Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2009年06月19日

CPUクーラーを交換してみた その2

[DIYする?]
CPUクーラーを交換してみた その1の続き

チップセットのヒートシンクを付け直したら動作は一気に安定した。CPUの温度を調べてみると、アイドル時で42℃程度のようだ。せっかく付けたんだから、このCPUクーラーの性能を調べてみよう。

ということでオーバークロック開始。AMD OverDriveで自動設定させてみると、2666MHzを越えたあたりで落ち着いた。当たり前だが、ベースクロックが上がるにつれCPU温度も次第に上昇していく。それでも60℃までは上がらなかったのだが、その状態でケースを開けてみると今までに比べてかなり熱がこもっている。CPUクーラーの放熱能力が高いのだろう。このままではケースの中に熱がこもってしまい、CPUのみならずグラボや電源、HDにもよろしくない。ケースファンの排気能力を上げてやらないといけない。

ということでケースファンも風量の大きい奴に交換。購入したのはKAZE-JYUNIの1200rpm。ノイズは24.00dBAでまぁ普通でも風量は68.54CFMと回転数・ノイズの割には大きい。うるさくないか心配だったが静かだったので安心した。

このFANをつけて再度オーバークロックに挑戦。このCPUはBlack Editionなので、今度はベースクロックを定格に戻して倍率を上げて見る。14倍の2800MHzあたりまでは余裕綽々で、安定テストでもCPU温度は55℃くらいまでしか上がらなかった。調子に乗って14.5倍の2900MHzで1時間安定テストをしてみる。今度は少々温度が上がったが、それでも60℃前後をうろうろしている。あとちょっと何かすれば、3GHz稼動も可能だろう。

[拡大]

それにしてもPhenom9950は思ったより発熱しないようだ。以前使っていたAthlon64X2 5600+はクロックが2800MHzで、Phenom9950の定格2600MHzより高いクロックで動作する。その影響もあってか、Athlon64X2 5600+はアイドルでもさほど下がらず常時50~60℃で動いていたように記憶している。リテールのCPUクーラーの性能もあるのだろうが、Athlon64X2 5600+はCPUクーラーがいつでも熱かった。Phenom9950を使ったときに最初に感じたのが「思ったより熱くならないな」であったが、オーバークロックの温度上昇を見てもPhenom9950はそんなに熱くならないようだ。Phenom最速のPhenom X4 9950 BEの性能はダテじゃない?!という記事をみても同じような結果が出ている。

Phenom9950でこのくらいオーバークロックできるのであれば、PhenomⅡはもう少し期待できるかもしれない。「Phenom II X4 955 Black Edition」はSocket AM3の性能を引き出せるか?を見る限りでは、定格+リテールCPUクーラーで高負荷時でも51℃程度にしか上がらないようだ。性能のいいCPUクーラーをつければ4MHz近くまで行くかも知れん。値段が下がるか金が溜まったら買いだな、これは。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2009年06月19日 23:00:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする