Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2009年08月29日

人を見る目

[つれづれなるままに]
俺のBOSSは業界では結構有名な人だ。かなり有名なんだから、それなりに自慢したり高飛車でもいいはずだし分相応に威張ってもおかしくないのだが、通常はまったくそんな素振りは見せない。かと言って必要以上に下手に出るわけでもないので、パッと見た目と少々話しただけくらいでは少し態度のデカいオヤジにしか見えない。

このBOSS、思ったことは言葉を選びつつもぶっきらぼうに口にすることも多いし、ダメなことは超ハッキリ「ダメ」と強く嗜めるので反感をもたれることもある。上に立つ人間なんて嫌われてなんぼみたいなところもあるので、反感を持つやつが出るのは当たり前のことだ。

このBOSSのことを知っている人はいいのだが、まったく知らない人がこのBOSSと接すると非常に面白いことが起こる。

あるとき、このBOSSの部下として配属された人間がいた。彼もまた業界では少々名前の通った人物らしいのだが、どうもBOSSのことは知らなかったらしい。だから最初はBOSSの第一印象とBOSSに反感をもった人間の話を真に受け、少々バカにしたような態度を取っていたようだ。それがある時、人づてにBOSSがどういう人物か知ったらしい。その後の彼の態度の変化は見事と表現するしか無いくらいであった。手のひらを返すとはこういうことを言うんだろう。あまりにその姿が可哀想だったので、BOSSに「もう少し威張ってください。」とお願いしたくらいだ。

人の話やちょっとした言葉づかいなどはあくまで参考データである。その人の経歴、バックグラウンドなどもそうだ。そのようなデータを参照しながら、その人の本質を捕らえないと恥をかいたり不利益を被ったりしてしまう。人の意見に惑わされず自分で確かめられる目を持ちたいと思うが、それは経験値と感受性に大きく左右されるんだろうなぁ。



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posted by oyajiman at 2009年08月29日 23:00:00



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