Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2010年02月23日

地球温暖化と二酸化炭素濃度

[うんちくん]
以前、とある湖の近くにあった村が一夜にして全滅したという番組を見た。村人はなぜ死んだのかというと、その湖の湖水が保有していた二酸化炭素がある原因で一気に放出されたことによるものらしい。簡単に言えば、湖から放出された二酸化炭素で中毒になって全滅したのだ。調べてみると、カメルーンのニオス湖で1986年に起きた事らしい。なぜ二酸化炭素が大量に放出されたのかは未だに解明されていないようだが、崖崩れがきっかけになったらしいと言われている。

この湖は深くなればなるほど水温が低いようだ。ご存知のとおり、水は温度を下げ高い圧力を加えれて静かに置いておけば多くの二酸化炭素を保持する性質を持っている。その逆に、温めて攪拌したり、何らかの触媒的なものを入れると一気に二酸化炭素を放出する。それは炭酸飲料を飲むと胃袋の中で炭酸水が温められたり攪拌されたりして炭酸水から二酸化炭素が放出され、それがゲップとなって出てくることからも実感できる。

で、この番組を見ながら、ふと「こっちの方が影響大じゃね?」と思った。全くもって根拠も何にもない話だが、空気中の二酸化炭素濃度を左右しているのは、この「水に解けた二酸化炭素量」ではないかと思ったのだ。二酸化炭素が温暖化を促進しているのではなく、何らかの原因(主に太陽の活動)で海水の温度が上がった結果、海水が保持していた二酸化炭素が放出され濃度が上がったのではないか。

卵が先か鶏が先かみたいな話だが、氷河期は地球に大きな隕石がぶつかったときにまきあげられた粉塵で太陽光が遮られたため起こったというのが現在の定説だ。そのくらい太陽のエネルギーはものすごい。

気温がなにに影響されるのかを体感できるのは「放射冷却現象」ではないかと思う。雲一つない晴天の夜は、この放射冷却現象でとても冷える。この例だけで考えると、熱を逃すか逃さないかは二酸化炭素よりも雲(水蒸気)や粉塵の影響が大きいのではないかと思えてしまう。だから、俺はたいした根拠もないが地球温暖化には懐疑的だし、温室効果ガス削減の効果も全くもって信用していない。所詮ビジネスにうまく使われているだけだろ、あれ。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2010年02月23日 23:00:00



コメント

結構楽しんでます

すごい災害があるもんですね。湖のゲップで村人が死んだって、衝動買いの月賦で首が回らないぼくちゃんと比べものにならない災害だ。
わたしもエセエコ論者が嫌いですが、先日、レジ袋削減のポスターをみて、レジ袋に使用されている石油の量って、年間の消費されている石油の何%なんだろうって思いました。1%か2%程度ならエコバッグ持ち歩くより、暖機運転を1分短くするとかしたほうが、よっぽど効果が大きそう。まぁ、エコバッグ持ち歩いている気持ちが大事なんでしょうが・・・
「みんながたばこをやめたら、二酸化炭素排出量が××t減ります」とか、訳のわからないエコもいいかも?! 愛煙家さん、ごめんなさい。
2010年02月24日 08:25:07

oyajiman

「エコと動○愛○団○はちょっとね」って思います。牛や豚や鶏やカンガルーは良くても○はダメとかマグロはダメでもサンマやイワシはOKとか、マジ意味わかんね。

温暖化で言えば、砂漠化が進むと温暖化も進まなくなるらしいです。だけど、誰も「温暖化抑制のため砂漠化すべし」とは言いません。不思議ですね。
2010年02月24日 18:42:52

また五郎

あれはスゴイ事故でしたね。あちこちブリスター(かさぶた)の
傷だらけの死体がゴロゴロ転がってましたね。
深い眠りにつくとできるそうな。
牛なんかもバッタバタ転がってました。
異様な糞息でしたよ。
今ぢゃあんな光景テレビに映さないんだよね。
てか最近のテレビってインパクトが薄いような。
全部トーンダウンしちゃってます。
もう10年位見てませんがね。
2010年08月29日 20:29:07

oyajiman

>また五郎さん
おー、深い眠りにつくとブリスターが出来るんですか。知りませんでした。俺があの事故を知ったのは数年前のとある番組で、そのときは確かに衝撃的な映像は無かったように記憶しています。当時の報道を見てみたかったですね。
2010年09月04日 23:27:59

トラックバック

トラックバック
札幌生活
09年の二酸化炭素濃度は過去最高: 気象庁は09年の二酸化炭素濃度が過去最高となったと発表した。しかし、コンスタントに上昇する二酸化炭素濃度と比べ気温はそうななっていない。もうそろそろ温暖化の原因が二酸化炭素とするなら、明確な観測結果を出してもらいたいものだ。
2010/05/15 15:03
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする