきて当然かもしれん。あぶないあぶないと言っていると本当に危なくなったりするから注意が必要だ。

さて、ここからが本題。いろいろなニュースの中で、久々に上祐史浩を見た。相変わらず「ああいえば上祐」みたいだが、インタビューの中で「麻原のような『負け組』を叩いていると、そのうち私たちのような『勝ち組』に反撃してくる」みたいなことを述べていた。うろ覚えなのでちょっと違うかもしれんが、自分のことを「勝ち組」と言っていたのだけは確かだ。

俺はこれを聞いて「え?上祐って勝ち組だったんだ。」と真面目に思った。彼の今の状態がどうなのかは知らない。しかし、彼のような生き方を「勝ち組」というのなら、勝ち組になんてなりたくないと思う人の方が多いのではないか。それでも勝ち組と言えるのだろうか。それよりなにより、自分を「勝ち組」と断言できるのがすごい。彼が「負け組」と称した麻原だが、そういう麻原の下で活動していたのは彼自身であるし、その当時は麻原が彼よりも「勝ち組」であったはずだ。

コイツは誰と比べて「勝ち組」と判断しているんだろうね?と不思議に思った一幕。



ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2010年03月22日 23:00:00



コメント

クロヒバ

見ました、これ。自分もホントそう思いました。
「負け組みが」「コンプレックスが」と散々麻原をまるで見下すように
批判し、更に「勝ち組」である自分達が負け組みを大事にしてやんなきゃいけない
みたいな発言があり、こんな人格の人が宗教やってんのか、と思いました。

話はずれますが、2chで「何で日本は宗教嫌いなんだろうね?」的な話があったそうなんですが、
このオウム真理教や、その他の宗教(名前は伏せます)からの迷惑を被ってるからじゃないかと思います。
真っ当にやっている方々も居ますが、宗教にかこつけて迷惑な事されてはそれは嫌になるかなと。
あくまでネットでのことなので、宗教などがほんとに嫌われているかも事実かどうか分かりませんが。
2010年04月06日 20:38:17

oyajiman

日本人には「八百万の神」がいますから、別に唯一無二の何かを神格化する必要がないんじゃないかなーと思うことがあります。この「八百万の神」を信ずる民族だから、ありとあらゆるものを飲み込んでここまでこれたようにも思えます。

「八百万の神」を信じる者はお互いを認めて融合できますが、何かを唯一無二とする者は排除が基本なのかもしれませんね。
2010年04月07日 00:20:20

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする