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2007年08月07日

オバタリアンハラスメントについて

[だめだこりゃ]
しばらく前に帰宅途中の電車で遭遇した話。

帰りの電車のなかでボケーっとしていると、ホームを歩く体格の良い3人のおば(ぁ)ちゃんグループに目が止まった。そのおば(ぁ)ちゃん達は外見だけ言えばほぼ「森三中」なのであるが、年齢は「今いくよくるよ」より上と思われ、その上、その一人のファッションは黒のキャミソール(こんなやつ)と来ており、絶句ならびにあこりゃこりゃである。

すごいなぁと感心しきりであったが、なんとその3人組、俺の乗っている車両に乗ってくるではないか。この未知の物体(UMO)に不意に接近された俺は、得体の知れない恐怖に襲われ2、3歩後ずさりしてしまった。恐る恐る見ると、迫力満点である上にその異様さは異彩を放っている。見ただけで言葉を失ってしまうようなその姿はその周囲の者にとっては一種の虐待であり、俺はこれをオバハラ(オバタリアンハラスメント、正確にはババァハラスメントかもしれん)と命名した。決してオハラショウスケとかおらは汁ハラスメントではないので悪しからず。

その3人組、お約束のように声もデカい。自分達は小声で話しているつもりなのだろうが、その会話は回りには筒抜けである。
おば(ぁ)ちゃんA「家に電話するべ。」
おば(ぁ)ちゃんB「電車で携帯はだめだべさ。」
おば(ぁ)ちゃんC「家に電話してなにすんの?」
おば(ぁ)ちゃんA「だって、こんなに遅くなったら恐いべさ。迎えにきてもらうんだぁ。」
ひそひそ声で筒抜けの会話に、為す術も無くヒットポイントを奪われる俺。そのときは確かに22時を回っていた。確かにうら若き乙女には少々危険な時間かもしれない。だが、このおば(ぁ)ちゃんたちには是非いちど鏡を見ることを心からお薦めしたい。どうすれば危ないと思えるのか、小一時間問い詰めたい。そして、聞きたくもない会話を聞かされ、見たくもない肌を見せられる。これをハラスメントと言わずして何というのだ。

そうこうしているうちに、おば(ぁ)ちゃんAはすみっこの方に行って携帯で家に連絡をとりはじめたようだ。小声のつもりでも、その声がはっきり聞こえるのはどういうことだ。なにか変な術でも使っているのだろうか。小童に「電車で携帯使うな!」と意気込んで注意する親父が彼女には注意しないのは、とても理不尽であると思う。

交渉の結果、どうやら家人がこのおば(ぁ)ちゃんを迎えにきてくれることになったようだ。
おば(ぁ)ちゃんB「いやー、やさしいごどー」
おば(ぁ)ちゃんA「したって、あそこ暗くて恐いんだぁ」
いや、多分家人はあなたが恐いのだ。恐いのは暗がりじゃないですからと一人突っ込みを入れる俺。それにしても、他人が暗がりで遭遇したら心拍数が200近くまで上がること間違いなしなのに、何という言いぐさであろうか。身の程を知るべしという言葉が喉元まで出かかったのだが、恐怖で言葉にならなかった。

「いつまでたっても女性はか弱い生き物なんだねということでひとつよろしく」と話を終えて良いものか、今でも俺は悩んでいる。



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posted by oyajiman at 2007年08月07日 01:48:07



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