SpamTBとNiftyの対応 その1
SpamTBとNiftyの対応 その2 の続き
上記エントリもまたまた
駄文にゅうすさんに取り上げてもらって、いや、その、こんなの取り上げる程の話かしらんなどと思いつつ顔はニヤケている俺だがそれがなにか。
さて、この話もこれでおしまいにしとこう。前回はSpamTBの痕跡らしきものを@nifty カスタマーサービスデスクに送ったらとんちんかんな答えが返ってきて┐(´O`)┌になったまでの話だった。その後、ちょっと嫌味っぽくこんなメールも送ってみた。
ご連絡の件について(受付番号:iab_** ***) への返信です。
先にログはお送りしておりますので今回は送りませんが、TB内容には言及リンクが含まれていないため、スパムチェックにてはじかれているのでわかりません。といっても、送信先URLをRSSリーダなどで見れば内容はほぼわかるのではないかと思います。
また、IPアドレスについてはURL逆引きすればわかることなので付けませんでしたが、 app.cocolog-nifty.comは210.131.5.22で、これはTB送信用ではないかと思います。また、*****.cocolog-nifty.comは全て202.248.89.71です。
要は「御社のサービスを使って、使い捨てパスワードのようにエントリがひとつだけのBlogを立ち上げ、そこから一回だけSpamTBを送ってくる人がいるみたいですよ。」ということを伝えたかっただけです。
お手数をおかけして申し訳ありませんでした。
まぁ、はっきり言えば「自分の管理しているサイトのIPアドレスも判らないあんぽんたんなキミたちに言った俺が馬鹿だったね、ゴメンよ。」という事なんだが、ついカッとなって返信した。反省はしていない。つか、nslookupとかで調べるとこれしか判らないんだもの、こっちからはこれ以上調べよう無いじゃん。だから相談してんのに、ダメ過ぎ。
そしたらまたまた返信がきた。
@nifty(アット・ニフティ)にご連絡いただき、ありがとうございます。@niftyカスタマーサービスデスク**です。
ご連絡の件については、これまでお客様よりいただいた情報をもとに弊社で詳細を確認させていただきます。@nifty会員規約、ココログ利用規約に反する行為が確認できた場合は、規約に基づき、対応を検討させていただきます。
※対応後の報告は行っておりません。ご了承ください。
今後も同様の行為を確認された場合は、ログ情報等の該当行為を確認できる情報をお書き添えの上、ご連絡いただけますと幸いです。
ご連絡いただきありがとうございました。
TB: SpamTBとNiftyの対応 その2 - 曇り空と今いるとこでも指摘されているが、この一連のメールはほぼテンプレートだと思う。以前ODNにADSLのリンク切れについて質問したとき(
その1、
その2、
その3)もこうだった。ただ、@Niftyはcocologの有名blog出版のときとかサービスの改善とかとかとかでその対応が槍玉に挙げられたことがあったせいか、同じテンプレートでもODNよりは誠意があるように読める文章になっているのは素晴らしい。
テンプレートでの返信で、テンプレートであると思わせないための一つのテクニックが「担当名を入れる」という事だろう。しかし、所詮テンプレート、最初はいいが2回3回とやりとりすれば「まともに読んでいない」こと、「内容が理解できていない」こと、さらには「担当のスキルが低い」ことさえ判ってしまう。相手が技術に疎い人ならごまかせても、少々知識がある人には「バカにすんなよ」みたいなところもあるのが残念である。
コスト的に見合わないのはよくわかるが、FAQ的な対応から個別対応に切替えるポイントを間違えると取り返しの付かないことになったりするのではないかと、ひとごとながら心配してしまう。なぜなら、そのポイントは経験と勘によるところがおおきく、今の段階では真摯な直接応対でしか養えないものだからだ。時代の流れと言われればそれまでだが、システムに合わせられる人だけではないのもまた事実だ。